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以前の記事 に書いたように、私の所属するオケの今年12月定演では、アッパート博士が我々のために書いた新曲"Nara Variations"を世界初演する予定です。この度、そのスコアとパート譜が漸く出版され、私の元に送られてきました。 アッパート氏は、当合奏団に献呈した自作「エレジー」を客演指揮するために今年1月来日されました。演奏会後のセレモニーでは彼は「3本締め」のリズムを初めて耳にします。そして翌日、氏は私たちの案内で奈良の神社仏閣を廻りました。そのような出来事が作曲家としての彼をインスパイアし、ある曲の構想が奈良のホテルの一室でできあがりました。それは米国帰国後5ヶ月で"Nara Variations"という弦楽のための変奏曲に纏まりました。 スコアを読みますと、これまでの彼の作風を継承するネオ・ロマンティックのスタイルで、「3本締め」のリズムの上に奈良の印象を示すエキゾチックなメロディーに加え、彼が長年温めていたという弦楽四重奏のロック調のモチーフが見事に調和し融合していきます。 来月のオケの練習での音出しが楽しみです。 友人から要望がありましたので、今年1月のアッパート氏の奈良の休日の写真を再掲します。 定演後ホテルでディナー 左からアッパート氏、次男akio, jack 下高畑のバス停前蕎麦屋「観」で昼食 左からアッパート氏、naoko, ayako Dr. Donald Appert 氏略歴 ニューイングランド音楽院にて音楽修士号を、カンザス大学にてDMA(音楽芸術博士号)を取得。リッカルド・ムーティに指揮法を師事。現在米国ワシントン州クラークカレッジの音楽学部主任教授、同オーケストラの音楽監督、オレゴン州オレゴン・シンフォニエッタオーケストラ音楽監督。米国・欧州各地で客演指揮し、各紙で「優雅で気品溢れる演奏」「本来の豊かな旋律を最も効果的に表現」「新鮮で詩的な響き」「真摯で慎重な精確さ」などと好評を得る。2006年11月米国にて五嶋龍氏と共演。2007年は日本に加え、トルコ、ルーマニア、イタリア、エルサルバドルでも客演指揮。 また作曲面でも高い評価を得ており、2005年に「エレジー」、2006年に「Prism(プリズム)」の欧州における演奏活動に対しASCAP(アスキャップ、米国作曲家・作家・出版者協会)からASCAPLUS Award(全米作曲賞)を受賞。氏の作品のほとんどは出版されており、その多くは Dr. Donald Appert 氏のウェブサイト で聞くことができる。 |
プライベート、健康
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私的な事。
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(ファン限定解除しました。写真は一部削除しました。) 私が日本で所属するオケの12月定演でアッパート博士が我々のために作曲した新曲"Nara Variations"を世界初演することになりました。氏の当オケへの献呈作品は「エレジー」に続き2作目となります。尚、「エレジー」は私が米国赴任を終えて帰国する時にアッパート氏に作曲を依頼したもので、2001年神戸で世界初演されました。また2005年には米国でASCAPLUS賞を受賞しております(後述)。 「エレジー」初演ライブ録音 を追加しました。 "Nara Varietions"は表題の通り奈良に関係しております。氏が今年1月に自作「エレジー」の指揮のために客演した時の日本での印象を変奏曲に纏めてあります。 演奏会の翌日、氏は私たちの案内で奈良の神社仏閣を廻りました。そして次の日、帰国の日の朝、見送りのためにホテルを訪れるとなにやらメモを取り出して私に見せるのです。あるリズムが書かれており、いくつかの譜面のスケッチがありました。 そのリズムとはセレモニーの中締めで行われる「1本締め」でした。実は我々の演奏会の打ち上げの締めでも「5本締め」を行いました。そのリズムと昨日の奈良の風情に触発され、ホテルの一室で作曲をはじめたそうです。彼は大学での教職のほか欧米各地での客演指揮などで多忙を極めており、作曲の時間がとれなかったのですが、久々の休日でインスピレーションが沸き着手できたとのことです。空港バスの中、関空のラウンジ、機中でも作曲を続け、帰国するまでに100小節くらいまで書けたそうです。 その後休みの日など時間を見つけて書き足してついにそれが完成しました。楽譜は出版社に出稿中でスコアとパート譜は来月末までには送られてくる予定ですが、それに先立ち、先日演奏会のDVDとともにMIDI演奏版が送られてきました。オーケストレイションが分からないので細かいニュアンスまでは把握できませんが、これまでの彼の作風を継承するネオ・クラシカルで奈良の印象がエキゾチックに綴られています。 今日は、アッパート氏が日本でどのような休日を過ごしたかを写真にてご紹介します。 演奏会も終わりホットしたところで、宿泊中の神戸のホテルへ戻りました。次男がそのホテルに勤めていた関係で角部屋の2部屋ぶち抜きのスイートがとれて、彼もご満悦でした。小腹が空いたというのでホテル内の鉄板焼きで遅い夕食を摂りました。 [[写真削除]] 左からアッパート氏、次男, jack 猿沢の池を散策し、下高畑のバス停前の有名な蕎麦屋「観」で昼食。 [[写真削除]] 観定食1550円は外人受けします。 もちろ大仏さんも。拝観しました。 夕食は奈良の梁山泊本店。ここは会社現役時代に海外からのお客さんをよくお連れしたところ。掘りごたつ形式に足を伸ばせて特に外人に喜ばれます。 [[写真削除]] 左からnaoko, 友人、jack、アッパート氏。この写真以前アップしましたが、最近のファン登録された方のために再掲です。 以上がアッパート氏の奈良の休日でした。この印象が"Nara Variations"でどのような響きになるか楽しみです。 Dr. Donald Appert 氏略歴
ニューイングランド音楽院にて音楽修士号を、カンザス大学にてDMA(音楽芸術博士号)を取得。リッカルド・ムーティに指揮法を師事。現在米国ワシントン州クラークカレッジの音楽学部主任教授、同オーケストラの音楽監督、オレゴン州オレゴン・シンフォニエッタオーケストラ音楽監督。米国・欧州各地で客演指揮し、各紙で「優雅で気品溢れる演奏」「本来の豊かな旋律を最も効果的に表現」「新鮮で詩的な響き」「真摯で慎重な精確さ」などと好評を得る。2006年11月米国にて五嶋龍氏と共演。2007年は日本に加え、トルコ、ルーマニア、イタリア、エルサルバドルでも客演指揮予定。 また作曲面でも高い評価を得ており、2005年に「エレジー」、2006年に「Prism(プリズム)」の欧州における演奏活動に対しASCAP(アスキャップ、米国作曲家・作家・出版者協会)からASCAPLUS Award(全米作曲賞)を受賞。氏の作品のほとんどは出版されており、その多くは Dr. Donald Appert 氏のウェブサイト で聞くことができる。 |
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週末は○十年振りの遠足で信濃まで行ってきました。小学校6年生のクラス会の話です。クラス会は隔年の秋に母校のある神戸で開催され、恩師を含め毎回15名程度が集まります。今日はその番外編で同級生K君が経営する信州・信濃・黒姫高原にある ペンション まで足を伸ばします。 午前9時に大阪のとある駅に集合、途中、長野駅へ立ち寄り、千葉からはるばる新幹線でやってきたFさんをピックアップし、86歳になるB先生含め総勢7名になりました。悲しい知らせはこの遠足に参加することを楽しみにしていた同級生H君のお母さんが3日前に亡くなったこと。ご冥福をお祈り致します。我々の親の年齢は90歳前後になります。もと宝ジェンヌで今も歌手のMさんや、市役所嘱託のY氏など、仕事の都合などでこれなかった人が多くて残念。ピアノ弾きのH君は先月の 新大阪でのミニコンサート へ駆けつけてくれ、黒姫高原で私のヴァイオリンとで場を盛り上げようと話していたのですが、車中でその知らせを聞きがっかりです。 午後4時前にペンションへ到着し、K君と2匹の犬の歓迎を受けます。K君は30年ほど前に一念発起しペンションを始めましたので再会はその時以来です。 暖炉のある吹き抜けのホール 客室総数8室、収容30名の家庭的雰囲気のペンションです。今日の宿泊は我々だけでしたので全員が個室、ツインルームのシングルユースとなりました。 http://jackviolin1945.awk.jp/155_5522.JPG ここはかつて冬のスキー客で賑わったエリアですが、最近はスキー人気も下火でスキー客は20年前の1/3までに減ったそうです。大浴場もありますが、夕食まで時間があるので、車で10分程の池の平温泉へ出かけました。 白ワインで乾杯、K君の奥さまの手作り料理は食べきれないくらいのヴォリュームです。特に美味しかった料理を紹介します。 デザートはイチゴシャーベット、場所を食卓から暖炉のある吹き抜けホールへ変えます。5月も中旬というのに薪の暖炉は信州黒姫高原ならではの風情です。 http://jackviolin1945.awk.jp/155_5544.JPG ここでヴァイオリン演奏。無伴奏でクライスラー作曲「愛の喜び」と「愛の悲しみ」を弾きました。ここではリコーダ、ヴォーカル、弦四などのサロンコンサートが時々行われるそうで、音響と雰囲気は抜群でした。演奏はアルコールが入っていたので満足いくものではありませんでしたが余興としては「ま、いっか」でした。 86歳のB先生も大分アルコールが回って饒舌になり、話は若いときに軍隊で10数名の同僚が戦艦大和で戦死した話から小学校教員、教頭、校長、教育委員会時代の話などの昔話に時の経つのを忘れました。10時頃B先生の大あくびで解散、私も失礼しました。ずっとサーブしてくれたマスターのK君夫妻はこれからが食事、ありがとうございました。 妙見山(2454m)がすぐそば。 朝食もヴォリュームたっぷり。手作りのリンゴジャムを添えたパンにハム・エッグ、新鮮野菜サラダにコーヒー、紅茶、牛乳、リンゴジュースでした。 2泊以上する宿泊客には朝食・夕食とも日替わりだそうです。また、顧客メモをつけていて、いつも異なる料理でもてなしするそうです。ここにもこだわりが感じられます。 新緑に映える五重の塔 皆さんは名神から中国道神戸北まで直行のため、私は名古屋の手前の瑞浪ICからJR瑞浪駅まで送って貰い、セントラルライナー、新幹線、京都から近鉄特急を乗り継いで帰宅しました。午後7時、近鉄の駅には丁度東大寺の 伊藤ルミ-ミハル・カニュカ デュオリサイタル を聴いてきた同居人Nが待っておりました。私はこの遠足があったため聴きに行けなかったのです。リサイタルの話は別途記事にします。
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この写真は主宰者が公表するまではファン限定となっております。プロが含まれますので肖像権にご注意下さい。ダウンロード、転載は禁止です。 コンマスはjack、トップサイドはプロオケの1st-Vnist、2Pult Outは主宰者 Inは音大生でした。チェロのトップは音大生、トップサイドは同居人Nです。コントラバスは全員が音大生またはプロでした。曲は「チャイコフスキーのピアノと弦楽のためのアレグロ」です。残念ながらピアノの置き方の関係(演奏重視)でピアニストは足しか写っておりません。 ラフォルジュルネ公式ページに掲載された 紹介記事 「既成の楽器編成にとらわれず、持てる技術で音楽作りの楽しみを味わう」という趣旨で行われているオフィスN(チューリッヒ・東京、主宰・河村典子)の室内楽ワークショップの参加者を中心とした、デュオから室内オーケストラ編成のさまざまな組み合わせによるプログラムを持つ室内楽演奏グループ。
レソナンツ(ドイツ語で「共鳴」)という名の示すとおり、10代から60代の、プロ・音楽学生・音楽指導者・アマチュア音楽家、がひとつになり室内楽の楽しみを追求。 伝統的な室内楽のレパートリーと並んで、聴衆の意表をつきながらも説得力のある新鮮な響きを生み出す背景には、講師陣の実践にもとづく構想・構成(選曲・編曲を含む)の力がある。 この創意工夫の精神に基づく、演奏者それぞれの自発的な音楽作りへの意欲が生命力と喜びをともなう響きとなって、聴衆の心へ届くに違いない。」 |
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虚像だけでは誤解を招くかもしれないので、ブログ登場人物の実像をファン限定・期間限定でアップします。 昨年の米国友人向けクリスマスカードに使った写真です。オレゴンのワイナリー試飲室でのスナップ。 左が同居人N,中jack、右は娘のY (削除しました) 最近のカルテットメンバー 左からJim, jack, N, Diane (削除しました) Clark カレッジ音楽学部主任教授 Don アパートさんの奈良の休日。 jackはアルコールが入るとめがねをはずす癖があります。 左からN, A, jack, Don (削除しました)
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