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半月くらい前になるでしょうか?
鈴木秀介君が、ここふらのジャム園にひょっこり顔を出してくれた。
彼は3年前に、まだ大学生だった頃、就職も一部上場の商社に決まっており
「自分は会社に入ったら世界一の商社マンになる!」
と頑張っていた。
そんな彼だったので3年振りに会った時、開口一番出てしまったのが
「世界一の商社マンになれそう?」だった。
「いや〜はずかしいですよ。よくもそんなこと言えたものだ。身の程知らずでしたよ」
と、照れくさそうに答えが返ってきた。
入社して彼は世界中を飛び回っているとの事。
「アメリカはどう?」と聞くと
「アメリカは今、大変ですよ。本当に落ち込んでいる。今、元気なのはイランですよ」
「だって内乱が激しいのでしょう?」と聞くと
「対外的ニュースではそのように報じられているけれど、国内は結構落ち着いていて、
産油国なので豊ですし、なかなか面白い国ですよ」
と意外な答えが。
「世界中を飛び回っていて大変な事は何?」と聞くと
「会話はほとんど英語で通じるし、通訳がいるので不自由はしないんですが
一番難しいのはその国の微妙な国民感情をキャッチするのが難しいですね」と。
そして彼自身の仕事について訪ねてみると
「自分は良い上司に恵まれていてとても幸せですよ」と。
その方はとても厳しい方だそうで「下手するとどつかれてしまう」とも。
「でも仕事が出来る人なので、とても勉強になるし尊敬できます」
と言い切っていた。
久し振りに胸がスカッとする若者との会話が出来て、
「こんな若者が育っている日本はまだまだ希望が持てるのではないか」
と、うれしい気持ちにさせられた。
話し終わった後に彼は一人で麓郷展望台に向かっていった。
暗くなりかけた頃帰ってきて
「いや〜おかげでスッキリしました。来て良かった」
と言って帰っていった。
ちなみに彼は東京の生活の中でいてもたってもいられなくなって、突然富良野へ癒しの旅に
出ようと思い立ったとのこと。
何の悩みか聞くよしもなく、とにかくスッキリしたのだから良かったと
又の再開を約束して見送った。
※写真の左端が3年前アルバイトに来ていた頃の鈴木君
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