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P { margin-bottom: 0.21cm; } コレクションしているジャズCDのアルバム整理を検討しているところですが,このキャンディというリー・モーガンのアルバムには,どうにもそのよさを感じられなくて,しかし,ブルー・ノートの名盤とあっては,簡単に処分に迷いが生じていました。
このキャンディは「名演!JazzTrumpet 」という本には,順位303までが紹介され,その12位という高いランクにあるものでした。 また,村井康司氏によれば,『聴き手を「胸キュン」にさせてしまうという点でいけば,モーガンのリーダー作の中でも一番にランクされるだろう。』とも書かれており,それだけの評価がある名盤のよさがわからないということには,多少の抵抗がありましたが,そこは名盤といわれたものならば,どれも素晴らしいと感じられるようなオールマイティな人などいるのかと開き直り,自己弁護と正当化ですまそうと思いました。
まあ,正直な気持ち,こういうものがどうして高いランクにあるのだろうとさえ思いました。しかし,これを機に,もう一度じっくり聴き直してみてからでも遅くはないと考えました。
たとえば,マイルスのエキサイティングなライブ演奏は,素晴らしいと思ったのですが,スタジオ録音でのマイルスはどうもピンとこなかったことがありました。
それはマイルスのリリシズムとかクールな演奏のスタジオ録音が自分にとって,比較的わかりずらかったからでしたが,このキャンディにもそういうところがあるので,どうもピンとこなかったのではなかったかと,今では思っています。
つまり,エキサイティングな演奏は,「おい,おれの演奏を聴け。」というようなインパクトがあって,その意味ではわかりやすいのですが,クールな演奏は「何をやっているの」というようにこちらから理解しようとしないとわかりずらいということがあると思われます。
そういう場合は,一つ一つ何をどうしているのかよく聴き取るようにしていかないと,自分のものにならないのだろうと思います。
しかし,これは一般論としていえるかどうかは,わかりません。あくまで,自分の体験に沿ったものですから。
まあ,音楽と自分の波長があうかどうかということにもよるのかも知れません。
さて,このキャンディはモーガンやクラークの叙情性とかクールさ(比較的穏やかという意味で)が中心となったアルバムと思われます。一番いいと思ったのは4曲目のバラード演奏でしたが,2曲目のバラードもいいですね。
因みに,7曲目はボーナス・トラックですが,軽快感があって,とてもいいと思いました。
というわけで,これは処分の対象から外れましたが,以前,どなたかのブログで「これのどこがいいの」とかいう意味の大変失礼なコメントをしてしまい,誠に申し訳ありませんでした。
えっ,何ですか。「そういうけど,それを聴いて,胸キュンとなったのか。」
いいことをいってくれました。なりましたよー。特にAllThe Way にはね。 1.Candy (7:00) 2.Since I Fell For You (5:35) 3.C.T.A. (5:00) 4.All The Way (7:20) 5.Who Do You Love I Hope (4:57) 6.Personality (6:10) 7.All At Once You Love Her (5:27)※
RudyVan Gelder Studio, Hackensack, NJ, November 18, 1957 RudyVan Gelder Studio, Hackensack, NJ, February 2, 1958 |

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