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			<title>Green W.</title>
			<description>　花より男子の２次小説です。
　そういったものがお嫌いな方はご遠慮くださいｖ</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/jami_green999</link>
			<language>ja</language>
			<copyright>Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.</copyright>
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			<title>Green W.</title>
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			<description>　花より男子の２次小説です。
　そういったものがお嫌いな方はご遠慮くださいｖ</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/jami_green999</link>
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		<item>
			<title>10－26.混沌【3】</title>
			<description>　その日の夜、つくしは６つの銀の玉がならぶ皿の前に座っていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　後ひとつですべての玉が手元に戻ってくる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そう思うだけで、ギュッと心臓が締め付けられる気がした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　いつまでたっても、総二郎の声、ぬくもり、匂いが消えることはなく。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　いやむしろそうした記憶が薄れるのを恐れてさえいた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　どうしても、もうこれ以上、ごまかすことはできないことは、自分が一番よくわかっていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　総二郎がどう思っていようとも、自分の気持ちがむいているのは明らかに司ではない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　たとえそれが一時の気の迷いであったとしても、何食わぬ顔で司のもとにもどるなどつくしには&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
どうしてもできなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　今となっては自分でも怖いくらいに総二郎に惹かれているけれど、それ以前に、すでに自分の気持ちは&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たぶん司からは離れていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それをごまかしたまま、惰性でずるずると彼との関係を続けてきて、挙句の果てにこのざまだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　遅すぎるかもしれないけれど、決着をつけなくてはならないのだとつくしはやっと己で決断を下した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　本当に久しぶりに自分から通信回線を開いてＮＹにいる司を呼びだす。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　クリスマスホリデーを控えたＮＹは、それこそ殺人的な忙しさらしく、なかなかこたえはなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　いつもならあっさりと引きさがるつくしだったが、今日ばかりは折れそうになる心を鼓舞して、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
呼び出し音を響かせ続ける。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　やがてとつぜん黒い画面が切り替わり司が映し出された。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　電話を受けながらも、早口の英語でないかを指示している彼の姿は、つくしの知る司とは&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
別人のように見える。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　高校時代の鼻持ちならない傍若無人さはすっかり消えて、真の、経験に裏打ちされた落ち着いた自信を&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
漂わせている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
『珍しいな、お前から連絡してくるなんて。』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　司はすこし表情を緩めて言った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その瞬間につかのまつくしの記憶の中にあるどこか子供っぽい表情が垣間見え、彼女の心はきしんだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「・・・忙しい時にごめん。どうしても・・・話したいことが・・・。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　この期に及んでいいよどむつくしのはっきりしない態度に司は何を感じたのか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　しばらくその様をじっと見据えた後、静かに口を開いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
『それは、電話で話して済むようなことなのか？』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ゆっくりと紡がれる言葉は決して荒々しいわけではないのに、力を感じさせるその声につくしは&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
はじかれたように画面ごしに司を見つめた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　司の視線はゆるぎなく、まるですべてを見通しているかのようだった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それと同時に、ここまできて司とちゃんと向き合おうとしていなかった自分のずるさを白日のもとに&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
さらけ出されたような気がする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「・・・ごめん。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　やっとの思いでそれだけ口にした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
『さっきからお前、謝ってばっかりだな。まあいい。24日にそっちに帰る。話はその時だ。』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　司が告げた日まであと4日。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　短いようでいて、果てしなく長いようにも思えるその時間。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
『その間に、もういっかいその話したいこととやらをじっくり考えとけよ。・・・俺は、お前の今度の&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
誕生日にできたらちゃんと婚約なりなんなり形にしたいと思ってる。』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「…道明寺！？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　焦ったようなつくしの姿をみても司は動揺を見せず、『4日後に』と言い残して回線を切った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　暗く変わった画面の前で、つくしは茫然と座り込んでいた。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/jami_green999/59703855.html</link>
			<pubDate>Thu, 01 Apr 2010 23:01:39 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>10－25.混沌【2】</title>
			<description>　総二郎はベッドの上で眠るつくしを見下ろしていた。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　泣き疲れたように眠るその顔がおどろくほど幼くみえて、自分の腕の中で乱れていたことが嘘のようだと&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
彼は思った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　あどけない寝顔はほほえましくも見えるが、けれどもこの無防備な顔を見るのは自分だけではない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そんなことを思いながらつくしをみつめる総二郎の眼は、ひどく暗い光をたたえていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　彼女のことを想う時、とっくに飼い馴らしているつもりだった自分のどす黒い部分が表面に出てくるのを&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
おさえきれない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　つくしに会って以来、感じ続けていた不穏な感情。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　不器用なまでの率直さで二人の幼馴染の間で揺れ動きながら恋する姿。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　いつの間にかみせるようになった、はりついたような笑み。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　諦観したように現状に甘んじている姿勢。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そして垣間見える司や類の気配。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そのほか遭遇した幾多の場面において、総二郎の中のドロドロとしたものが湧き上がっていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それを長い間、理性の力で抑え続けてきた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　けれどもそのタガが外れてしまった今、自分でももう制御ができないと思った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　眠るつくしの顔は、あくまでも安らかで。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　このままこの穏やかな時間を永遠にとどめておきたいと思う反面、昏い欲望が生まれるのをおさえられない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　昨夜、吐息のように発せられた「愛してる」という言葉も、いつしかきっと同じように他の人間に&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ささやかれるにちがいないと思う。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　司や類はもちろん、あきらや滋たち、そのほかの総二郎の知りようのないあまたの人間から大きな&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
愛情を注がれているつくしだから。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　彼女の涙で汚れた頬を指ですっとなで、それから総二郎はその白い喉に両手を回した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　赤い印が点在する首は、細くて少し力をいれれば簡単に折れそうだった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　指先にほんの少し力を込める。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　空気を求めるかのようにつくしが無意識に唇を開いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それが昨夜さんざん喘ぎ、みだらがましい言葉を吐き、自分をくわえこみ、そして他の男にも&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そうするのだと思うと、こんな売女、どうにでもなれと総二郎は激しい思いに駆られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　彼の指がさらに喉に圧力をかける。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　気管がきつくしめられ、息苦しさからかつくしの瞳が見開いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それでも覚醒はしていないらしく、ぼんやりと不思議そうな眼で総二郎を見あげる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　彼女の黒い瞳を正面から受け止めながらもそれにひるむことなくさらに指に力を加えた時、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
つくしがやわらかに微笑んだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それから細い腕を持ち上げ、ふわりと彼の体を包み込む。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　彼女の腕が彼の背に触れた瞬間、総二郎は凍りつき、次にはじかれたように指を喉からひきはがした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　つくしはなにも気づいていないのか、再びゆっくりと瞼を閉じ、彼の体を抱いたまま眠りの世界に&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
戻っていった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　まるで何事もなかったかのように。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　総二郎はしばらくうなだれたように彼女を見下ろしていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　やがてまだ柔らかな感触が残る自分の掌を爪が食い込むほど握りこみ、それからこわばりをほどいて&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
とうとうつくしを抱きしめた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　心臓の鼓動が聞こえるやわらかな胸にそっと顔をうずめるようにして目を閉じた総二郎は、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
しばらくそのまま動かなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　泥のように深い眠りからつくしが目覚めた時、すでに太陽は中天を過ぎていて、そして総二郎の姿は&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
どこにもなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ただ、枕元に残された6つ目の玉が鈍い光を放っていた。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/jami_green999/59526661.html</link>
			<pubDate>Tue, 23 Mar 2010 23:49:28 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>10－24.混沌【1】</title>
			<description>　つくしはホテルの部屋のドアの前でじっと立ち尽くしていた。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　そこは５日前につくしが総二郎に初めて抱かれた場所。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　この数日、もう二度とこんな真似はやめようと何度も自分に言い聞かせてきた。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　けれどその日が来てみると、まるであらがえない魔法にかけられたかのように彼女はフラフラと&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ホテルに来ていた。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　扉が目の前に大きく立ちはだかる。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　この扉を開いてしまったら、もはやどんな言い訳もできない。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　つくしはぎゅっと瞼を閉じた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　司と類の顔が一瞬、脳裏をよぎる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　けれども。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　つくしは静かに目をひらき、そしてその指を呼び鈴にのばした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　ブザーの音が響いて間もなく、ゆっくりと開かれたドア。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その時間が無性に長くつくしには感じられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　開けられたドアの隙間から総二郎の姿が見えると、それまで思い煩っていたすべてのことが霧散していく。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　まるで彼女の五感すべてが総二郎を求めているかのように吸い寄せられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　白皙の美貌の謎めいた笑み。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　黒い闇を思わせる瞳のなかに浮かぶ鋭い光。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そして奇跡のような芸術をつむぎだす美しい指。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　悪魔のような面を持つこの男が、なんでこんなに魅力的なのだろうと思う。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　総二郎は黙ってつくしを中に入れると、扉を閉じた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　とたんにそこが二人だけの、閉ざされた異次元空間になったような錯覚に襲われる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　部屋の主である総二郎は、いつも以上に魅惑的な笑みを浮かべてつくしを見下ろしていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その左の手のひらの上では、6つ目の玉が光っている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「・・・これを取りに来たのか？それとも・・・？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あたしは・・・。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　つくしはそれだけをやっとのことで言うと、目の前で光る玉を取ることも、総二郎に近寄ることもせず、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
下を向いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「やっぱりお前はずるいな、牧野」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　揶揄するように言われ、つくしは総二郎を見た。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「いつだってそうしていたら、周りがお前を助ける。司はもちろんあきらも・・・類も。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そうして自分の手を汚さずにおきれいな顔をして安穏としている奴には、罰が必要だと思わないか？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　総二郎がゆっくりとつくしに近づく。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ゾクリと背筋が震えるのを感じながら、そのまま彼女は動けずにいた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　つくしのか細い声が総二郎の腕の中で途切れることなく響いていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　彼女がその扉を開いてからどのくらい時間がたっていたのか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　中途半端に高められては突き放される刺激につくしがむせび泣いても総二郎は許さなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　罰という言葉そのままに、さんざんじらし、とことんまで追いつめ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　とうとう耐えられなくなった彼女がそれまで口にしたことがないような露骨な言葉で彼を求めるまで&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
その甘い責め苦は続いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　やっと総二郎が入ってきた後に与えられた快楽は彼女の許容量を超えていて、苦痛にも似た&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
すぎた快感に溺れこむ。　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　息も絶え絶えの我を忘れたその状態で、つくしはきゃしゃな腕を総二郎の首に回してすがりついた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　愛おしいと思う反面、憎らしいその動作。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　とつぜん湧き上がってきたおさえようのない激情を、総二郎はそのまま腕の中の細い肢体にぶつける。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　激しい抽挿に文字通りつくしは翻弄され、その瞳からはとめどなく涙が流れた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　やがて何度目かの絶頂をむかえた時。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　意識もうつろな彼女が震える唇でかすかに形作った言葉・・・。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それを総二郎は確かに見た。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/jami_green999/59346246.html</link>
			<pubDate>Sun, 14 Mar 2010 22:49:22 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>10－23.墜落【6】</title>
			<description>　すべてが終わって気を失ったつくしが目覚めた時、総二郎はすでに衣服を整え、まるで昨夜のことなど&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
何もなかったかのように平然としてベッドに腰掛けていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一糸まとわぬ姿の自分の姿に気づいたつくしが慌ててシーツをかきあげて起き上がろうとしたのを、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
総二郎がその上にかぶさるようにして見下ろす。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「残りの玉は、あと二つ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　告げられた言葉につくしは硬直する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　総二郎は表情一つ変えることなく、彼女の首筋を撫で上げた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「５日後の夜、ここにまた来い。」&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　それだけ言うと、用は終わったとばかりにつくしをそこに残して出て行った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「西門さん・・・！」&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一人残されたつくしは、しばらくそのまま茫然としていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　やがて朝の光がレースのカーテン越しにさしこんでくる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　のろのろとベッドから滑り降りたつくしは、ローブをはおってバスルームにむかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　リビングを通り抜ける時、濡れたままだったはずの服がいつの間にかクリーニングされてテーブルの上に&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
置かれているのが目に入った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その上で自分がさんざん演じた痴態を思い出し、つくしは振り切るようにシャワールームに駆け込んだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　けれども熱すぎるほどの湯を浴びても、目を閉じると耳元でささやかれたかすれた声がよみがえり、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
奥底に残る甘いけだるさを消し去ることはできない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　つくしはシャワーの水流に体を打たれながらバスルームの壁に頭をおしつけて、自分の中に残る&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
総二郎の痕跡を洗い流そうとした・・・。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　おそるおそるつくしがチェックアウトするためにフロントに向かうと、支払いはおろか、無一文の&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
つくしのためにタクシーすら手配されてあった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　しかし彼女にとっては、物事がそつなくこなされていればいるほど、これが遊びなのだということを&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
彼から思い知らされているような気がしてならなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そこまで考えて、つくしは自嘲する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　百にひとつもあり得ないことだけれど・・・もしもこれが遊びでなかったとしたらどうだというのか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「・・・どうにもならないじゃない。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ぽつりとつぶやいて、つくしは涙をこらえた&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　後ろめたさを感じながら朝の通勤客に逆行し帰宅すると、自宅の留守電には何度も類のメッセージが&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
残されていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　家に帰ったら連絡してほしいと珍しく焦った様子で吹き込まれていたいくつもの伝言のあと、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
最後の一つはただ『鞄、預かってるから』と短い用件で切られていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それはおそらく、総二郎が類につくしを見つけたと連絡したと言っていた時間で・・・。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　つくしは改めて自分のしたことにおののく。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　自分のしたことは単なる浮気ではすまされない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　よりにもよって相手は恋人の幼馴染だ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　いや、そんなことよりも・・・。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　つくしは、部屋の中で膝を抱えてうずくまった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その日の昼前、妙に疲れた顔をした類がつくしの家に現れた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　黙って目の前に差し出された鞄を受取るとき、彼女は彼の目を見ることができなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　類は責めることも問いただすこともせず、しばらくそのまま入口で立っていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その重さが針のむしろに座らされているようで、むしろ罵ってくれたほうがましだとつくしには思えた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「・・・年末あたり、司が帰ってくるって。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　告げられた言葉に驚いてつくしが顔をあげると、類は一瞬、痛ましそうなに彼女を見て、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そのまま背を向けた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「道明寺が・・・帰ってくる・・・。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　考えてみれば当たり前のことなのに、彼女の頭からは今の今まですっかりそのことがぬけ落ちていたのだった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　つくしはそのままそこに立ちつくす。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　頭の中が真っ白になっていた。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/jami_green999/59238494.html</link>
			<pubDate>Tue, 09 Mar 2010 18:34:38 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>10－22.墜落【5】</title>
			<description>　目を覚ました時、広いダブルベッドの上でつくしは一人で寝かされていた。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　薄暗がりの中で半身を起しあたりを見回すと、寝室のドアの隙間から光が漏れていて人の気配を感じる。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　つくしはバスローブの襟をあわせ、ベッドから滑り降りた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　おそるおそるドアを開けると、総二郎がソファーにあおむけで寝転びながら煙草を吸っていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　気配に気づいたのかちらりと彼女を見たにもかかわらず、すぐに視線を天井に戻す総二郎。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　とりつくしまのない様子につくしはとりあえず謝罪しようとしたが、彼は「来るな。」と短く言い放った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その響きのあまりの冷たさに忘れかけていたこの1週間の痛みがよみがえる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その苦しさに耐えかね、つくしはフラフラと彼の前に近寄っていった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　彼の横たわるソファーとテーブルの間でたちどまり、秀麗な顔を見下ろす。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それでも上を向いたまま動こうとしない総二郎にどうしていいかわからず、つくしもまた立ち尽くしていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その状態でどれくらい時間が経っただろうか・・・&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　総二郎がふいに体を起し、煙草の火を灰皿に押しつけてもみ消した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それから伏せていた目をまっすぐにつくしに向ける。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「どうするつもりだ？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　自分を見上げる黒い光に吸いこまれるようにつくしも視線を合わせた。　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「どう・・・？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　困ったようにつくしが問い返すと、総二郎は彼女の髪をひと房、手に取った&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　幾分湿り気を帯びたその髪にさらりと口づけされた時、まるで神経が通っているかのようにつくしは震えた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「俺は、来るなと言った。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ゆっくりとそう言いながら、髪を握っていた手をさらに上に伸ばし、バスローブの襟の合わせから&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
のぞく両方の鎖骨の間のくぼみに指を置く。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「来たのは、お前だ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　酷薄な目をしてつくしを射抜き、そのまま4本の指で白い肌の表面をゆっくりと撫で下ろす。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その動きのもたらすぞわぞわとした感触に息をつめて耐えていたつくしだったが、指がローブの中で&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
わき腹にまで入り込んできた時、たまらずにその場に崩れおちた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　自分の足もとで襟をおさえてしゃがみこむつくしをソファーに座ったまま見下ろし、総二郎はいささか&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
乱暴に彼女の後頭部をつかんで仰向かせる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「嫌なら逃げろよ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　はっきりとそう総二郎が告げても、つくしは積極的に受け入れるでもなく、かといって拒むことも&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
しないまま、ただ彼のなすがままにされる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　けれどその瞳の中に浮かぶ切実な色を見てとって、総二郎は「ずるい奴。」といらだたしげに言った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　驚いたような顔をするつくしの反論を封じるように総二郎は唇をふさいだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　彼の重みでつくしの体はあおむけにかしいだが、総二郎は構う様子もなくむしろ彼女をテーブルに&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
押し付けるようにしてその上に覆いかぶさった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　反動で乱れたローブを直そうとするつくしの手首を片手でつかみ、彼女の頭上で縫いとめるように拘束する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そうして真上から彼女を見下ろした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「望み通りにしてやるよ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そのセリフのあとに降ってきた口づけはジワジワと煙草の苦い味がして、まるで知らない男と&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
キスしているようだった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それなのに馴染んでしまった総二郎の香りに包まれていると、つくしは抵抗するどころかそのまま&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
すがってしまいそうになる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そうして彼女がいつの間にか口づけに夢中になっている間に、総二郎のもう一方の手がローブの&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
裾から中に入った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　反射的に逃れようとしたつくしを総二郎は押さえつけ、乱暴に足を割広げる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　彼女を追い詰めるのに総二郎は容赦しなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　下着もつけずにいた彼女を直接なぶり、強引につくしを快感の渦の中に投げ込んでいく。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　まるで虫ピンで縫いとめられたような体勢で、乱れた肢体を明るい光の中にさらしたまま、つくしは&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
急速に追い上げられながら総二郎に抱かれた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　荒々しい交わりの中でつくしは何度も歓喜の声をあげ体を痙攣させ、最後には総二郎の体に&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
しがみつくようにして気を失ったのだった。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/jami_green999/59057003.html</link>
			<pubDate>Mon, 01 Mar 2010 00:18:14 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>10－21.墜落【4】</title>
			<description>一時はパニックを起こしかけていたつくしだが、どうにかこうにか濡れた服を脱いで湯船につかり、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
体の芯から温まっていくうちに冷静さを取り戻していた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「・・・どうしよう・・・。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　今さらながらに自分のしたことを思い返す。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　勢いで飛び出してきたものの類は今頃心配しているだろうし、なにより実際に総二郎に会ってみると、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分でもどうしていいのかわからない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　どうしていつもこんなに考えなしなのか・・・と自己嫌悪に陥り膝を抱えて湯につかっていると、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ドアがノックされた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「生きてるか？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「大丈夫！生きてるから入ってこないで！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　とっさに顎まで湯につかり、焦って大声で言い返す。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「温まったら湯冷めする前に出てこい。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　冷静に扉のむこうで言われ、それからもっと慌てた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　取り急ぎ濡れた服は脱いで簡単に絞って洗面台のところに置いてあるものの、もちろん着替えはない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あ、でも、えっと、着るものが・・・」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「バスローブかなにかその辺にあるものをはおればいいだろ。着替えは後で持ってこさせるか、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
クリーニングさせるから。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「・・・バスローブ・・・。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　あぜんとして呟いた声が聞こえたのか、イラッとしたように総二郎が言った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「俺は疲れてるんだよ。さっさとシャワーを浴びてさっぱりしたい。置いて帰られたくなかったら早くしろ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ごめん！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　見るからに高級そうなこのホテルに一人残されたところで、無一文の自分にはどうしようもない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　この間抜けな状況を笑っていいのか泣いていいのか迷いながらも、とりあえず濡れた服をもう一度&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
絞ってバスタブの湯を抜いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それから総二郎が言っていたように綺麗にたたんで置いてあったバスローブを着こむ。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　大きめとはいえ、所詮バスローブはバスローブだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　鏡に映った姿のあまりの無防備さに、総二郎の前に出ることがためらわれたが、これ以上ここに&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
閉じこもっていることもできない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　つくしはしっかりと襟をあわせて、おずおずと浴室の扉を開けた。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　総二郎はソファーに座って携帯を見ていたらしく、その顔は苦虫をかみつぶしたように渋かった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　出てきたつくしをちらりと見やると、顔色一つ変えるでもなく携帯をソファーに放り投げた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「一応、類にはお前を見つけたってだけ報告しといた。あとは自分でちゃんと説明しろ。」　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「・・・それが携帯もかばんも病院に置いたままで・・・。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　みなまで聞かず、呆れたといわんがばかりに肩をすくめ、総二郎は立ち上がった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ビクッとして体を硬直させたつくしに気付いたのか気づいていないのか、彼女の様子に構うことなく&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ダイニングテーブルを指さす。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「適当に頼んどいたから、食っとけよ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　見るとテーブルの上にいくつか皿が並べられていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　いつの間に・・・と驚くつくしの横を通り抜け、総二郎は浴室に消えた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　広い部屋に一人取り残されたつくしは、落ち着かない気分でそれでもとりあえず食事の置かれた&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
テーブルの前に座った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ポタージュと温野菜のサラダ、パンに煮込み料理が少しずつ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　おまけに甘いデザートのセットまである。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ルームサービスで頼まれたらしいそれらが彼らしくない取り合わせに見えて、つくしは不思議に思った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　食欲などとうてい湧いてこなかったが、いちおう形だけでも口をつけておこうと一口スープを飲む。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　すると不思議なもので急に空腹を覚え、勢いにまかせてテーブルに並ぶ料理に次々と手をつけた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ずっと連絡をとることすら拒まれていて、総二郎の顔を見たのは1週間と少しぶり。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　改めてみれば、並べられた料理は体があたたまりそうで消化によさそうなものが多かった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　バスローブしか着ていないのに寒さを感じないのは、通常よりもきつめに設定してある空調のせいだと&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
いうこともわかる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　こみ上げてきた涙をこらえながら、つくしは無言でスプーンを口に運び続けた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　最後のデザートと紅茶を平らげた後も総二郎はバスルームから現れず、彼女は簡単に皿を片付けて&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソファーに移動した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　これからどうしたらいいのか皆目見当もつかない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　けれどもこの一週間あまりの苦悩が束の間、嘘のように消えていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そして。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　満腹感と久々に訪れた安らかな幸福感に包まれ、つくしは静かに目を閉じた。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/jami_green999/58825801.html</link>
			<pubDate>Tue, 16 Feb 2010 21:59:38 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>10－20.墜落【3】</title>
			<description>　今年最大の寒波を迎えた東京はコートを着ていても身体の芯まで凍えるようで、つくしは街中を&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
歩きながら吐く息で手を温めた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　やみくもに飛び出してはみたもののどこに行くというあてもなく、そのうえ携帯の入ったかばんも&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
病室に置いてきたままだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　類が心配しているかも・・・という懸念が頭の隅を横切ったが、左手の中にある玉を握りしめる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　彼がああして嘘をついた以上、いま病院に戻ったら総二郎には会えない気がした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「西門さんに会いたい・・・。」　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その一念だけがつくしを動かしていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　年末の多忙を極める家業の行事の打ち合わせを抜け出していた総二郎は、病室で類と遭遇した後、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
再び家に戻っていた。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　どうにかそれらしい言い訳をして取り繕ったものの、ややこしい状況にある自分の立場を考えれば&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
どうにも褒められる行動ではない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　渋い顔をする支持者と内心はほくそ笑んでいるにちがいない反対勢力の前で、総二郎は淡々と与えられた&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
仕事をこなし、ことさら何事もない風を装った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　大事には至らなかったものの、『こんなことでは先が思いやられるな』と叔父に捨て台詞のように言われ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　顔色ひとつ変えることなく、軽く頭を下げて謝罪の言葉を述べてやりすごした総二郎の内心の苛立ちは&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
相当なものだった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そのまま大人しく自室に引き取ったはいいけれどこのままでは眠れそうにないと、ラフな格好に&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
着替えてタクシーを呼びだす。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　昔から憂さを晴らすために家を抜け出しては夜遊びに興じてきた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一瞬、青白い顔をして病院のベッドで眠っていたつくしのことが脳裏に浮かんだが、彼女のそばには&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
一番の賛美者の類がいる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　嫌なことを思い出したとばかりに舌打ちをして、とりあえず今夜の行き先の選定に思考を切り替えた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　いつものように家から少し離れた大通りで待たせているタクシーのところに行こうと裏木戸から&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
外に出た時、総二郎は塀にもたれるようにしてうずくまる黒い影に気づいた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　膝に埋められているせいで顔は見えないが、癖のない黒髪がだらりと地面に届くほどに垂れていて、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
その姿にまさかと思う。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「・・・牧野か！？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　かけられた言葉にゆっくり持ち上げられた顔が総二郎を見上げた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ああ・・西門さん。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ふわりと微笑んだその様子が浮世離れしているような気がして、彼は思わずぞっとして腕をつかんだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　コートはまるで凍りついているように冷たくて、無理やりに引き上げて立たせた拍子に触れた頬も&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
氷のようだった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「馬鹿か！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　吐き捨てるように言って総二郎は彼女が自力で立てることを確認すると、半ば抱えるようにして&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
待たせていたタクシーに向かった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　タクシーの運転手に万札を渡してから、家から5分ほどのところにあるホテルの名前を告げた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ただならぬ様子に困惑をみせた運転手だったが、総二郎の有無を言わさぬ迫力に押されたのか黙って&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
車を動かす。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　車が出ると同時に携帯で当のホテルに連絡を入れひとしきり話をつけ、総二郎はやっと隣で&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ぼんやりとしているつくしを落ち着いて見ることができた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　まだ寒さに震えていて、唇は青い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　特に大きな怪我はないと病院で類が言っていたから大事はないはずだがと思いながら携帯を&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
確認すると、彼から着信とメールが数件入っていて、ため息をつく。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「・・・病院、抜け出してきたのか？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　総二郎の低い声音に、びくっとしてつくしの顔が一瞬正気に戻った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「大丈夫だから。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　小さくつぶやくようにつくしが言ったところでタクシーがホテルに着き、総二郎は彼女の腕をつかんで&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
車から降りた。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　到着したホテルはプライベートというより、家の関係で使うことが多いホテルだったので本来避けたい&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ところだったけれど、細かい事情には構っていられなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　総二郎の顔を知っているはずのフロントスタッフたちはさすがに接客のプロだけあって、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
いかにもワケありな様子で現れた次期家元候補の姿を見ても眉ひとつ動かさず笑顔で部屋に案内する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　総二郎は今日何度めかの舌打ちを心の中でして部屋に入ると、ぼんやりしたままのつくしのコートを脱がせた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「西門さん・・・！？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　正気に戻ってさわぐつくしを構わず抱きかかえると、あらかじめ湯をはっておくように頼んでおいた&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
バスタブの中に着衣のまま放り込んだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「きゃっ！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　慌てて立ち上がろうとするつくしをじろりとにらむ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あったまるまで出てくるな。風邪でも引いてこれ以上迷惑をかけられるのはごめんだからな。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それだけ言い置いて、総二郎は浴室から出て行った。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/jami_green999/58701814.html</link>
			<pubDate>Wed, 10 Feb 2010 22:50:28 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>10－19.墜落【2】</title>
			<description>　病院のベッドで眠るつくしを類が険しい顔をして見守っていた。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　携帯の発信履歴から連絡を受けて類があわてて病院に向かうと、死んだように眠るつくしが&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
横たわっていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一瞬、最悪の事態を想定して彼女に取りすがりそうになった類を冷静に看護士が押しとどめ、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
告げられたセリフは彼には意外なものだった。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　しばらくしてノックの音とともにドアが開いたが、類は後ろを振り返ることはなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　中に彼がいることに気づいて、そのまま立ち去ろうとした人物を類は鋭い声で呼び止める。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「怪我はほとんどない。軽く自転車と接触しただけだって。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それからゆっくりと振りかえった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「倒れちゃった原因は疲労と栄養失調らしいよ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　眠るつくしを気遣ってか、声を抑えつつも類の瞳には隠しきれない怒りがくっきりと浮き上がっていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「俺よりももっと最近の発信履歴に連絡したけど、留守電でつながらなかったからって俺のところに&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
電話が来た。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　俺はこのこと、まだ誰にも連絡していないからその留守電の相手はお前ってことになるよね、総二郎。」&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　珍しいあからさまな類の怒りを恐れる様子もなく、総二郎は淡々とした様子でベッドの脇に近付き、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
青白い顔で眠るつくしを見下ろす。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　類にしたところで、総二郎がここに現れたことに驚いているわけではなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「牧野、痩せちゃって、くままでつくって・・・。こんな風にこいつを追い詰めて満足？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　総二郎がゆっくりと振り返り、斜め後ろのイスに座る類を見下ろした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　顔には酷薄な笑みが浮かんでいる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「俺が追い詰めたって・・・？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　腕を組んで斜に構えたその様子のふてぶてしさに類はぐっとこぶしを握り締めた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「そうだよ。お前は牧野が自分のモノにならないのが嫌で。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「牧野を自分のモノになんて、冗談にしてもおもしろすぎる。っていうか、こいつが自分のモノに&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ならなくて嫌なのは、自分のことじゃないのか、類。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「挑発しても無駄だよ。ずっと高校のころから牧野のことを見てただろ。まさか俺を誤魔化せると&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
思ってないよね？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　いつもの類らしからぬ踏み込んだ物言いにも総二郎は表情一つ変えることはなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「・・・自分のモノにならないから、壊すつもり？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「言いがかりだ、類。こんな女、興味ない。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　類と総二郎の視線が激しくからまり、殴り合いすら辞さない覚悟の類を総二郎は鼻で笑った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「そんなにカリカリしなくてもすぐに退散するよ。あとはお前が煮るなり焼くなり好きにしろ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　類に背を向け、右手を軽く上げて別れのあいさつをしようとした総二郎の背中に類は鋭く言い放った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「もう牧野に近づくな。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「それはおれじゃなくて、そっちで眠りこけてるお嬢ちゃんに言えよ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　悪びれる様子もなく言い放ち、そのまま総二郎は振り向くことなく出て行った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　つくしの鼻孔を懐かしいような切なくなるようなにおいがくすぐる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その香りに意識を覚醒させられたように、彼女はゆっくりと目を開けた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「気付いた、牧野？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　反射的に香りから連想される名前を口にしようとしたつくしは、類の声を聞いてとっさにそれを飲み込んだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「・・・ここは？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　起き上がろうとしたのを類に押しとどめられ、つくしはベッドに横たわったまま尋ねた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　街に出たことは覚えていたが、その後のことはおぼろげで記憶がない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「病院だよ。あんたが倒れたっていう連絡を受けて。慌てた。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「・・・花沢類だけ・・・？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「うん。・・・他に誰か？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一瞬、総二郎のコロンのにおいがした気がしたつくしだったが、彼の前でそのことを口にするのは&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
はばかられ、つくしは黙って首を横に振った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「睡眠不足に、栄養失調だってさ。軽く睡眠薬の入った栄養剤を点滴されたよ。心配かけるのも&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
いい加減にしてよね。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「・・・ごめん。迷惑掛けて・・・。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　腑に落ちないものを感じながらも、つくしは素直に頭を下げた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そんな彼女に類は一言釘をさそうと口を開きかけた時、ドアから看護士が入ってくる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「念のため一晩入院していただきます。その手続きをお願いしたいのですが。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ああ、俺がいきます。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　恐縮するつくしを笑顔で押しとどめ、類は看護士に呼ばれて出て行った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一人室内に残されたつくしは、目覚めたときの残り香が気になって仕方がなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　気のせいか眠っている間、総二郎の声を聞いた気さえしていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　点滴で注入されたとういう睡眠薬のせいか、頭が少しぼんやりしている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　傍らにあったミネラルウォーターを飲もうとして体を起こそうとしたつくしは、その時、かすかな&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
金属の音に気付いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　耳になれた鈴の音のような響き。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　はっとして、布団をめくると、5つ目の玉がひっそりと冴えた輝きを放っていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「西門さん、来てた・・・！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　やはり気のせいではなかったのだと思うと、もう居てもたってもいられず、つくしはベッドから&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
抜け出し、コートをつかむとそのまま外へと駆け出した。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/jami_green999/58626435.html</link>
			<pubDate>Sun, 07 Feb 2010 10:32:01 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>10－18.墜落【1】</title>
			<description>　いつものように道明寺家でのレッスンを終え、家に帰ってシャワーを浴びようとしたつくしは洗面台の&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
鏡に映った自分の顔を見てギクリとした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ちょうど今日、授業の終わりにクラスの子から「牧野さん、痩せた？」と心配そうに声をかけられた&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ところだった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そう言われてこうして改めて見てみると、頬がこけて目の下にクマができている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ひどい顔色だった。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　誕生日パーティー以来、食欲がなくて眠りの浅い日が続いていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「もう少しちゃんと食べないとね・・・。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そう思いながらも、自然と首筋に視線がいってしまうのをどうにもできない。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　あのとき総二郎がくっきりと残した痕はもうほとんどわからなくなっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　無意識のうちにその箇所に手をやり、つくしは一週間前の誕生日パーティーのことを思い返していた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　あの後、打ち捨てられるように総二郎において行かれたつくしを見つけたのは類で、珍しく声を&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
荒くして詰問する彼に何と答えたのか覚えていない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　・・・あれから総二郎とはまったく会ってない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　大学にも姿を現している様子はなく、さんざん迷いながら何度かかけたつくしからの電話もメールも&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
彼は無視していた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　今思えばあの乱暴はつくしに対する罰だったのではないかという気がする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　あの瞬間、彼女の中には総二郎が見抜いたとおり確かに彼を憐れむような気持があった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　おそらく総二郎にとって一番むけられたくなかったであろう感情。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それを思うとつくしはいたたまれなくて、唇をかみしめる。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　総二郎から無視されることは想像以上にきつくて、つくしは祈るような気持ちで彼からの連絡を&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
待っていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　授業はおろか道明寺家でのレッスンの間ですら神経の半分以上は携帯に集中している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　夜ともなると鳴らない携帯をじっと見つめているうちにウトウトして朝になる・・・というような有様だ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その間に司からかかってきた電話にも、心ここにあらずの状態で対応していて、彼が不審そうに&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
眉をしかめたことにすらつくしは気づいていなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　今も机の上では小皿におかれた４つの玉がキラキラ光っているのが見える。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　つくしは無性に総二郎に会いたいと思った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　このままここにいてもいいのか、焦燥感に駆られて洗面台のふちをぐっと握る。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「・・・だめだ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　少し頭を冷やそうと、つくしはコートを着ると、鞄と携帯を持ってもう一度家の外に出た。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　つくしの住んでいるところは都会のどまんなかというわけではなかったけれど、12月半ばになると&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
やはり街のあちらこちらがクリスマスのデコレーションで飾られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　どこからともなく流れてくる音楽もクリスマスソング一色で、華やかな雰囲気を盛り上げていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　幸せな空気の中、同じ年頃のカップルたちが楽しそうに歩いているのを、つくしは別世界の住人を&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
見るような気分で眺めていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　多くの人がうらやむ道明寺司という恋人がちゃんといるにも関わらず、つくしの心は冷え切って&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
泣きそうだった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　今はなにより、司の存在がとても遠い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それなのにそのことをあまり寂しいと感じない自分がいる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　むしろ彼女にどうしようもない孤独感を与えているのは、きれいな指をして悪魔のようにつくしを&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
翻弄する美しい男で・・・。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　イルミネーションの中に冷めた目をして片頬をあげて微笑む総二郎の姿を見た気がして、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
つくしはふいにフラフラと前に歩きだした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　次の瞬間、ドンという鈍い衝撃を背中に感じる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「西門さん・・・。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　周囲がざわめく声をＢＧＭのように聞きながら急速に意識が遠のく中、脳裏をよぎった男の名前を呼んで、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　つくしはその場に倒れた。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/jami_green999/58412440.html</link>
			<pubDate>Wed, 27 Jan 2010 23:05:23 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>１0－17.浸食【4】</title>
			<description>　反応の薄いつくしに今は何を言っても無駄と悟ったのか、類は彼女のそばを離れた。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　彼が自分のことをどう思っているのか考えると、つくしは暗い気分にならざるを得ない。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　ふっとため息をひとつつき、部屋の隅に置いてあったカバンに手をのばした。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　それから化粧ポーチを取り出そうとして、携帯のランプの点滅に気付く。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　不在着信を示すグリーンの光。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　機械的な動作でディスプレイを確認し、そこに表示された文字に驚いた。　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　10分ほど前の、総二郎からの着信。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　どうせ女の人に会いに行っているのだとばかり思っていた人間からの連絡に動揺する。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　別れ話のダシにされた苦い出来事が一瞬脳裏をよぎったが、けっきょく携帯を握りしめてこっそり&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
部屋を抜け出してしまった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　目立たない廊下の隅でリダイヤルするつくし。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　息を殺して呼び出し音を数え・・・やっと総二郎が電話に出た。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
『遅いよ、お前。』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「勝手なこと言わないでよ。途中で出て行って好き放題してるのはそっちじゃない！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　苛立って言い返すつくしの言葉を聞いて喉の奥で笑う総二郎。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その笑い声はとてつもなく耳に居心地いいのに、なぜか不安をあおる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
『出てこいよ。』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「冗談でしょ。前みたいに変なことに巻き込まれるのはごめんだから。それにみんながお祝いして&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
くれてるのに、そんなことできない。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
『ちなみに俺もあきらの家の中。』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　えっと驚いて、つくしが言葉を失っていると、とんでもないことを総二郎が言い出した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
『廊下の突き当たりに中庭に通じるドアがあるだろ？そこから出て噴水まで行けよ。』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　彼の言うとおり、すぐそばに中庭に通じるポーチに出るガラス張りのドアがあった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「人の家を勝手にうろうろしていいと・・・」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
『来い。』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　命令口調でたたみかけられ、つくしはどういうわけか逆らえずそのままドアのノブに手をかけてしまった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「噴水まで来たけど・・・」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　彼女はあたりを見回すが総二郎の姿は見えない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　するとさらに電話で指示が出た。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
『噴水の左にある道。そこを入れよ。』&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　それっきり通話は切られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　つくしはのろのろと携帯をポケットにしまい、立ち止まった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　左手には確かに野バラが高い塀を作る小道があった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ここを抜けると、総二郎が待っているのだろうか？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　自分がそこに行きたいのか、行きたくないのかはっきりとわからないまま、それでも彼女は今は花も&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
咲いていない道に足を踏み入れた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　野バラの小道は思ったほど長くなく。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　間もなくひっそりと木立に囲まれた坪庭のようなところに行きついた。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　まるで人目を避けて恋人たちが密会するために作られたようなその場所。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そこに置かれたベンチに総二郎が座っていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　彼女の姿を認めて、総二郎がけだるげに立ち上がった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　後ずさりしそうになったつくしを彼は押しとどめる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「逃げるなよ。言いたいことがあるんだろ？・・・パーティーの間中、人のことをあんな目で見てたら、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
何かありますって周りに宣伝しているようなもんだぜ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「べ、別に見てなんて！ただ、せっかくみんな西門さんのために集まってるのに、途中で抜け出すなんて&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ひどいんじゃないかと思っただけで・・・」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「なんで？俺が抜け出したことなんて、誰も気にしてないと思うけど？・・・つくしちゃん以外は。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そういいながらゆっくりと総二郎が近づいてくるのに、つくしは全く動けずにいた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そんな彼女を面白そうに眺めながら、総二郎はさらりと彼女の髪をひと房手に取る。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　まるでその手触りを楽しむかのように、サラサラと手の間からつくしの髪を流し落としていく。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　彼のするがままにし、つくしはじっと体を硬くしていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「そんなに俺のことが気になる？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「・・・そんなわけないでしょ！？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　髪をいいようにもてあそばれ、自分に向けられた視線を感じながら彼女は目をあわせられずにいた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「嘘つけよ。類がいることも忘れるぐらい人のことを見てただろ？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　声音がふっと冷たくなったような気がして、つくしはそむけていた視線を彼に向けた。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　総二郎は笑みを浮かべて彼女を見ていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　けれどもその様子はいつかの嵐の日の彼に酷似していて、つくしは息をのむ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　思わず逃げそうになったつくしを、総二郎は髪をもてあそんでいた手ですばやくつかみ、ぐいっと&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分に近づけた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「大方、うちの家のゴタゴタのことでも聞いたんだろ？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　図星をつかれて、彼女の顔が赤く染まった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「お前、わかりやす過ぎる。おまけに同情か？まったく・・・ありがたくて涙が出るな。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　今まで聞いたことがないほど冷たい声音に、つくしはビクッと体を震わせた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「それでお優しい牧野はかわいそうな俺をなぐさめてくださるってわけか。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「何言って・・・！？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　つくしが反論する間もなく、総二郎が彼女の頤をつかみ乱暴に唇を奪った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　今まで戯れにつくしにしかけたそれとは根本的に違う、力づくで凌辱するような口づけ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　恐怖を覚えて必死に抵抗しようとしたにも関わらず、器用にポイントをおさえて拘束されているらしく、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
総二郎はびくともしない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　思うさま貪られ彼女の呼吸すら苦しくなったころ、総二郎の唇が頬を滑りきつく首筋に吸いついた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　鈍い痛みを感じたつくしは喘ぐように「・・・やめて。」と漏らす。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　次の瞬間、彼女の体は突き放された。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　よろめいて、その場に膝をついたつくしに向けて、銀の玉が投げられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「中途半端にフラフラうろつくんじゃねーよ。とっととそれを持って消えろ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　つくしはその時、自分にむけられた総二郎の視線の中に、初めて怒りの色を見てとった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　彼から受けた乱暴なふるまい以上にそのことにショックを受けて、彼女がその場にへたり込んでいると、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
総二郎のほうが無言のまま立ち去る。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その後ろ姿を目で追いながら、つくしは今頃になって自分が震えていることに気づいた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それでいて、彼女は自分が総二郎を傷つけたのだと思わずにはいられなかった。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/jami_green999/58270971.html</link>
			<pubDate>Thu, 21 Jan 2010 00:18:46 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
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