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Coleman Hawkins

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SUPREME

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 このアルバムは最近中古市場で紙ジャケでよく見かける。入手困難でなくなったので,ここに紹介したい私の愛聴盤です。

 ただし,中古とはいっても1,800円位だから安くはないと思う。数年前,秋葉原のリバティで未開封700円という値段でゲットしたものです。

 コールマン・ホウキンスはスウィングのテナーだが,ベニー・カーターとともにジャズ・ファンからはジャズのメインとは見られていないことや,このジャケットのお爺さんの顔では,聴いたことのない者にとっては,食指が動かないといったところでしょう。

 このため,数ある雑誌などの名盤紹介には顔を出さないので,隠れた名盤といえると思います。

 まあ,中身を考慮しますと,中古1,800円でも買って聴く価値のあるアルバムだと思います。

 演奏はライブでのものですが,リラックスした中で感情のこもった表現のホウキンスのテナーが素晴らしく,円熟の境地といったところです。2と4におけるバラードはムードがあり,ホウキンスならではのものです。

 また,ここで注目されるのは,1と3におけるバリー・ハリスのピアノで,バド・パウエルのようにテンションが実に高く,ソロの時間がたっぷりあるので,長く音の快楽に身を沈めることができて,全くもって素晴らしいし,1と3の演奏時間が15分前後と長いのに,長さを感じさせません。

 というわけで,これだけ,中身の濃いアルバムですので,どなたにも,聴いていただきたい優れものです。

曲目
 1.Lover Come Back To Me(17:06)
 2.Body And Soul(10:07)
 3.In Walked Bud(16:40)
 4.Quintessence(9:04)
 5.Fine And Dandy(10:30)
 6.Ow!(1:26)

メンバー
 Coleman Hawkins(ts)
 Barry Harris(p)
 Gene Taylor(b)
 Roy Brooks(ds)

録音 1966年9月25日  Enja盤

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 寺島氏の「辛口!ジャズ名盤1001」にこのアルバムの1曲目にあるGo Li’l Lizaが推薦曲で,ジェリコの戦いと同じくらいいいと書かれていたので,早速,聴いてみました。

 ホーキンスのテナーがとても気持ちよさそうにスウィングしていますが,ベースもこれに負けず劣らずよくスウィングしており,ジェリコの戦いのハミング・ベースを彷彿とさせるではありませんか。う〜ん,すばらしい。

 このアルバムとジェリコの戦いは同じメンバーであり,ジェリコが62年8月のライブ,こちらは62年9月のルディ・バンゲルダー・スタジオでの録音で,ほぼ同時期だがライブのほうが熱狂的です。

 2〜4曲目はスロー・テンポで,ホーキンスの叙情的なテナーが聴けますが,特に4曲目はシリアスで感傷的なラブ・バラードといった印象で,心打たれるものがあります。

 6曲目にはとてもよくスウィングするメジャー・ホリーのベースが聴けますし,7曲目もテンポよくテナーの乗りがいいホーキンスが聴けます。

 ビギナーの方にはジェリコの戦いをお薦めしますが,このアルバムもいい曲を発見できましたので,是非お聴きください。

曲目
 1.Go Li’l Liza
 2.Quintessence
 3.Don’t Love Me
 4.Love Song From Apache
 5.Put On Your Old Grey Bonnet
 6.Swingin’ Scotch
 7.Don’t Sit Under The Appie Tree

メンバー
 Coleman Hawkins(ts)
 Tommy Flanagan(p)
 Major Holley(b)
 Eddie Locke(ds)

録音 1962年9月9日  Impulse盤

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 ジェリコの戦いで有名なこのアルバムは,ホーキンスの魅力の全てといってもいいくらいの内容のあるものだと思います。

 今回,久しぶりにこれを聴いてみましたが,全6曲ともとてもいい演奏です。

 ジェリコの戦いだけが傑出しているため,他の曲の陰が薄く感じられますが,一つ一つ聴いてみますとそんなことはないことがわかります。

 ホーキンスのテナーは独特なフレージングであるので,誰だかすぐにわかりますが,このアルバムでは比較的アクの強さは感じられません。

 特に6曲目のテナーはとてもムードがあります。トミ・フラはいつ聴いてもいいピアノですが,3曲目の豊かな旋律がとても素晴らしく思いました。

 このアルバムではジェリコの戦いなどでハミングするベースが聴かれますが,これもとても旋律豊かで印象的です。

 コールマン・ホーキンスの素晴らしさを知るには,このアルバムを第一にあげたいと思います。

メンバー
 Coleman Hawkins(ts)
 Tommy Flanagan(p)
 Major Holley(b)
 Eddie Locke(ds)

曲目
 1.All The Things You Are
 2.Joshua Fit The Battle Of Jericho
 3.Mack The Knife
 4.It’s The Talk Of The Town
 5.Bean And The Boys
 6.If I Had You

録音 1962年8月13日,15日 Verve盤

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 寺島氏の著書でコールマン・ホーキンスの「ホーク・アイズ」というアルバムにある「ラ・ロジータ」という曲と遭遇し,ホークになついてしまったとありましたので,早速,そのアルバムを取り出して確認作業に入りました。

 なるほど,曲はバラードでホークにしてはムードを出してやっているなぁということですが,若干,癖が出ている箇所もあります。

 というのは,音的にいうと中域の一番耳につくところにホーク特有の俗にだみ声といわれている癖があり,これが好きでないという人もいるようです。

 わたしはそれほど癖を気にしないのですが,気になる方は「GENTLE HAWK」というアルバムをお薦めします。

 こちらは音源がやや古く,50年前後だと思いますが,聴いた感じでは音はそんなに悪くはないです。

 まあ,全20曲とふんだんで,ストリングス入り,ビッグバンドなどもあるというオムニバス盤ですが,録音のせいか比較的サックスの音が太く柔らかく,癖をそれほど感じさせません。

 音楽はその頃の時代を感じさせますがムードたっぷりで,聴き流すにはいいアルバムだと思います。

「ホーク・アイズ」のメンバー
 COLEMAN HAWKINS(ts)
 CHARLIE SHAVERS(tp)
 TINY GRIMES(g)
 RAY BRYANT(p)
 GEORGE DUVIVIER(b)
 OSIE JOHNSON(ds)

「ホーク・アイズ」の曲目
 1.HAWK EYES
 2.C’MON IN
 3.THROUGH FOR THE NIGHT
 4.INEVER KNEW
 5.LA ROSITA
 6.STEALIN’ THE BEAN

録音は1959年4月3日,プレステージ盤

「GENTLE HAWK」はCAMDENという外盤でBMGから発売

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