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目を覚ました時、広いダブルベッドの上でつくしは一人で寝かされていた。
薄暗がりの中で半身を起しあたりを見回すと、寝室のドアの隙間から光が漏れていて人の気配を感じる。
つくしはバスローブの襟をあわせ、ベッドから滑り降りた。
おそるおそるドアを開けると、総二郎がソファーにあおむけで寝転びながら煙草を吸っていた。
気配に気づいたのかちらりと彼女を見たにもかかわらず、すぐに視線を天井に戻す総二郎。
とりつくしまのない様子につくしはとりあえず謝罪しようとしたが、彼は「来るな。」と短く言い放った。
その響きのあまりの冷たさに忘れかけていたこの1週間の痛みがよみがえる。
その苦しさに耐えかね、つくしはフラフラと彼の前に近寄っていった。
彼の横たわるソファーとテーブルの間でたちどまり、秀麗な顔を見下ろす。
それでも上を向いたまま動こうとしない総二郎にどうしていいかわからず、つくしもまた立ち尽くしていた。
その状態でどれくらい時間が経っただろうか・・・
総二郎がふいに体を起し、煙草の火を灰皿に押しつけてもみ消した。
それから伏せていた目をまっすぐにつくしに向ける。
「どうするつもりだ?」
自分を見上げる黒い光に吸いこまれるようにつくしも視線を合わせた。
「どう・・・?」
困ったようにつくしが問い返すと、総二郎は彼女の髪をひと房、手に取った
幾分湿り気を帯びたその髪にさらりと口づけされた時、まるで神経が通っているかのようにつくしは震えた。
「俺は、来るなと言った。」
ゆっくりとそう言いながら、髪を握っていた手をさらに上に伸ばし、バスローブの襟の合わせから
のぞく両方の鎖骨の間のくぼみに指を置く。
「来たのは、お前だ。」
酷薄な目をしてつくしを射抜き、そのまま4本の指で白い肌の表面をゆっくりと撫で下ろす。
その動きのもたらすぞわぞわとした感触に息をつめて耐えていたつくしだったが、指がローブの中で
わき腹にまで入り込んできた時、たまらずにその場に崩れおちた。
自分の足もとで襟をおさえてしゃがみこむつくしをソファーに座ったまま見下ろし、総二郎はいささか
乱暴に彼女の後頭部をつかんで仰向かせる。
「嫌なら逃げろよ。」
はっきりとそう総二郎が告げても、つくしは積極的に受け入れるでもなく、かといって拒むことも
しないまま、ただ彼のなすがままにされる。
けれどその瞳の中に浮かぶ切実な色を見てとって、総二郎は「ずるい奴。」といらだたしげに言った。
驚いたような顔をするつくしの反論を封じるように総二郎は唇をふさいだ。
彼の重みでつくしの体はあおむけにかしいだが、総二郎は構う様子もなくむしろ彼女をテーブルに
押し付けるようにしてその上に覆いかぶさった。
反動で乱れたローブを直そうとするつくしの手首を片手でつかみ、彼女の頭上で縫いとめるように拘束する。
そうして真上から彼女を見下ろした。
「望み通りにしてやるよ。」
そのセリフのあとに降ってきた口づけはジワジワと煙草の苦い味がして、まるで知らない男と
キスしているようだった。
それなのに馴染んでしまった総二郎の香りに包まれていると、つくしは抵抗するどころかそのまま
すがってしまいそうになる。
そうして彼女がいつの間にか口づけに夢中になっている間に、総二郎のもう一方の手がローブの
裾から中に入った。
反射的に逃れようとしたつくしを総二郎は押さえつけ、乱暴に足を割広げる。
彼女を追い詰めるのに総二郎は容赦しなかった。
下着もつけずにいた彼女を直接なぶり、強引につくしを快感の渦の中に投げ込んでいく。
まるで虫ピンで縫いとめられたような体勢で、乱れた肢体を明るい光の中にさらしたまま、つくしは
急速に追い上げられながら総二郎に抱かれた。
荒々しい交わりの中でつくしは何度も歓喜の声をあげ体を痙攣させ、最後には総二郎の体に
しがみつくようにして気を失ったのだった。
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じゃみ様、こんばんは



一体二人はどうなるんですかぁ??おうむ返し?
でも今回はR度が高めで私は嬉しかったです!だってそこは総二郎だし…(笑)
つくしちゃんは初めてではないみたい?!ですし、浮気しても司にばれないのかな…?(でも類にだけはお見通しかな?!)
司はいつ登場になりそうですか…?
今日から3月で類くんの誕生日がありますぅ〜
じゃみ様の類つく楽しみにしてますから
もちろん、この総つくのお話しのラストも楽しみにしてます
それではこれで失礼致しますm(__)m
2010/3/1(月) 午後 9:55 [ ヨッシ〜 ]
更新お疲れ様です!
内面温度(≒感情)は高そうなのに、表面温度(≒行動)の低い総二郎に鼻血が出そうです。
お話シリアスなのに、そんなことで萌えてる私ってどうなんでしょう。ごめんね当事者のお二人さん。
じゃみ様の書かれる総二郎は、原作から発展して彼を一人で走らせたら
かくありなん、と妄想が膨らむ感じが好きです。
へたれバージョンも、厭世的バージョンも、全部受けいれちゃったバージョンも。
いつか願いが叶うなら、じゃみ様の書かれる、ファミリーになった総つくを読んでみたいです。
ほのぼのでもシリアスでも、なんだか脳味噌に栄養与えてくれそうな気がしております。
これからもご無理なさらず執筆活動頑張って下さい!
2010/3/2(火) 午前 2:05 [ sa_**xx ]
○ヨッシーさま
そうですよね、そんなの読んでる方のほうが知りたいですよね(汗)。
ラストは決まってるんですよ。でもそこに至るまでの過程が・・・。
司の登場は、もう少し先になりそうです。
ほんとに司に対しては、妙な役割を押し付け申し訳ない想いでいっぱいです。
そしてついでに、きっと、たぶん、おそらく、類の誕生日にラストは間に合いそうにないです・・・すいません。
類の祟りもおそろしい。。。
○sa_baxxさま
うれしいお言葉、ありがとうございます!
今回の総ちゃん、かなりいつも以上に原作からかけ離れているので、こんなの書いてOKかどうかドキドキしており、そんな風に言っていただけてうれしいです。
私の中では総ちゃんが一番いろんなバージョンで妄想が膨らむキャラです。
ファミリーになった総ちゃんって、すっごくマイホームパパで娘が小さいうちからやきもき(特に類に)している気が・・・(笑)。
じゃみ
2010/3/9(火) 午後 6:19 [ jam*_g*e*n99* ]
総つくが大好きです!!
更新はもうされないのですか?
続きがとても気になります。
2011/6/10(金) 午後 4:39 [ ayu**0626 ]