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「60年代前半にホレス・シルヴァーが残したアルバムは,これまでほとんどが再発されてきたが,本作だけはなぜか今回が本邦初登場となる。」と,CDのライナーに書かれている。 したがって,アメリカでは当初LPとして発売されたが,日本に輸入されず,CDとして今回本邦初登場ということなのだろうか?
初登場の理由として,すでに1963年という時期がファンキー・ジャズの賞味期限が過ぎているという意味からか,「それまでシルヴァーが築き上げてきた音楽に,新鮮味が多少薄れてきたのが本作収録時なのである。」と,書かれている。
だから,本作はそういう事情があって,シルバーのこれまでのアルバムに比べ,本場アメリカではそれほどヒットしなかった。このため,再発も商業上の理由により遅れたというわけである。と勝手に想像したのだが,自分としては,本当のところは分からない。 笑
1960年代は,これまでハード・バップ全盛だった1950年代末からのモード・ジャズやフリー・ジャズの台頭によって,大きくジャズ・シーンが変わっていったといわれています。
ハード・バップにおいても,そこからファンキー・ジャズというものも生まれ,また,ジャズ・ロックなるものも生じたという,誠にジャズの変化に富んだ年代が60年代だったというわけです。
つまり,ジャズには様々なスタイルの変遷というものがあり,その盛衰もあったわけですが,そのような流れを目のあたりにしてきたジャズ・ファンからすると,どうしても新しく登場してきたジャズに関心が向けられてしまうのは,やむを得ないことなのだと思う。
だから,この「Silver’s Serenade 」もファンキー・ジャズの下火となった頃に登場したのでは,その割を食ってしまったということもあったのだろうと思う。 そのような意味では,高評価とはならなかったということもあるかもしれない。
しかし,その時代において,リアル・タイムにジャズに接してきた層と,もうすでに過去のものとなっているジャズを時系列として捉えるのではなく,一商品として,カタログを見るようにジャズと接した層とでは,アルバムの受け止め方に違いが生じてくるのもやむを得ないところがあるように思う。
そういう意味では,アルバムを時系列に捉えて聴くことが一つの楽しみ方になると思うが,歴史の正しい評価ということになってくると,評論家的視点が伴うので,ハードルは高くなる。
わたくしなんかは,単なるジャズ・ファンなので,そこまで突き詰めようとする余裕はない。
とまあ強気な?言い方をしましたが,このアルバムをアップするに当たって,思い巡らしたことなのであります。
というわけで,カタログの1枚として聴くならば,これはこれでシルヴァー・クインテットの演奏として楽しめるものだし,時代背景を考慮して聴くならば,1〜4までの演奏がこれまでのものとやや異なり,新たな方向を模索するもので,最後の演奏は,それまでのシルヴァーのスタイルによっているのではないかと,想像するのだが・・・・・
さいわい,アルバムの全曲がYouTubeにあったので,そういったことを含めて,聴いてみるのもおもしろいのではないかと思う。
1. Silver's Serenade ( 9:21 ) 2. Let's Get To The Nitty ( 7:22 ) 3. Sweet Sweetie Dee ( 7:33 ) 4. The Dragon Lady ( 7:01 ) 5. Nineteen Bars ( 6:22 )
Horace Silver ( p ) Junior Cook ( ts ) Blue Mitchell ( tp ) Gene Taylor ( b ) Roy Brooks ( ds )
Recordedat the Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey on April 11 &12, 1963. BlueNote 4131
Silver'sSerenade p { margin-bottom: 0.25cm; line-height: 120%; }Let'sGet To The Nitty p { margin-bottom: 0.25cm; line-height: 120%; }SweetSweetie Dee p { margin-bottom: 0.25cm; line-height: 120%; }TheDragon Lady p { margin-bottom: 0.25cm; line-height: 120%; }NineteenBars |
Horace Silver
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p { margin-bottom: 0.25cm; line-height: 120%; } 名盤,これのどこがいいのシリーズ第?弾は,ホレス・シルバーの「Blowin' the Blues Away」と決め込んだ。 因みに,ホレス・シルバーのアルバムでは,ブルーノートの「ドゥイン・ザ・シング」がいいと思っておりました。
同じシルバーでも「Blowin' the Blues Away」はイマイチピンとこなかったという記憶がありましたので,今回も集中的に聴き込み,自分の血と肉になるか,チャレンジしようとしました。 その前に,ネット情報や評論家サイドの評価はどうかなど資料収集をはじめ,YouTubeもちぇっく。
おっおおー,あるある大事典じゃなくて,あるあるYouTube。全部あるねと,そのついでにPCの貧弱な音で試聴しながらURLのコピーとやっておりましたら,えっ,これこんなんだったっけーと,再認識。
目から鱗?のよう。それじゃー「ネット情報や評論家サイドの評価」なんか気にする必要ないとばかり,いい音?のオーディオ装置で再確認せず,はやる心ですぐさまアップ。
えっ「それじゃー,余りにも無責任」?
いやいや,こういう熱狂的?な演奏は機械がちがっても伝わってきますよ。文句あるならいってみろ。
「ハイハイ,わかりました。」
とまあ,性急ではありますが,どうですか。このシルバーの狂ったように?ガンガンやっているピアノ。凄いですねー。血が騒ぎます。
まあ,あんまり感情論?に走るのもよくないので,お知恵を拝借。こういうジャズは俗に?ファンキー・ジャズといっているようです。
ファンキーとはもともとはニグロの古い隠語で,黒人独特の体臭を意味する言葉だったものが,のちに転用されて,黒人ハード・バッパーたちの演奏にみられる,時には黒人のゴスペル・ソングのような雰囲気までをも含む土臭いブルース・フィーリングを指して使われるようになり,その代表的なミュージシャンの一人がホレス・シルバーだった。(ヤスケンこと安原顕)
とまあ,ファンキーの意味が何となくわかったような気がします。最初のころはファンキーとかブルースとかいわれても,?ということだったのですが,まあ,ファンキーは大体こういう感じなんですかね。
お聴きいただければ,おわかりのとおり他のメンバーもファンキー・ムード?で,文句なしにいいですね。改宗しました。
1. Blowin' The Blues Away (4:42) 2. The St. Vitus Dance (4:08) 3. Break City (4:56) 4. Peace (6:01) 5. Sister Sadie (6:18) 6. The Baghdad Blues (4:52) 7. Melancholy Mood (7:07) 8. How Did It Happen (4:42) (# 8 Bonus Track not part of the original album ) Blue Mitchell ( tp ) Junior Cook ( ts ) Horace Silver ( p ) Gene Taylor ( b ) Louis Hayes ( ds ) #1 . 6 : same personnel Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, August 29, 1959. #3 - 5 : same personnel Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, August 30, 1959. #8 : same personnel Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, September 13, 1959. #2 . 7 : Horace Silver ( p ), Gene Taylor ( b ), Louis Hayes ( ds ) Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, September 13, 1959. BNJ-71083 CP-32-5246 |

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このアルバムは1965年4月16日と1966年2月11日及び18日のライブから収録されたものとなっていますが,どの演奏が何れかというのはわかりません。 |

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このアルバムは当時10インチLPのホレス・シルバー・クインテット第1集と第2集をまとめたものだが,第2集のセッション直後にジャズ・メッセンジャーズが旗揚げされたこともあって,これをまとめたアルバムには,ホレス・シルバー・アンド・ザ・ジャズ・メッセンジャーズという名を冠したようだ。 |

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このジャケットを見てください。ホレス・シルバーは晴着姿の女性に挟まれ,両手に花で悦に入っているようですね。 |

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