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Bud Powell

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Jazz Giant / Bud Powell

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 このところ,せっせとCDのリッピングに励んでいる。しかし,リッピングは,思ったより速く進まない。
 読み取り精度を高品位に設定したからだと思うが,それに加え,ジャケットやライナーのスキャンもあるから,遅々としている。
 保存するHDは,2TBだが,とてもこれに収まりそうもない。一体,何枚あるのかも数えたわけじゃないので,わからない。
 少なくとも4TB以上のHDが必要じゃないかと思っているが,よくもまあこれだけのものをゲットしたかと思う。
 まあ,今から思えば,何のことはない,クラシックのLPCDを次から次へとゲットしていったのと同じように,ジャズにもやっていたということなのだが,そのことに無自覚だったというのが,空恐ろしい(笑)
 気まぐれ親父さんは,ゲットしたジャズは,持ち帰ってすぐ3回は聴いているという趣旨のことを,リコメに書かれていたが,自分はそんなことをした覚えがない。
 本当は,これが正しい聴き方なのだろうが,そんなことしていたら,これだけのCDは集まらなかっただろう(笑)
 まあこれがクラシックを含めて,音楽と向き合った形なのだが,もう少しコスパのいい,効率的な方法もあったのだろうが,いわば音楽を体で覚えていったわけです。
 考えてみれば,これだけの量のCDを聴いたんだから,ジャズがわかるようになって当り前ともいえる。
 しかし,何をどう分かったかと,突っ込まれると,何とも心もとない(笑)
 であるが,ジャズやクラシックを鑑賞し,理解を深めるには,何回もいっているが,前衛を聴け,というのが,私の持論なのであります。
 前衛の属性の一つとして,後世に多大な影響を及ぼしたというのがあると思います。
 ジャズがダンス音楽のようなもの(ポピュラー音楽?)から芸術音楽となったことにより,従前のジャズと区別する意味で,今日,モダン・ジャズといわれるようになったことは,周知のとおりですが,その時代のモダン・ジャズ・ピアニストにバド・パウエルがおり,多くのパウエル派といわれるピアニストを輩出したというのも,周知の事実です。
 まあ,パウエルはモンクとともに,モダン・ジャズ・ピアノの原点ともいえる存在であり,このジャズ・ジャイアントは,パウエルの最盛期の演奏だともいわれておりますので,まずここをおさえておけ,といいたいところなのですが,初心者の頃,これを聴いて,サッパリ分かりませんでしたね(笑)

 たとえば,この最初の演奏(Tempus Fugit )で,耳がついていけない(笑)

 ジャズには,サックスの速射砲的な演奏も耳が追付かないということもありました。
 ジャズを理解するものの一つに,この速射砲に慣れるということが求められます。
 初心者には,厳しいかも知れません。
 私はブーレーズの第二ソナタが分かるようになってからは,大抵のピアノ音楽にはついていけるようになりました(演奏の細部が手に取るように分かる)。だから,このジャズ・ジャイアントなんかも,今では昭和歌謡を聴くような(あくまで相対的な意味ですが)感覚で聴けるようになっています。
 まあ何も自慢するつもりは全くありませんが,要するに,難度の高いものを理解すれば,それ以下(というと語弊がありますが)のものが容易になってくるということなので,前衛志向(難度の高いものにチャレンジする)がオススメということになります。
 というわけで,このジャズ・ジャイアントを聴くと,ハード・バップ時代のパウエル派のジャズ・ピアノに通じるものが理解されるように思います。


1. Tempus Fugit ( 2:26 )

2. Celia ( 2:58 )

3. Cherokee ( 3:38 )

4. I'll Keep Loving You ( 2:41 )

5. Strictly Confidential ( 3:06 )

6. All God's Children Got Rhythm ( 2:59 )

7.So Sorry Please ( 3:14 )

8.Get Happy ( 2:50 )

9.Sometimes I'm Happy ( 3:36 )

10. Sweet Georgea Brown ( 2:48 )

11. Yesterdays ( 2:49 )

12. April In Paris ( 3:09 )

13. Body And Soul ( 3:22 )


Track1-6

BudPowell (p)

RayBrown (b)

MaxRoach (ds)

Recordedin New York City,May 1949


Track7-13

BudPowell (p)

CurlyRussell (b)

MaxRoach (ds)

Recordedin New York City,January-February 1950


Verve POCJ - 1822


BudPowell Tempus Fugit Jazz Giant 1950


BudPowell - Strictly Confidential


BudPowell - So Sorry Please


BudPowell Get Happy Jazz Giant 1950


BudPowell - Sometimes I'm Happy


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 このアルバムはパウエル晩年の欧州でのセッションですが,プライベート録音のため音質がよくないのが玉に瑕といったところです。

 それでも,演奏がいいので音質は気にならないほど素晴らしいものです。

 解説によれば,1曲目がブルース・ナンバー,それ以外はバップ・ナンバーということで,1曲目,5曲目,7曲目がカルテット,それ以外がピアノ・トリオとなっています。

 全般的にはジョニー・グリフィンのテナーが絶好調,バド・パウエルのピアノは声を出しながらの演奏で,乗りまくっていますので,どの曲を聴いてもこれはどうかというものはありません。

 1曲目のグリフィンはどこかで聴いたことのある曲のフレーズを交えてのリラックスした演奏で,アルバム中,約13分という一番長いもので,聴き応えがあります。

 2曲目以降はバップ・ナンバーということもあってか,かなりテンションのある演奏となっていますが,特にコールマン・ホーキンスの作である4曲目のビーン・アンド・ザ・ボーイズにおけるパウエルのピアノはとても緊張感があり,アルバム中,1,2を争う白眉の演奏です。

 もう一つは,5曲目におけるグリフィンの熱演ですが,この2曲は聴いて快感に浸れる素晴らしい演奏だと思いました。

 何はともあれ,これを見つけたら,即ゲットされることをお薦めします。

曲目
 1.Straight No Chaser
 2.Salt Peanuts
 3.Move
 4.Bean And The Boys
 5.Wee
 6.52nd Street
 7.Hot House

メンバー
 Bud Powell(p)
 Johnny Griffin(ts)
 Guy Hayat(b)
 Jacques Gervais(ds)

録音 1963年  Black Lion盤

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