曇のち晴

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Hank Mobley

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 ハンク・モブレイのソウル・ステーション,モブレイズ・メッセージと続けてきましたので,次はこのアルバムがあると意気込んだところでしたが,前回のように「こりゃーいい」というわけにはいきませんでした。
 そこで,はたと困ったので,無い頭を絞らなければならなくなったわけです。幸いYouTubeで全曲を聴くことができますので,このアルバムがどんなものであるかを知ることができます。
 因みに,前回のは1956年720日でしたが,今回のは同年同月の27日での演奏ですから,ほぼ同時期ということになりますが,メンバーは異なっております。
 トランペットがドナルド・バードからケニー・ドーハムに,ピアノがバリー・ハリスからウォルター・ビショップに代わっており,ベースとドラムスは同じです。
 なお,ジャケットを見ていただくと数字が書かれておりますが,その右上の2が色違いとなっておりますので,セカンド・メッセージのセカンドですよと,素人のわたくしにもわかることですが,1という数字がないのはわかるにしてもその並びなどどういう意味があるのかわかりません。
 さて,演奏のほうですが,お聴きいただければおわかりのとおり,トランペットとピアノが異なると違ったものになりますね。
 特にケニー・ドーハムとドナルド・バードのトランペットの音色が全然違います。後藤雅洋氏はドーハムは抜けの悪いトランペットの音色だといっておりますが,どこか滲んだような音色は,聴けばドーハムだとわかります。
 というわけで,モブレイのアルバムに関わらず,どうしてもドーハムの音が耳についてしまうところがありました。
 特に最初の曲では,モブレイのモソッとした音色に違和感を生じてしまいましたので,こりゃーいいとならなかったわけです。

 とはいえ,ファースト・インプレッションでは3曲目と5曲目がいいと思いました。特に「IShould Care 」で垢抜けたソロ?をしておりますドーハムが素晴らしい。

 まあ,そんなわけでこのアルバムにはちょっと躓いたものですから,何とかこれのよさをと思って,何回も(10回くらいだったか?)聴いてみました。
 これが無い頭を絞ってという意味でしたが,そうしましたらこのアルバムに慣れました。モブレイにもよさがあり,その他の演奏もとてもいいことがわかりました。

 因みに,「IShould Care 」もドーハムに比べ,モブレイはイマイチかなと思ったのですが,今ではモブレイもいいと思えるようになりました。

 まあ,10回も聴けばよさがわかるだろうと思われるかも知れませんけれども,漫然と聴いていてはダメで,奏者の一つ一つといいますか,どういうようにやっているのかを丁寧に集中して聴くということが,その演奏のよさを知ることだという,まあ,ごく当たり前のことだったのですが,パッと聴いて違和感というんじゃダメでしたね。
 最近は年のせいか,途中で眠くなってしまうことがありますが,気力を込めて(腰をそえて)いかないことにはこの手の音楽に自分としては手に負えません。眠るにはいいと思いますが。
 というわけで,モブレイ温泉ツァーのセカンド・メッセージは,モブレイが「ドーハムのことばかり聴いていないで,オレのこともよく聴いてくれよな。」と,いうことかな?
 因みに,このアルバムの商品紹介には,「ジャズ・メッセンジャーズでの盟友ドーハムとの2管クインテットで,若きのモブレーの充実のプレイを捉えたハード・バップの傑作。」と書かれておりました。


1. These Are The Things I Love ( 6:38 )

2. Message From The Border ( 6:04 )

3. Xlento ( 5:37 )

4. The Latest ( 5:49 )

5. I Should Care ( 10:01 )

6. Crazeology ( 6:57 )


Hank Mobley ( ts )

Kenny Dorham ( tp )

WalterBishop ( p )

Doug Watkins ( b )

Arthur Taylor ( ds )


Jul.27, 1956 / V. VICJ-23741 (Pres. 7082)




Hank Mobley / Mobley's Message

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 前回ハンク・モブレイのソウル・ステーションをとりあげ,モブレイ「温泉ジャズ」論なるものの衆目の一致するところとなりましたが,それは偏に温泉に入っているようで気持ちいい,心地よいということをたとえたものだと理解しました。


 そこで,モブレイ温泉のツァーを企画し,ここの温泉も気持ちいいよーとモブレイからのメッセージをお届けしたいと思います。


 このプレスティージ盤は1956年の演奏ですから,ソウル・ステーション(1960年)より4年ほど前となります。
 編成は,136曲目がドナルド・バードとの2ホーン,4曲目がそれにジャッキー・マクリーンを加えた3ホーン,5曲目がモブレイの1ホーンとなっておりますので,ソウル・ステーションの1ホーンによる演奏とは異なっています。


 さて,演奏の方ですが,YouTubeでは1曲目と46曲目を聴くことができますが,まず最初の曲「Bouncin' With Bud 」を聴き始めてすぐ,こりゃーイイとスッとこのアルバムに入っていけました。

 2曲目は,アップ・テンポでバップ調のスリリングな演奏です。
 3曲目も前曲ほど速くはないが,速めのテンポで快調です。
 4曲目以降は,YouTubeでお聴きいただけるので,特にコメントする必要ないのですが,やはりどの曲も素晴らしい演奏となっておりますね。
 特に,5曲目は,モブレイの情感溢れるバラード演奏が素晴らしく,また,後半ピアノ・トリオとなる箇所のベースとピアノで奏される雰囲気も申し分なくいいですね。


 このアルバムではドナルド・バードの軽快なトランペット(特に4曲目のソロ)も光っており,また,どこか階段をトコトコトコと駆け上がったり,駆け下がったりするようなスウィング感のバリー・ハリスの渋いピアノもいいですねー。


 さて,最高傑作といわれるソウル・ステーションよりも自分にとってはインパクトがあるこのアルバムの方がいいというにはチト憚れますが,モブレイというとブルー・ノートにいいものがあるので,これは隠れた名盤じゃないかとほくそ笑んだところ,後藤雅洋氏の「ジャイアンツ・オブ・ジャズ」という本に載っているではありませんか。ガクッ。


1. Bouncin' With Bud ( 6:56 )

2. 52nd Street Theme ( 5:41 )

3. Minor Disturbance ( 6:16 )

4. Au Privave ( 7:29 )

5. Little Girl Blue ( 8:40 )

6. Alternating Current ( 6:30 )


Hank Mobley ( ts )

Donald Byrd ( tp ) ; ( 1-4, 6 )

Jackie McLean ( as ) ; ( 4 )

Barry Harris ( p )

Doug Watkins ( b )

Art Taylor ( ds )

July 20, 1956 / V. VICJ-30030 (PRLP 7061)







Hank Mobley / Soul Station

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 ハンク・モブレイの最高傑作といわれているこのアルバムを聴いてみました。自分としてはこれが最高傑作であるかどうかは分かりませんが,ネガティブな意味でいっているわけではありません。
 単に,わからないというだけのことです。でも巷ではそう囁かれているようなので,そうなのでしょう。


 う〜ん。これが最高傑作?
 それじゃー,その他のアルバムも聴いて確認してみようということになれば,わかるのかも知れませんが,どうもそこまで確認する気力はありません。


 モブレイは私がジャズを聴き始めた頃に比較的早く馴染んだミュージシャンだったのですが,このアルバムはすぐさまいいとは思えなかった。というか,よくわからなかったというのが正直なところです。
 まあ,どんなにいいジャズでもそのジャンルの音楽に慣れないことにはピンと来ないというのが自分の体験でしたね。
 しかし,音楽の受容には個人差がありますので,これからジャズでも聴いてみようと思っている方がこれを聴いて素晴らしいと思われることがあってもおかしくありませんし,「えっ,これがわからなかったの?」といわれることだってあるかも知れない。


 さて,モブレイのこのアルバムについてのネット情報を見てみますと,「温泉ジャズ」ということをいっている人もいますね。
 要するに,温泉につかってリラックスした気分になるということのようですが,つかり続けていると体全体がふやけてしまって,もういいよって感じにもなるそうです。
 おもしろいたとえですねー。確かに,音色がやんわりとしたモブレイのテナーをリーダーとしたこのアルバムにはそんな感じがしないではありません。
 そのうえ,アート・ブレイキーの「ナイヤガラの滝」ともいわれるドラミングもあっては,正に温泉郷といったところになりますかね。
 全6曲のトータル時間も37分くらいですから,ちょうどいい長さですよね。勿論,温泉で37分もつかっていたらのぼせてしまいますが・・・・・・。
 当時のLP時代には,これがA面とB面に分かれていたわけですから,通して聴くようなCDからすれば,正にいい湯加減だったのだろうと思います。
 とまあ,こういうように書いてきますと,露天風呂につかってふと夜空を見上げますとキラリと光る星(かどうかわかりませんが)のようなウィントン・ケリーのピアノもいいソロをしているのに気がつきます。
 というわけで,ハード・バップの典型的な演奏の一つですが,どことなくマイナー調な曲もあったりしてハード・バップならではの魅力的な演奏のように思います。
 因みに,19955月臨時増刊「ジャズ名門レーベル大事典」によれば,ブルーノート歴代ベストセラー・トップ20の第20位にランクされておりますが,今回これをアップするに当たって何回か聴きましたところ,聴けば聴くほどそのよさがわかってきました。
 幸いにしてこのアルバムの全曲をYouTubeでも聴くことができますので,モブレイの最高傑作かどうかという難しいことは考えずに,お聴きください。


1. Remember (5:37)

2. This I Dig Of You (6:22)

3. Dig Dis (6:08)

4. Split Feelin's (4:52)

5. Soul Station (9:03)

6. If I Should Lose You (5:06)


Hank Mobley ( ts )

Wynton Kelly ( p )

Paul Chambers ( b )

Art Blakey ( ds )


録音: 196027

Blue Note 4031









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 これはジャズ喫茶華やかなりし頃,人気のあったアルバムだそうです。ビギナーの頃,ジャズ通の友人から薦められて入手したものですが,久しぶりに聴いてみました。

 悲しいかな,聴き始めた頃は,これが人気盤だということでも,そのよさが解らなかったのですね。

 今,聴いてみるとそのよさが解るのですが,ジャズはテーマがよくてもアドリブがわからないと楽しめない,そのアドリブ理解には時間がかかる,これは不可避なんでしょうね。

 ところで,全6曲とも聴きやすいのですが,やはり人気があったという2曲目が素晴らしいということを確認しました。

 それと1曲目も次にいいと思いました。1曲目はロック調のテーマで,ピアノはハロルド・メイバーンですが,ホレス・シルバーを思い出させるようなピアノですね。

 モブレーのソロは2曲目と比べ,渋い感じですがとてもいいですね。それとリー・モーガンは生きのいいトランペットを聴かせてくれますが,どうもワン・ホーンのアルバムよりもショーターなどテナーと協演している方が溌剌としていいような気がしますが,どうでしょうか。

 2曲目はボサ・ノバ・ナンバーですから,テーマがたいへん気持ちがいいですね。この感じでモブレーやモーガンなどがいいソロを展開しています。

 まあ,自分は解らなかったけど,ビギナーの方にお薦めいたします。

曲目
 1.The Dip
 2.Recado Bossa Nova
 3.The Break Through
 4.The Vamp
 5.I See Your Face Before Me
 6.Ballin’

メンバー
 Hank Mobley(ts)
 Lee Morgan(tp)
 Harold Mabern Jr.(p)
 Larry Ridley(b)
 Billy Higgins(ds)

録音 1965年6月18日  Blue Note盤

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 ハンク・モブレーはコルトレーンが抜けたあとのマイルス・コンボに参加したため,コルトレーンと比較されて損をしたといわれているが,これはマイルスが既にモードへ移行したあとにハード・バッパーのモブレーでは,あうわけがないということのようです。

 確かにこのアルバムを聴いてもモード・ジャズではなく,れっきとしたハード・バップであり,このメンバーでこそ,モブレーの真価が発揮されていると思います。

 だから,ハード・バッパーのモブレーを引っ張ったマイルスが悪いんじゃないの?

 それはともかく,これはハード・バップとして最良のものの一つに数えてもおかしくないと思います。

 これぞハード・バップという感じで,各奏者がとても乗りの良い演奏をしており,実に気持ちよく聴けました。

 ジャズ初心の方にお薦めです。

メンバー
 Hank Mobley(ts)
 Grant Green(g)
 Wynton Kelly(p)
 Paul Chambers(b)
 Philly Joe Jones(ds)

曲目
 1.Workout
 2.Uh Huh
 3.Smokin’
 4.The Best Things In Life Are Free
 5.Greasin’ Easy
 6.Three Coins In The Fountain

録音 1961年3月26日  Blue Note盤

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