三浦淳のFKはまるでナックルのような無回転から一気にゴールを脅かす日本代表の左サイド。颯爽としたピッチを縦横無尽に駆け巡る姿はさわやかさを誘う。
三浦淳は滴り落ちる涙をこらえきることが出来なかった。神戸のよもやの敗戦、そして待ち受けていたJ2降格という屈辱の全てを、グラウンドで受け止めるしかなかった。一粒、一粒滴り落ちる美しい涙がグラウンドを気高く濡らす。その涙を流す姿にはチームを問わず全国のサポーターの心を大きく動かした。
あの日から数週間後、三浦淳宏は、J2に降格するチームに残留することを宣言した。
「J2で1年やります。男が1度言ったら引いてはいけない」
衝撃的な残留表明だった。「残ってやります。J2で1年やります。1年で絶対に上げます」ドイツW杯が開催される来年、チームはJ2に降格する。31歳の三浦にとってW杯は最後のギリギリ崖っぷちのチャンス。02年7月のジーコ監督就任以来J2からの代表選出はなく、いわばチームに残ることは夢舞台から遠のくことを意味する。
「W杯に出るにはJ1の方が可能性が高い。じゃあ1年レンタル移籍とかでいいのか? それは自分の道じゃない。絶対に悔いが残る。来年は苦しい思いはすると思う。でもJ2でいいプレーを続けてジーコが選んでくれるのを信じている。W杯はあきらめてない」とアツは力強く話した。
数億のお金とドロドロとした欲で動くのが常の移籍マーケットの世界にあって、こんなにも胸にジーンとくる感動するストーリーはなかなかないのではないだろうか。
この熱き心に、日本代表のクールな青き炎が加われば、日本代表、そしてアツはいっそう強くなれる!!私は待っている!!アツが再び、日本代表のユニをまとう瞬間を……!!アツの”揺れながら落ちるボール”はもはや芸術の域を極めている。
もう一度日本代表で蹴らせてあげたいし、再びプレーする姿を見たいとも思う!
やっぱり、アツには日本代表の蒼きユニフォームが一番似合うのだから……。
写真を出したのはなんらかの形でアツの日本代表の勇姿をずっと残したかったから。。。皆さんに忘れないで欲しかったから。日本代表にアツのような男がいたんだなあと‥‥時には思い出して欲しいと思います。
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