春秋の薔薇園 −けんじゅろうのブログ−

亜紀子ちゃん、僕には設備も技術もセンスもないけれど、夢だけはあるよ。受け取ってね……。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]



イメージ 1



一同「…………」

イメージ 2



亜紀子「それで、二人はその後どうなったんですか?」

イメージ 3



シルク猫院長「いとまを告げて何処かへ旅立っていったよ」

イメージ 4



不良リス坊「ちぇっ! 意外とあっさりしてやんの!」

不良ハリネズミ坊「ガッデム!」

イメージ 5



猿坊「仕方ないよ。それがおいらたち旅芸人の定めだからね。一つ所にそう長くはとどまれないんだ」

ネズミ娘「猿坊ちゃん……」

イメージ 6



不良リス坊「でもよ〜、便りの一つぐらいよこしたって罰は当たらねえってもんだぜ。そうだろ?」

不良ハリネズミ坊「チェケラッチョ!」

イメージ 7



シルク猫院長「便り? ああ、あったよ。それがさっきのこれさ」

イメージ 8



パカッ!

一同「…………?」

イメージ 9



不良リス坊「何でえ、さっき見せられた端た金じゃねえか。ただのフェイントじゃなかったのかい、先生よ?」

不良ハリネズミ坊「ゲロッパ!」

イメージ 10



シルク猫院長「あれからしばらくして、彼らから便りが届くようになった。便りには、行く先々の町の様子や出来事、出会った人たちのことが活き活きと綴られていてね。まるで彼らと一緒に旅をしているようで、毎回読むのが楽しみだったよ」

イメージ 11



亜紀子「すると、そのお金は二人が……?」

シルク猫院長「そう、便りに同封されていたものだ」

イメージ 12



猿坊「それじゃあ、あんなこと言ってたけどやっぱり……」

イメージ 13



シルク猫院長「いや、これは『返済金』ではないと言うのだ」

猿坊「……?」

イメージ 14



シルク猫院長「これは助けてくれた『お礼』だと。いつか再び私が自分たちと同じ境遇にある誰かを助けるときの為に役立てて欲しいそうだ」

猿坊「同じ…境遇……」

イメージ 15



シルク猫院長「そう猿坊君、これは君の為に彼らが用立ててくれたお金といっていいだろう。五年前、まだ見ぬ君の為にね……」

猿坊「……」

イメージ 16



シルク猫院長「確かにリス坊君の言うとおりわずかな額かもしれない。でも私がまず先にこれを見て欲しかった理由、分かってもらえただろうか?」

イメージ 17



不良リス坊「おっ俺、ひでえこと言っちまって……! ごっごめんよ、先生……」

不良ハリネズミ坊「チェッ…チェケラッチョ……」

イメージ 18



猿坊「おっしょさんが……」

イメージ 19



猿坊「おっしょさんが言ってた……」

イメージ 20



猿爺『一夜の宿を借りといて、ろくにお礼も言えないのかって思われたら、迷惑するのはいったい誰だと思う?』

猿坊『そっそれは……』

イメージ 21



猿爺『……いや、わしなんかではない。わしたちと同じように旅をしているすべての方々なんじゃよ、坊』

イメージ 22



猿坊「二人の気持ち、何だか分かるような気がします!」

イメージ 23



シルク猫院長「そうか、有難う。そう言ってもらえると、私も嬉しいよ。もしレン君が聞いたらどんなに喜ぶか……」

イメージ 24



ネズミ娘「もし……?」

イメージ 25



亜紀子「聞いたら……?」

イメージ 26



シルク猫院長「さあ、いよいよこの話をしなくてはいけない時が来たようだね」

イメージ 27



シルク猫院長「なぜそのサックスが今私のもとにあるのか。それは……」

イメージ 28



(続けたい。)

【おまけ】

イメージ 29



皆様、このエプロンとサンバイザーを脱ぎ捨てていった御仁を覚えていらっしゃるでしょうか? もしいらっしゃいましたら、私の心ばかりのカーテシーをお受けください……って気持ち悪いですね、失礼いたしました(^^;;

この記事に

開く コメント(21)

全1ページ

[1]


.


みんなの更新記事