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ジャズ評論家の中山康樹氏は,高校生の頃,ビートルズ(「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」&「ペニー・レイン」)とビーチ・ボーイズ(「グッド・ヴァイブレーションズ」)に衝撃を受け,これ以上のロックを聴くことはできないだろうと,その関心をジャズに向けようとしていたという。
そこでこの「マイルス・イン・ベルリン」というアルバムと出会って衝撃を受け,感動やよろこびだけでなく,恐怖にも似た感情を抱かせる音楽があることを知ったという。
そういうことでは,中山氏にとって,このアルバムはメモリアルな存在となったのだが,かつて私は,後藤雅洋氏の「ジャズ・オブ・パラダイス」に掲載されていたことから聴いてみたが,そのよさは全くわかりませんでした。
勿論,ビートルズやビーチ・ボーイズも聴いたことがありませんし,それを聴けば,マイルスがわかるというものでもないと思います。
そのロックに衝撃を受けたという中山氏の感性ゆえに,ジャズを初めて聴いたというこの「マイルス・イン・ベルリン」に,そのような感情を持ちえたと思います。
だから,ビートルズやビーチ・ボーイズのそれに衝撃を受けた方は,マイルスのこれを聴けば,中山氏と同じようなインパクトが得られるのかも知れません,よくわかりませんが(笑)
しかし,ロックにそういうインパクトがあるとは思いませんでしたが,だからといって,これからロックを聴いてみようという気は,時間的にもありませんし,第一,わかるかどうかもわかりません(笑)
1. Milestones ( 8:58 )
2. Autumn Leaves ( 12:49 )
3. So What ( 10:40 )
4. Walkin' ( 10:41 )
5. Theme ( 1:47 )
Miles Davis ( tp )
Wayne Shorter ( ts )
Herbie Hancock ( p )
Ron Carter ( b )
Tony Williams ( dr )
1964. 9. 25
live at Philharmonic Hall, Berlin.
CBS CSCS-5147
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Miles Davis
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ジミー・フォレストのグループにマイルスが客演した1952年のアルバムだが,分類(書庫)上は,マイルス・デイビスにしました。
演奏は,セントルイスのバレルで行われたライブで,何分古い音源のため,音はいいとはいえない。
だが,このマイルスとジミーの快調なソロを聴くと,その演奏に没頭できるほどのものがあり,音の悪さは気にならなくなる。
この時期のモダン・ジャズのよさを味わえることのできた,素晴らしい演奏でした。
幸い,YouTubeの方も,こんな音源でも全曲アップしている方がいたとは,驚き?だが,やはりワタクシと同じ感銘を受けたからだろうか?(笑)
1. Ray's Idea ( 8:36 )
2. A Night in Tunisia ( 8:23 )
3. Wee Dot ( 10:51 )
4. What's New ( 7:28 )
5. Perdido ( 9:23 )
6. All the Things You Are ( 10:04 )
7. Our Delight ( 7:22 )
8. Lady Bird ( 6:42 )
9. Oh, Lady Be Good ( 4:17 )
Miles Davis ( tp )
Jimmy Forrest ( ts )
Charles Fox ( p )
Johnny Mixon ( b )
Oscar Oldham ( ds )
Unknown Conga Player
1952年春,セントルイス,バレルにてライヴ録音
Prestige vicj-41253
MilesDavis & Jimmy Forrest - Ray's Idea
MilesDavis & Jimmy Forrest - A Night in Tunisia (1952)
MilesDavis & Jimmy Forrest - Wee Dot (1952)
MilesDavis & Jimmy Forrest - What's New (1952)
MilesDavis & Jimmy Forrest – Perdido
MilesDavis & Jimmy Forrest - All the Things You Are (1952)
MilesDavis & Jimmy Forrest - Our Delight (1952)
MilesDavis & Jimmy Forrest - Lady Bird (1952)
MilesDavis & Jimmy Forrest - Oh, Lady Be Good (1952)
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これは,ワタクシがジャズを聴き始めた頃,ゲットしたものだが,非常に耳当たりがよかったせいか,とてもいいと思っていたアルバム。
マイルス・コンボからコルトレーンが脱退した後のソニー・スティットに続くハンク・モブレイを加えたマイルス・クインテットによる演奏だが,これにアルバム名のタイトル曲と「Teo」にコルトレーンが参加している。 因みに,マイルスのアルバム中では,人気度の高いもののようで,ネットを散見すると,愛聴盤という声もある。
中山康樹氏によれば,「愛聴盤というのは,ぼくの基準では,最低でも月に4〜5回は聴くようなレコードのことだ。しかし,そんなレコードがはたしてあるか。」とこのアルバムの記事に書かれている。
そういわれてみると,月に4〜5回聴くようなCDは,ワタクシにはない。だから自分には,愛聴盤はないのかもしれない。
ただ,自分には,トライしなければならないものは,何回も聴くことがある。しかし,これは理解するための行為であって,愛聴盤とはいえない。
もう一つ,「神棚盤」というのがある?。これは,恐れ多くて,おいそれと神棚には手を付けられないものだが,今や科学は,神の領域に手を付けようとしている。(何のコッチャ?)
だから,ジャズも「神棚盤」にも手を付けなければならない,というのが,世の流れ?だと思う。(笑)
それにより,科学もジャズも進化する。(笑)
なお,「座右の書」ならぬ,「座右の盤」というのがあるが,これは項を改めて,ご紹介したい。
演奏はコルトレーンの参加した,1曲目と5曲目に注目したい。別れの5部作でのコルトレーンと比べ,リラックスしたというか,肩の力が抜けたというか,余裕を感じさせる?ようないい演奏だと思う。
勿論,マイルスは文句なしだが,モブレイはどうか。モブレイだけで聴けば,悪くはないが,マイルスを聴いたあとでは,モソモソとしたもどかしさを感じるので,相性がよくないのかもしれない。
1.Someday My Prince Will Come ( 9:06 ) 2.Old Folks ( 5:16 ) 3.Pfrancing ( 8:32 ) 4.Drad Dog ( 4:31 ) 5.Teo ( 9:36 ) 6.I Thought About You ( 4:55 ) Miles Davis ( tp ) Hank Mobley ( ts ) ;Omit5 Wynton Kelly ( p ) Paul Chambers ( b ) Jimmy Cobb ( ds ) John Coltrane ( ts ) ;1&5 1961.3. 7 & 20 & 21 Sony CSCS-5143 SomedayMy Prince Will Come OldFolks Pfrancing
DradDog Teo
IThought About You |
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マイルス・バンドからコルトレーンが脱退する最後のヨーロッパ・ツァーでのチューリッヒにおけるライブ演奏。
このツァーでの演奏記録は5部あることから,マイルスとコルトレーンの「別れの5部作」ともいわれています。
因みに,「別れの5部作」は以下のとおり。
3月21日 フランス パリ
3月22日 スウェーデン ストックホルム
3月24日 デンマーク コペンハーゲン
4月 8日 スイス チューリッヒ
4月 9日 オランダ スケヴェニンゲン
その後,あらたな音源の発掘?により,以下のものが追加されたようですが,現在これが最新のものかどうかは,知りません。
3月30日 西ドイツ フランクフルト
4月 3日 西ドイツ ミュンヘン
4月 9日 オランダ アムステルダム
なお,「別れの5部作」中,今回のものを含め,21日パリでの演奏以外は,拙ブログにアップしております。
さて,この時期の演奏については,マイルスよりもコルトレーンの方に注目してしまうワタクシなのですが,マイルスの演奏がよくないということでは,勿論ありません。
というわけで,1959年の「ジャイアント・ステップス」をもって,コルトレーンが真の意味で巨匠の域に到達したといわれているように,マイルスとの演奏においても,マイルスに一歩も引けをとらないコルトレーンの巨匠に相応しい演奏が聴かれます。
このアルバムにおいては,特に最初の「If I Were A Bell 」でのコルトレーンの演奏が実に素晴らしく,気にいったものであります。
そのせいか,後続のケリーもそれにインスパイアされたように?,テンションある演奏となっているように感じられました。
なお,YouTubeは全曲収録されておりますが,ワタクシのCDには,最初のアナウンスがカットされておりますので,ほかの音源が使われているものと思われます。
1. If I Were A Bell ( 16:20 )
2. Fran Dance ( 7:28 )
3. So What ( 15:03 )
4. All Blues / The Theme ( 17:24 )
Miles Davis ( tp )
John Coltrane ( ts )
Wynton Kelly ( p )
Paul Chambers ( b )
Jimmy Cobb ( d )
Kongresshaus, Zürich, Switzerland, April 8, 1960.
Jazz Unlimited JUCD 2031
MilesDavis with John Coltrane- April 8, 1960 Kongresshaus, Zürich
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マイルス・デイビス・クインテットによる1960年3月21日〜4月10日までのヨーロッパ・ツァーにおけるコペンハーゲンでのライヴ演奏。
ジャケットはUNISSUEDと表示されているが,現在では「'IN' CROWD Records 」より,別のジャケットで発売されているようです。 このアルバムでは,最初の「So What 」で,マイルスからコルトレーンのソロにかわるときに,両者がオーバーラップしているというところに言及した解説が欠かせないようで,マイルスがコルトレーンの邪魔をしているとか,既定路線だったとか,想像を働かせておりますが,真相はわかりません。 さて,この時期の演奏としては,後期のものに比べ,この時期のものだということを感じさせますが,ジャズの巨人二人が同じ土俵で演奏しただけあって,素晴らしいものがあります。
1. So What ( 14:30 ) 2. On Green Dolphin Street ( 14:20 ) 3. All Blues ( 15:28 ) Miles Davis ( tp ) John Coltrane ( ts ) Wynton Kelly ( p ) Paul Chambers ( b ) Jimmy Cobb ( ds ) March24, 1960 TivoliKonsertsal, Copenhagen, Denmark Sowhat Ongreen dolphin street Allblues |


