jack のヴァイオリン練習室

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ワークショップ・マスタークラス

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受講・聴講したマスタークラス、プライヴェート・レッスン、ワークショップの記録です。プライヴァシー保護のためファン限定記事が多いです。
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その1 https://blogs.yahoo.co.jp/jack_violin1945/37025997.html からの続きです。

探鳥

今回は探鳥用のズーム付きカメラを持っていきました。朝の散歩でカワラヒワ、ホオジロ、シジュウカラに逢いました。
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受講生コンサート

受講生コンサートは合宿所敷地内の 友愛ホール で三日目と最終日の2回に分けて行われました。私は3曲に出演しました。
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シューベルト ピアノトリオB-dur
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シューベルト 弦楽四重奏「ロザムンデ」(2ndVn担当)
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メンデルスゾーン シンフォニア10番(コンマス担当)
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コンサート終了後は各講師先生方から個別にそれぞれのレベルに応じた講評・アドヴァイスを頂きます。私も課題山積、宿題を沢山頂きました。次回のワークショップまでに何らかの答えを見出すべく頑張りたいと思います。

帰路は名古屋にて一泊


ワークショップは正午に解散となりました。昼食は駅前の 腸詰屋 でロースハムサンド。
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浅間山が綺麗です。
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ツルヤ で買い物。
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途中梓川SA等で2回休憩、約5時間かけて名古屋友人宅に到着。夕食は反省会を兼ねて 花井 。

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この店は昨春にも来ましたがコスパ高くおススメです。

翌朝はござらっせへ

その夜は友人宅に宿泊させて頂き、翌朝は8時出発で近くの日帰り温泉「ござらっせ」でモーニング
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さすがモーニング発祥の地。これで590円也
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ウイークデイにも拘わらず温泉の開館午前9時前には行列ができる人気。地元農家が出店する新鮮野菜・果物を格安で購入。
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ツグミやヒヨドリが訪れる庭を眺めながらの露天風呂に浸かりWSと運転の疲れを癒しました。
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帰路は御在所SAの 山本屋 で昼食
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名古屋コーチン味噌煮込みうどん
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名阪国道を天理で降り、石上神宮の桜を眺めに
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天理教本部の枝垂れ桜は丁度満開でした。
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夕刻、自宅に無事到着しました。

その3へ続く
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今年も3月22日〜25日まで、軽井沢内楽ワークショップ(WS)に参加しました。

2006年から始まったWSで毎年春夏2回開催されます。私は初回から参加し13年目になります。2016年夏だけは所属合奏団の合宿と重なり参加できず、残念ながら皆勤が途絶えました。

WS前夜は名古屋友人宅でお世話になりました。

3月21日(水) 名古屋泊

奈良から軽井沢500kmを一気に運転するのはつらいので、一緒に受講する名古屋友人宅で前泊させて頂きました。この日の夜から季節外れの寒波のため関東甲信越地方は大雪の予想。一応、タイヤチェーンを携行することにしました。
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名古屋での夕食は近くの中華料理店です。ランチはよく利用したことがあるのですが、夕食は昨年秋に続き2回目です。
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とても良い味付けで脂っぽくなく、後味の良い満腹感がえられました。

食後は予習のための合わせを少しやりました。(私はフルートパートの代奏)
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3月22日(木) 軽井沢へ移動

朝起きてニュースをチェックすると昨夜からの大雪のため軽井沢方面の高速道路は3か所でタイヤチェーン規制になっていました。天気予報では雪が雨に変わり昼頃からは気温も上がるとのこと。チェーンを履いて走ると車内の振動のために楽器の魂柱がずれたり駒が倒れたりすると面倒なのでチェーン規制が解除されることを期待し、出発を予定より2時間遅らせ、午前10時に出発しました。

恵那峡で小休憩。まだチェーン規制は解除されていません。
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情報板では伊北ICより先がチェーン規制となっています。念のためコンシェルジュに訊ねるとPCでチェックしてくれて「たった今全区間解除になりました」とのこと。
とてもラッキーです。
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小1時間ほど走り、駒ケ岳SAで昼食。
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あとは積雪の影響も無く比較的スムーズに走れ、WSのオリエンテーションには間に合いませんでしたがレッスンの始まる午後3時前、軽井沢の山荘に到着。

山荘の前庭や
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音楽ホールへの通路も積雪
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裏庭も雪国のようです。
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3月22日(木)〜 ワークショップ

午後3時より合宿所「友愛山荘」にてレッスンが始まりました。
 



受講生13名が様々な組み合わせで17曲の課題曲に取り組みました。講師はヴァイオリニストの河村典子先生、コントラバス奏者の白土文雄先生、チェリストの小野崎純先生の3名。
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初日は午後3時から9時半まで夕食を挟んで5セッション(1セッション=1時間の講師指導、夜は45分)のレッスンがあり、第二日、第三日は朝9時から夜9時半まで最大10セッション、各人、10分〜15分程度の課題曲3〜4曲(楽章)を3日間で夫々計4〜5セッション、3人の講師から指導を受け、第三日夕刻と第四日午前には受講生によるコンサートで締めくくります。

第2日目の時間割
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セッション降り番時は各自、自室等で個人練習します。従って一日の個人練習及び合わせ練習は8〜9時間に及ぶこともあります。

食堂でのレッスン風景
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合宿所全景(裏庭より)
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自由時間には廊下や玄関ホールでも個人練習します。
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合宿の食事

合宿といえば楽しみは食事
朝食と夕食は山荘の食堂でヴァラエティーに富んだ料理が提供されます

一日目夕食
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二日目朝食は和風
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二日目昼食は外食で 風林茶屋 の蕎麦
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デザートはチーズ販売店のソフト
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二日目夕食
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こうして並べてみるとかなりのカロリー摂取ですが時間が来ると不思議と空腹を覚えます。

そして夜の10時以降は音だし禁止なので食堂に集まり講師を囲んで音楽談義を肴にしての飲み会(別名反省会)が25時頃まであります。今回は二日目夜と三日目夜に参加し先生方や受講生と旧交を温めました。

三日目朝食は洋風
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三日目昼食は恒例の カフェ春木 です。
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カレー、スープ、ピザ、サラダ、チーズケーキ、クッキー、コーヒーの贅沢なランチでした。ご馳走様でした。

三日目夕食
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四日目朝食
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その2へ続く
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今年の夏も軽井沢内楽ワークショップ(WS)に参加しました。2006年夏から毎年信州にて春夏開催されるWSで、私は連続参加11年目になります。
 
WS前夜は名古屋友人宅でお世話になりました。
 

9月6日(水) 名古屋泊

奈良から軽井沢500kmを一気に運転するのはつらいので、一緒に受講する名古屋友人宅で前泊させて頂きました。夕食は近くの中華料理店です。ランチはよく利用したことがあるのですが、夕食は初めてです。
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 とても良い味付けで脂っぽくなく、後味の良い満腹感がえられました。

9月7日(木) 軽井沢へ移動

朝食は友人宅にて頂き、朝8時過ぎ出発です。道中、駒ヶ岳SAでソフトクリーム
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 予定通り午後1時前には軽井沢到着。「きこり」で昼食。
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きのこおろし蕎麦に揚げたてのそばだんご
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本場信州の蕎麦を満喫しました。
 
 

9月7日(木)〜 ワークショップ

午後1時半、合宿所「友愛山荘」到着。午後2時オリエンテーション。午後3時からレッスンが始まりました。
 



受講生17名が様々な組み合わせで20曲の課題曲に取り組みました。講師はヴァイオリニストの河村典子先生、コントラバス奏者の白土文雄先生、チェリストの小野崎純先生の3名。

初日は午後3時から9時半まで夕食を挟んで5セッション(1セッション=1時間の講師指導)のレッスンがあり、第二日、第三日は朝9時から夜9時半まで最大9セッション、各人、10分〜15分程度の課題曲3〜4曲(楽章)を3日間で夫々計4〜5セッション、3人の講師から指導を受け、第三日夕刻と第四日午前には受講生によるコンサートで締めくくります。

セッション降り番時は各自、自室等で個人練習します。従って一日の個人練習及び合わせ練習は8〜9時間に及ぶこともあります。

今回の参加者には子連れご夫婦参加が二組あり、厳しいレッスンの中にも賑やかで家族的で和やかな雰囲気の合宿となりました。

合宿所全景
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レッスン風景
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合宿の食事

合宿といえば楽しみは食事
朝食と夕食は山荘の食堂でヴァラエティーに富んだ料理が提供されます。
 
朝食
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夕食
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昼食は各自近くのレストランでとります。二日目はいつも利用する大通りのイタリアンに入りました。
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デザートは近くのチーズ工房でチーズソフトクリーム
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夜の10時以降は音だし禁止なので食堂に集まり講師を囲んで音楽談義を肴にしての飲み会(別名反省会)が毎晩25〜26時頃まであります。初日は運転疲れのため失礼し、2日目夜に参加しました。

三日目の朝には2回にわたるコンサートのプログラムが発表されました。
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三日目午前の練習が終わり、恒例の カフェ春木 での昼食に出かけようとしたとき、緊急連絡が入り、急遽奈良まで500kmを8時間掛けて運転し戻りました。残念ながWSのコンサートは出演できなくなり、他の受講生の方々に代奏して頂きました。
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先週、大阪国際室内楽コンクールの関連イヴェントとして開催された弦楽四重奏のマスタークラスを聴講したのでその内容を紹介します。講師は元 東京クヮルテットの第1ヴァイオリン奏者 マーティン・ヴィーヴァ―教授、課題曲はドビュッシー作曲弦楽四重奏曲ト短調Op.10です。(写真はDebussy自筆スコア)

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会場はザ・フェニックスホール
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受講グループは2組
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大阪国際室内楽コンクールの関連イヴェントとして開催されたものの、受講グループはこのコンクールにはエントリーされていません。

午後2時〜8時の4コマの中で当初4グループが受講予定でしたが、2グループがキャンセルとなったため、日本人グループ2組、各2コマのレッスンとなりました。

レッスンには同時通訳があり、カントゥス・クヮルテット ヴィオラ奏者の大島路子先生が担当されました。大島先生は演奏活動の傍ら、桐朋学園大学音楽学部キャリア支援センター講師として後進の指導のほか、私が5年連続参加している 室内楽ワークショップ の講師も務めておられます。米国で研鑽を積まれクヮルテット実践における豊富な経験に基づく通訳は、ビーヴァ―講師の指導内容・コメントを簡潔かつ的確に受講生に伝えたので、テンポよくレッスンが進みました。40〜50名の聴講生も内容が理解できたと思います。

課題曲は2グループともにドビュッシーの弦楽四重奏曲でした。課題曲は事前アナウンス無かったので聴講生としての予習は無しです。当日会場配布プログラムで知り、スコアをスマホでネットからダウンロードしたものの、ホール内はスマホ使用禁止、楽譜なしの聴講となりました。第1グループは3,1,2楽章を受講。第2グループは第1、3楽章を受講しました。私は2010年4月にフランス・サンクロアで開催された 室内楽ワークショップ に受講生として参加し、この曲を課題曲として6日間に亘って厳しい指導を受けましたが、ビーヴァ―先生の指導はフランスでのレッスンと重なる所が多く、この曲に対する理解が更に深まりました。


以下にビーヴァ―先生の指摘事項を列挙します(順不同)。
(記憶を頼りに書いたので勘違いあればご容赦下さい。)

・fとff、pとppの区別をはっきり、メリハリをつける。
・第1楽章冒頭はfである。ffで始めると後のcresc.が効果的に出来ない。
・第1楽章のテーマはDebussyの指示にあるように(Anime et tres decide)生き生きと決然と弾け。2拍目を強調せよ(作曲者がダウンボウのマークをつけている)。1stVnは冒頭小節少なくとも3拍目まではG線上で取るのが良い。
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・チェロ のピッチカートppは恐がらずに。フェルマーターで余韻を残す。
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・弱音器を付けると急に音量が落ちるので、外声はppでも埋没しないよう大きめに弾くのが良い。
・テンポは十分吟味する。テンポが遅すぎると流れが停滞し、速すぎると競奏になる。DebussyはメトロノームBPMを指定している(上記譜例参照)
・Debussyが楽譜に示した曲想はフランス語で分り難いが調べて理解し、指示通りに弾く事。
・B♭やEsが高すぎる、低く取れ。(日本の教育の盲点? 別のマスタークラス でも同じことを指摘されていた。)
・hairpin(松葉形のcresc. dim.)は、弓圧の他に弓速も利用する。cresc.では弓の速度を次第に速く、dim.はその逆。
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・印象派の時代は音楽に限らず全ての芸術のレジームの転換点である。現代の若者にとっては耳慣れた和声推移も、Debussyの時代では斬新なものであったし、ジャズの萌芽も見える。フレーズを弾く前にキャラクターをイメージし共有すること。
・Debussyのsfは柔らかい。subito ppでの間の取り方はBeethovenとは異なる。古典派のキャラクターとの違いに注意。
・外声はその箇所で音をたてるべきか、伴奏にブレンドすべきかを考えよ。
・ヴィブラートの幅・速さはフレーズのキャラクターを決める。ヴィブラートなしでは透明感、幅広で遅いヴィブラートは暖かさを表現できる。イメージを共有し4人のヴィブラート奏法を揃えること。
・各指でヴィブラートの掛かり方が異なる。キャラクターにあった指を使う。
・全ての音にヴィブラートを掛けて、音の粒を揃え旋律に小山が出来ないようにする。(ホールの響きに埋もれないために)
・第1楽章、最後から一つ前の重音は四分音符。このテンポでは非常に短いので、長すぎないように。
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・1stVn, 2ndVn間で音の交換を行い弾き易くすることもコツ。(聴衆には判らない裏技として、私は同じ示唆をフランスのワークショップで受けた。具体的には、下の譜例(第3楽章)で1stVnはG/D、2ndVnはG/Dの5度重音で音程取りにいが、これを1stVnは3rd.PosiのA線/E線のD/Dオクターブ重音に、2ndVnは3rdPosiのD線/A線のG/Gオクターブ重音に組み替えて良い)
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(その他、演奏共通の指摘)
・楽譜に書かれていることは全て理解し実行すること。
・楽器間の音量バランスが客観的に聴くこと。
・調性(Des-dur等)にはカラーがあることを意識し、イメージを共有せよ。
・body language で意思疎通を図れ。
・音程やタイミングはゆっくりのテンポでppで練習せよ。

(雑感)
・大阪国際室内楽コンクール出場の海外グループのレッスンも聴きたかった。審査員が講師なのでムリだったのか。
・課題曲は事前に告知すべき。楽譜が手元にあればより良く理解できる。
・欧米では他の受講生も舞台上に同席するケースが多い。日本では自分の出番だけ現れ、終われば帰ってしまうケースが殆ど。今回も2番目のグループは1番目のレッスンを聴いていないようで、講師から全く同じ指摘を受けていた。聴講する側からはムダに見える。
・日本はもっと室内楽教育に力をいれるべき。ソリストでは若い人含めて世界トップレベル奏者を輩出しているが、室内楽では少ない。日本で生業にするのは難しいとは思うが海外ではビジネスとして成り立っている。悪循環を断ち切らなければ、いつまで経っても室内楽後進国のままである。

音楽の脈を共有する

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先月の 室内楽ワークショップ で学んだことを一つ紹介します。合奏練習は「音楽の脈を共有する」ことから始まります。

「音楽の脈」はよく使われる言葉ですが、その定義は定かではありません。合奏ではテンポや譜割りが不揃いで縦の線が合わない時に「脈が合わない」「脈がわからない」と使われます。

ヒトに脈があるように音楽にも脈があります。興奮すれば脈が上がり、鎮静時には脈は落ち着きます。不整脈では健康な合奏は出来ません。音楽の一貫した流れの中で演奏家が意図する時間軸の設定、テンポの揺らぎを律する因子が「音楽の脈」で、指揮者が棒や表情で示すテンポやその伸縮が「音楽の脈」に相当すると思います。

作曲家は楽譜に速度標語や速度記号でテンポを指定しますが、行って戻る微妙なテンポの伸縮や細かなニュアンスまでは指定しないので、演奏家は様式や慣習に基づき意図的にテンポやリズムを変化させます(アゴーギク)。この設計図が「音楽の脈」です。脈の無い演奏はメトロノームに合わせて合奏しているような無味乾燥な音楽となり、手拍子に合わせた幼稚園のお遊戯の音楽になってしまいます。脈によって音楽に生を与えることが出来ます。

合奏練習では各メンバーが曲の構成、骨格、自パートの役割、他パートとの絡み具合等を理解し、かつ自パートを楽譜通りに弾けることが前提となりますが、音楽の様式に沿った正統な「音楽の脈」を各メンバーが共有することが、特に指揮者の居ない合奏では最も大事な事と思われます。

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