居合道日誌

無双直伝英信流と全剣連制定居合を稽古しています。

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尻屋崎灯台

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下北の尻屋崎は、寒立馬が緑の牧草を食む長閑な岬として知られる。しかし、岩礁に波浪逆巻くこの岬は、魔の海として江戸時代から恐れられており、多くの犠牲者を出してきた。
斗南藩首脳の広沢安任は、太平洋と陸奥湾の運河開鑿により、大湊を北の長崎とする構想を抱いていた。運河が出来れば、危険な尻屋沖の航行を回避でき、船舶による貿易振興が容易になるからだ。だが、運河開鑿というとてつもない計画は実現するまでに、長い時間を要する。経済的に困窮する斗南藩にはこれをのんびり待つことはできない。
そこで、当面の船舶航行の安全策として、灯台の建設を思いつき、明治4年に建設運動を起こす。それから2年後、建設の調査が開始されたが、廃藩置県により斗南藩は既に消滅した。しかし、広沢が斗南藩時代に蒔いた種は確かに芽吹いた。
明治九年十月、不動の白色灯が点灯し、岩礁を確実に照らし出したのである。

岩礁は、地元では海馬島と呼ばれている。

その後、広沢の運河建設構想は、鉄道の普及と共にその意義を失い潰えてしまう。



写真: 海上から海馬島の背後に尻屋崎灯台を望む。確かに海馬に似てます。

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なるほど。広沢安任の建言で建てられたのが「尻屋崎燈台」でしたか。そういえば尻屋岬沖は難破船・破船がよく見られたとは何かで読んだ記憶があります。大平洋側はこうした海の難所が至るところにあるので、東廻りの海運路が開かれ、北前船が活躍したのでしたよね。「トド島置き去り事件」のエピソードもあってか、何だか陰鬱に見えますね、トド島‥。貴重な写真ありがとうございました。

2007/1/14(日) 午後 8:29 古畑 任次郎

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会津・斗南フリークでもある管理人様にお薦め図書 ◇『おらが村の会津様』青森の郷土史 ◇『獅子の棲む国』秋山香乃 文芸社1,890円 斗南舞台 もう読まれているかもしれませんが‥‥。

2007/1/18(木) 午前 0:12 古畑 任次郎

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『獅子の棲む国』獅子ですから、小松彼岸獅子の山川を書いたものでしょうね?会津葵を付けて踊る小松彼岸獅子、生を見たいです。とりあえず、東中野図書館にGo! ガーン、休館日ッ!相変わらず、肝心な時にはお役に立ちませんな、お役所ってのは。(陰の声:ちゃんと調べてから行けッ!)山川(会津将軍 山川浩)なら星亮一先生も書かれていますね。先生の『下北の大地』好きですョ。『おらが村の会津様』青森の郷土史、これ面白そうですね。所在ご存知でしたら教えて下さい。

2007/1/18(木) 午後 4:53 janomeken

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『獅子の棲む国』秋山香乃 文芸社→「都立多摩図書館」/「中野区立図書館」/「練馬区貫井図書館」/「新宿区立鶴巻図書館」に在。一方の『流れる五戸川 続9』 (おらが村の会津さま)三浦 栄一/98年→自費出版のようで小生、管理人様の故郷のお膝元「八戸市立図書館」在は承知してますが、同館では「郷土資料」につき貸出禁。青森県立図書館にはなし。都立図書館は未検索、国会図書館にはあると存じますが‥。「むつ市図書館」は蔵書検索機能がありません(蔵書してるでしょう?)。管理人様のお力で同図の検索機能を付与を働きかけて下さい(念のため都立図3館で検索かけてみて下さい)。

2007/1/19(金) 午前 0:45 古畑 任次郎

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