愛する人やスター

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愛の流刑地 ケータイ投稿記事

ドラマでしか見ていないが、是非映画を観る機会があったら観て欲しい。
渡辺淳一原作、「愛の流刑地」

決して不倫を称賛するつもりは無いが、私は久々に衝撃を受けた。

「まだ貴方達は分からないのか!僕らの愛を理屈では語れない。本気で愛し合っていたんだ!どうしてそれが分からないんだ!」

法廷で叫ぶシーンはぐったりする程共感出来た。
社会的でなく、不道徳な関係の二人は、それ以上に愛し合っている。
性的描写が過激で「愛ルケ現象」まで起こした作品。

二人が突き進む姿、M・デュラス「愛人-ラマン-」の次に、大真面目で真剣な愛の作品だと私は思う。

青い女が全てだった日 ケータイ投稿記事

 青い女の人に逢っていなければ、出会えなかったであろう人は沢山いる。
専門ゼミも、彼女と同じ教授を選んだ。恐らく、洋服の深さも知らなかっただろう。
ただもう夢中で彼女の残像を追っていた。
 
私が1年生の時、彼女は4年生だった。3年前の今頃、また私は彼女の勤める古着屋へ行った。

「卒業おめでとうございます」と言ったら、私を忘れた彼女は笑いだした。
「一年前から、ずっと憧れていました。先輩の事尊敬しています。」

「私が卒業出来てなかったら、何て言うつもりだったの」
そう言いながら苦笑している彼女を前に、頭が真っ白になっていた。

 彼女はその日、青いものなんて身に着けていなかったが、やはり青く見えた。
二言三言交わして、私は何も買わずに帰った。
 彼女と遊びたいなんて恐れおおくて考えもしなかった。
ただ、(今思えば)日常の大半を彼女が占める程、尊敬していた事を伝えたかった。

今でも、彼女は彼女のままであって欲しいと、心から思う。

青い女に逢った日。 ケータイ投稿記事

 大学へ入った当初、私は金髪でただの一癖ある古着好きな女だった。
ある日、学生ホールの外に、170センチ近くある、黒髪のロングヘアの女がいた。
青い着物を上着代わりに羽織り、水色のブーツカットに、クリーム色のコンバースを履いて
煙草を吸っていた。
 その日から、私は人から見られる事を探求していた。私もあんな風になりたい。
「青い女の人」になりたい。

 そのまたある日、彼女のバイト先の古着屋に行った。(偶然見つけたのです。)
「大学へ入った時から、貴方のファンなんです。いつも憧れてました。」
笑われたが、私はそれだけは言いたかった。
 私は洋服を改造して、好みのデザインに仕上げ始めた。
その布は、たまたま赤かった。私は赤の女になると決めた。
出逢いは恐ろしく単純なのです。ただ、出会えるかどうかが難しいけれど。
私は私であろう、と、明るく決心がついたきっかけだった。

 先日、「僕は天使ぢゃないよ」のDVDを購入した。
1974年作品で、吉井和哉が尊敬しているという事で前から気になってはいた。
素朴で無邪気な方で、ゲストもなかなか素晴らしい。
何より、作品でのサチコとイチロウのデートが素敵だ。
菜の花畑でピクニックとか、公園の階段に座って話したり。

 サチコの手が美しかった。イチロウの手を握りかえす事なく、「私がいなくても良いでしょう」
と呟く時。誰だって味わう心情、演出過多でなく、リアルに表現する事で、ハッと現実に戻され、
映像の中に引き込まれる。
 映像は寺山修司の方が、癖があって好きだけれど。

ある日、もう若くはない私なのに、とあるコンコースで、一人の男が近寄ってきた。
自己紹介をしてから、男はこう言った。
「以前から存じあげてます。若い頃はおきれいだったと、みなさん言いますが、
お若かったときより今の方が、ずっとお美しいと思ってます、それを申し上げたかった、
若い頃のお顔より今の顔の方が私は好きです、嵐のとおりすぎたそのお顔の方が。」
―『愛人-ラマン-』冒頭より―

どうしてか、高校生の頃、この言葉がひどく私を安心させたものだ。
嵐が過ぎ去れば、跡形もない顔になれるのかと。
実際は、嵐が過ぎ去っても姿を変えても、残っているものが美しいだろうに。
ただ、10代の頃は、リセットボタンがあればどんなに良いだろうと、
きっと私は別の方法でやり直せるだろうと信じていた。
他人には出来なくても、私なら同じ過ちは絶対に繰り返さないと。
今思うと、結局どちらが本当だったにしろ、今の私にたどり着く気がして仕方が無いのだ。
根本はどんな事があろうと変わりはしない。
魚が犬になれないのと同じ位の事を、この年でやっとわかったのだ。


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