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Art Pepper

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 ペッパーの麻薬療養生活からの復帰は70年代のようだが,これはそれに先立つ68年の演奏で,実際,復帰が何時かは知りませんが,この演奏も復帰後,激しくなったといわれる演奏スタイルに繋がるものとして注目されます。

 東信ジャズ研究所さんのトラック・バックにより,このアルバムを再度,取り出して聴いてみました。

 演奏は全2曲とも20分を要するものなので,ソロがタップリと聴けるのがウレシイところです。

 1曲目はミディアム・テンポで,アルト〜テナー〜ピアノ〜ベースとソロが渡されていきますが,緊張感のあるなかなかいい演奏をしています。

 2曲目は,アップ・テンポで,ソロがテナー〜アルト〜ピアノとなっていますが,1曲目に比べ一段とヒート・アップした演奏となっており,ペッパーのテンションの高い演奏は全くもって素晴らしい。ペッパー絶好調といったところです。

 アルトに続くピアノもそれにインスパイアされたような素晴らしい演奏となっています。ピアノ・ソロのあと,テナーとアルトが交互に演奏して盛り上がって終わります。

 ジョー・ロマノのテナーはコルトレーンの影響を感じさせるところがありますが,これも棄てがたい,いい演奏です。

 これを初めて聴いたのは,もう数年前になりますが,そのときは,これがそんなに素晴らしい演奏だということが解っていませんでした。

 これのVol.2があると知ったのですが,これだけの演奏でしたら,是非,聴いてみたいところです。ただ,入手困難ということなので,再販を期待したいものです。

 いや〜,それにしても凄い演奏を聴いてしまったので,週一のブログどころではなくなりました。

 来週はお休みとしましょうか。それは冗談ですが。

 最後に,東信ジャズ研究所さんがトラック・バックしてくれなかったら,この演奏の素晴らしさが発見できなかったかも知れません。東信ジャズ研究所さんに感謝いたします。

曲目
1.Groupin’(21:40)
2.Lover Come Back To Me(21:48)

メンバー
 Art Pepper(as)
 Joe Romano(ts)
 Frank Strazzeri(p)
 Chuck Berghofer(b)
 Nick Ceroli(ds)

録音 1968年11月24日  Diw盤

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 東信ジャズ研究所さんのブログに,このペッパーのアルバムが紹介されていました。私は,これがどういう演奏だったか記憶になかったので,自分でも聴いてみることにしました。

 そうしましたら,とても素晴らしい演奏でしたので,私もブログに紹介することとしました。

 ペッパーは復帰前と復帰後の演奏では耳当たりが異なるので,前がいい,いや後ろだという議論があったようですが,私はコルトレーンの影響があったとされる復帰後の演奏に惹かれます。

 いやに逞しくなったというペッパーを批判される向きもあるようですが,年輪を増した後期の演奏は人生の深まりとともに心中の表現においてコルトレーンのような演奏技術が必要となったと解釈したいのですが,どうでしょうか。

 そういう意味で,このアルバムの全演奏はどれを聴いても素晴らしいものですが,個人的には1曲目と6曲目の演奏が気に入りました。

 1曲目はエキゾチックな感じがしますが,6曲目は,しみじみとした演奏で,聴く者の心を揺さ振らずにはいられない,感動させられるバラッドであり,全くもって素晴らしかったです。

 ジャッケットはいいとはいえませんが,ペッパーの人生を感じさせる横顔が何とも印象的です。

曲目
 1.The Trip「Original Take」(8:46)
 2.The Trip「Altenate Take」(12:58)
 3.A Song For RiChard(6:17)
 4.Sweet Love Of Mine(6:34)
 5.Junior Cat(7:46)
 6.The Summer Knows(7:09)
 7.Red Car(5:45)

メンバー
 Art Pepper(as)
 George Cables(p)
 David Williams(b)
 Elvin Jones(ds)

録音 1976年9月15日&16日 Contemporary盤

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 アート・ペッパーは日本では最も人気のあるジャズ・ミュージシャンの一人ではないかと思います。

 ジャズ・ジャイアンツの一人でもあり,その魅力は甘美なリリシズムにあるといえるでしょう。

 ペッパーには1950年代と麻薬の療養生活を挟んだ後の,いわゆる復帰後の70年代以降の演奏というのがあり,そのどちらがいいか,賛否両論があるようです。

 これは50年代の代表的なアルバムであり,最も多くの日本人に聴かれ,愛聴されたものではないかと思います。

 大体,ジャズを聴き始めた頃には,誰しもこれを聴いているのではないかといったもので,その清々しい感じのジャケットを見ますと,どんなに素晴らしい演奏なのかと胸をときめかせたものでした。

 さて,このアルバムでは1曲目が余りにも有名で,テーマ曲の素晴らしさとともにアルバムを代表する演奏という感があり,今更,ここであらためてその演奏のよさに言及するまでもないのですが,そのジャケットとピッタリとするイメージの演奏には,文句の付けようがありません。

 というわけで,この曲ばかり聴いて済ませている向きもある(自分のこと)かと思って,今回はその他の曲はどうなんだという観点から聴いてみました。

 その他全9曲ともペッパーの魅力に溢れている演奏ですが,特に3曲目はミディアム・テンポの曲で,柔らかな感じと,そっと優しく撫でるようなムードあるアルトが素晴らしかったです。

 7曲目のラテン系のリズムに乗った演奏や9曲目のミディアム・テンポの中での淡々とした演奏もとてもいいものがあります。

 これは大名盤ですが,大名盤にはそれを代表する演奏があり,それゆえ大名盤たらしめているところがありますけれども,その他の演奏にも注目して,3曲目のような素晴らしい演奏を発見できると嬉しくなります。

 ジャズをこれから聴こうという方は,絶対聴いてください。

曲目
 1.You’d Be So Nice To Come Home To
 2.Red Pepper Blues
 3.Imagination
 4.Waltz Me Blues
 5.Straight Life
 6.Jazz Me Blues
 7.Tin Tin Deo
 8.Star Eyes
 9.Birks Works

メンバー
 Art Pepper(as)
 Red Garland(p)
 Paul Chambers(b)
 Philly Joe Jones(ds)

録音 1957年1月19日  Contemporary盤

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 このアルバムはアート・ペッパーが逝去した前年のライブ録音ですが,ライブならではの熱気ある演奏というよりも何か落ち着きのある演奏という感じがしました。

 ペッパー特有の歌心ある演奏はこのアルバムにおいても変わりありませんが,3曲目がアルトではなく,クラリネットで演奏しています。

 クラリネットの腕前の如何はよくわかりませんが,これがまたいい演奏で,歌心溢れたものとなっています。

 4曲目はゆっくりとしたテンポの曲ですが,何か想いのたけがあって,今にも溢れそうな感情を抑制して,その感情を味わいつつ演奏しているような,しっとりとした印象があり,とても素晴らしいと思いました。

 また,ケーブルスのピアノもこの雰囲気を継承しつつソロをとっており,ベース・ソロにおいてのピアノもとてもいいものがあります。

メンバー
 Art Pepper(as,cl)
 George Cables(p)
 David Williams(b)
 Carl Burnett(ds)

曲目
 1.Roadgame
 2.Road Waltz
 3.When You’re Smiling
 4.Everything Happens To Me
 5.Roadgame(alternate)

録音 1981年8月15日  Galaxy盤

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 アート・ペッパーの「STRAIGHT LIFE」(Galaxy盤)というアルバムにNATURE BOYという曲があります。

 この曲はバラードで,全体にトミ・フラのピアノがこの曲の雰囲気を盛り上げています。バックでのピアノは静謐さがあり,アルトが終わった後にソロとなるピアノもすばらしく,また,ベースのソロとなったときのピアノもベースを引き立てており,しっとり感もあってとてもいいですよ。

 ペッパーのアルトも力をためて,今にも感情が全開して溢れそうで,感傷的な気分を感じさせます。
 レッド・ミッチェルのベースも良い味を出しています。

 このアルバムはあまり人気がないようですが,こういういい曲も入っていますので,是非聴いて頂けたらと思います。

 メンバーは
 Art Pepper(as)
  Tommy Flanagan(p)
  Red Mitchell(b)
  Billy Higgins(ds)

 録音は1979年9月21日でバークレーのファンタジースタジオ

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