ジャムおばさんのニコニコ日記

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2008春の章

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出会い

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5月下旬、今年も二人の若者、沖縄からアルバイトに来ている伊藤さんと中富良野から来ている今年でアルバイト3年目の名和さんと共に、我が故郷である「増毛」へりんごの花を観に行った。

しかし心なしか少し花に元気がない。

「あれ?今年はどうしたのだろう?」っと思っていると「数日前の季節はずれの低温で花がやられた」と、同級生の仙北さんはしきりにボヤいていた。

自然を相手に仕事をする人の嘆きは痛い程分かる。

話は変わって、アルバイトの子たちを連れて増毛に向かったのは今回で3回目。

増毛は港町で、新鮮な魚介類の豊富な街でもある。

そんな我が故郷に自慢出来るお寿司屋さんはないものかと…、まだそれに出会っていないのが少し寂しい思いがしていた。

そんな事を思っていた矢先、妹の同級生が増毛で寿司屋を始めたとの話しを聞いた。

その同級生は数年前、札幌で寿司職人をしていて、その後厚田(増毛より少し南側にある日本海沿いの街)の浜に、古いニシンの番屋を改装して料理屋をしていたのだという。

そこは「一日何組限定で予約した人しか入れないお店」との事。

そんなフレーズを聞いただけで「一度行ってみたい!」と思ってしまうものだが、なかなか行けずじまいでいた。

その彼が新たに増毛に寿司屋を出した、と言う話しを思いだし、何とか場所を探し当て今回行ってみる事にした。

着いてみると、そこの建物もやはり古い家を改装したような趣のある造りであった。

お店の名前は「すが宗」。

地味な看板に何か引きつけられるものを感じながら引き戸を開けて中に入ってみる。

お店のご主人らしき人にここを訪ねる事になった顛末を伝えてみると、その方がまさに妹の同級生だった。

色々と話しをしてみると、幼い頃は私の家とは少し離れた筋向かいに住んでいたらしく、当時お菓子屋さんをしていた「ぬのや」さんの息子さんとのこと。

懐かしいあの頃の風景が心をよぎる。

早速「生ちらし」を注文。

これが…本当に美味しい!

お寿司というのはどんなにネタが新鮮であってもシャリが良くなければ台無しだが、ここはネタもシャリもピッカピカ!

私が探していた「我が故郷増毛の誇れる寿司屋はまさにここだ!」と。

それから、今私は富良野でジャムを造っていること、富良野では栽培が難しい果樹類は増毛から持ってきている事などの話しをして、その場は別れた。

それから間もなくしたある日、今度は奥さんとご一緒に当ふらのジャム園まではるばる訪ねて来てくれたのである。

その時はほんの少しの間の立ち話だったが、「ジャム売店とアンパンマンショップをゆっくり見せてもらったがとても良いお店ですね」と、言ってくれて帰られた。

そしてその翌々日、なんとご主人より一夜干しのハタハタが届けられた。

このハタハタは今では幻の魚と呼ばれており、富良野ではめったに食べられない。

小さい頃はよく食べていたのに、今ではすっかり珍魚となってしまった。

どうしてこんなにまでしてくれるのかと不思議に思いつつ、早速お礼の電話を入れてみた。

すると、すが宗さんのご主人曰く

「ジャム売店もアンパンマンショップもすばらしかった。行ってみて良かった。自分もこれから夢があってとても参考になりました」と。

そう言ってもらえると私もついつい話しがはずんでしまって、

「ふらのジャム園がここまで来るのに一番大切にしてきた事はまずお客さんに喜んでもらうこという事で、それを第一として指導して下さる長老的な方が私達をとことん仕込んでくれたんだ」との事を話し、電話線を通して話しが大いに盛り上がった。

うす塩仕立ての幻の魚「ハタハタ」の美味しさも格別であったが、夢を持って前向きに生きている人との出会いの喜びはそれ以上であった。

「オレ様カレー」秘話

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冬期間限定で展開していた「ばいきんまんショップ」も3/30でいよいよ最終日。

深い雪の中、遠くは釧路や稚内から駆け付けてくれるファンのお客様に

冬期間のみ「何か特別なものを提供したい」と、スタッフが工夫を凝らし展開している

「ばいきんまんショップ」も今年で4年目となった。

今回その企画に、更なる彩りを添えてくれたのが「オレ様食堂」の「オレ様カレー」だ。

カレーはお子様にとって今も昔も「好きなメニュー」として常に上位に位置づけられているが、

このカレーをばいきんまんショップに合わせて楽しくお客様に提供できないものか。

そんなところからオレ様カレーの試作は始まった。

昨年、夏のアルバイトに来てくれた若者達に俄然人気の高かった寮でのメニューは

「ヤナダカレー」と言われるものだった。

その人気振りは「帰る前にもう一度ヤナダカレーが食べたい!」とリクエストがかかり、

さらにその「カレーソング」まで出来る程であったとか(笑)。

「ヤナダカレーってなんだ?」と思われた方の為に少し説明させてもらいます。

当園スタッフに横浜出身の簗田さんという男性がおり、彼は農業担当で、同時に寮での

昼食専門の料理人でもある。

当園に入社したての頃は、自分で食べた食器を下げる事すら出来なかった彼も、

料理を担当するようになってからメキメキと腕前を発揮し、毎年アルバイトに来る若者達に

人気のメニューを提供し続けている。

そんな簗田さんが作るカレーの事を、誰が最初に名付けたのかは知らないが、いつの間にか

アルバイトやスタッフの間から「ヤナダカレー」と呼ばれるようになっていた。

そんな簗田さんに「オレ様カレー」の話しを持ちかけ、早速試作のカレーを作らせてみた。

お客さんに提供するとなると、毎回味が違ってはならない。

私も側にびっしりと付いて、ジャガイモ○○g、玉ねぎは○○g…と計量しながら作っていく。

カレーが出来上がる頃には、そのレシピも出来上がっていた。

早速、皆で試食。味はこの段階でもなかなかのものだ。

でも、これだけでは面白くない。

「ばいきんまんの雰囲気を出すには、まず色をもう少し黒くしなければ…」

という事で、次の試作では「いかすみ」と「黒ごまペースト」を入れてみる事に。

うん、見た目だけでなくこれで味も整った。

子供用のカレーには、これにシーチキンを和えて優しい味に仕上げ、これでOK。

「大人用はもっと深みのあるリッチなカレーにしなければ…」と、ガラムマサラ等々の

スパイスを追加。具にはシーフードを加えて、更に食べ応えのあるものに。

そしてカレーが完成!

次はばいきんまんの顔の様にカレーを盛りつけていく。

まず目には「うずらの卵」、角は「ポテトフライ」、鼻は五穀米を入れ紫色に色づいたごはんを

ディッシャーに入れて丸く形をつけてから、ポンと真ん中にのせる。

おお!まさにばいきんまんの顔!見た目だけではなく食べても美味しい!

そしてネーミングについてスタッフ一同で話し合い。

「ばいきんまんカレーでは?」
「それだと著作権の問題に引っかかるのでは…」
「それなら、ばいきんまんの口癖にならって…、そうだ!オレ様カレーでいこう!」

そこで全員一致。準備は整った。

そしてジャム売店の一画を「オレ様食堂」に改造し、そこでいよいよ販売を開始。

このメニューは土・日のみの1日限定40食としてスタート。

お客様の反応は、予想よりも遙かに良いものであった。

ほぼ連日完売となり、時にはごはんが足りなくなってしまう事も…。

お客様の前にカレーをお出しすると、まずその盛りつけに「うわぁー!」と歓声が上がる。

そして必ずと言って良いほど写真を撮ってから召し上がられていた。

帰りには「美味しかったよ」と声をかけられる事も!

オレ様食堂が終了した今でも噂を呼んでいるのか、ジャム売店やアンパンマンショップでは

お客様から「カレーありませんか?」と連日のように聞かれているそうです。

最初の年の試みとして、ここまで喜んで頂けるとは思ってもみなかったので、

我々の感激もひとしおでした。

楽しく美味しい「オレ様カレー」はまた来年も登場するのでしょうか?

乞うご期待!

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