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今年,四谷のジャズ喫茶「いーぐる」(店主は後藤雅洋氏)に行ったときに掛けていたのがこのアルバムでした。
店のスピーカーであるJBL4344の音がよかったこともあってか,やけにこれがよく聴けてしまった。
自宅でも改めて聴いてみましたが,そのよさを再確認させられたという結果となりました。
デューク・ジョーダンは私が初めて好きになったピアニストですが,ビ・バップの頃にパーカー,マイルスなどと一緒に演奏していたこともあるので,キャリアとしては古いのです。
このアルバムでのデュークは荒々しさとかバド・パウエルのようなテンションの高さやアクの強さはなく,フォルテでもガンガン叩くわけでもない,また,優しいタッチで上品な香りをも感じさせる美しいピアノで,聴く者の心に染みこんでくるところがあります。
まあ,美しくスウィングしているとでもいいましょうか,そんなデュークの1曲目が「危険な関係」という余りにも有名な曲ですが,3曲目,4−5曲目も気に入っていますし,その他の曲もとてもいいと思いますので,このアルバムは誰が聴いてもいいというに違いありません。
メンバー
Duke Jordan(p)
Mads Vinding(b)
Ed Thigpen(ds)
曲目
1.No Problem
2.Here’s That Rainy Day
3.Everything Happens To Me
4.Glad I Met Pat(take3)
5.Glad I Met Pat(take4)
6.How Deep Is The Ocean
7.On Green Dolphin Street
8.If I Did−Would You?(take1)
9.If I Did−Would You?(take2)
10.Flight To Denmark
録音 1973年11月25日&12月2日 Steeple Chase盤
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