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誰にもうまく言えない ケータイ投稿記事

売り場にDIESELの時計がある。黒のラバーベルトに黒文字盤。針や数字は蛍光グリーンのイカした時計。

そこに青年二人組。
A「DIESELあるじゃん」
B「このラバーのマジで格好いいし」
A「…あーいいね。」
B「マジ買おっかな…どうしよ。」
A「…」

なんて会話が聞こえてきた。イントネーション違うし、顔の濃さからいって外国の人かな…と。
後ほどBさんが買いにきた。外国の方やと思ったので保証の説明も英語混じりでルー大柴みたいになった。
で、店頭から出して売ったので、一応、在庫を並べておいた。

休憩後、Aさんがその私が在庫から出した時計を買っていた。気の合う二人組やなぁとほのぼのと見ていた。

でも何かおかしい。ラッピングとかプレゼントという言葉が聞こえてくる。


まさか。

もしかして別行動中に
Bさんが欲しがっていた時計をAさんがプレゼントするというサプライズを考えていたら…。
Bさんは自分の買った時計をきっとAさんに嬉しくて見せるだろう。

でもそのタイミングを私が作る訳にはいかない。

…どうしよう。
しかも、Aさんに売った子の情報やと沖縄県から遊びに来たらしい。

私は「この紙、ギャランティね。ワンイヤーでこの店だけのギャランティです。」
と説明してしまった。

色んな後悔がよぎる。
片言の日本語の恥ずかしさと今後の二人組の関係で頭がぐるぐるし始めた。

すごく腰の低いお客さんだった。二人とも頑張ってオシャレしている感じがした。


神様のアホ。

仏様。どっちかの時計の針と文字の色を緑じゃなくして下さい。

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