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Cecil Taylor

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 これはルッキング・アヘッドよりも前の演奏で,56年の録音というと一般的にはビ・バップが55年にパーカーの死をもって終えたといわれているから,ハード・バップ華やかなりし頃のものということになります。

 セシルのピアニズムはここでも同じスタイルとなっているので,ハード・バップから発展したものとはいえないようです。

 しかし,ワールド・オブ・セシル・テーラーと比べると調性的なところがあり,ルッキング・アヘッドよりも聴きやすいと思います。

 全7曲とも優れた演奏で,セシルのスタイルに馴染むには適当なアルバムではないかと思います。

 特に1〜2と4曲目及び7曲目は聴きやすく,ペッパーで有名な5曲目はピアノのみの演奏ですが,セシル色になってしまって,あの心地よいフレーズは聴き取れません。

 まあ,これは初期の傑作といっても過言ではないと思います。

メンバー
 Cecil Taylor(p)
 Steve Lacy(ss)2&4
 Buell Neidlinger(b)1〜4,6&7
 Dennis Charles(ds)1〜4,6&7

曲目
 1.Bemsha Swing
 2.Charge’em Blues
 3.Azure
 4.Song
 5.You’d Be So Nice To Come Home To
 6.Rick Kick Shaw
 7.Sweet And Lovely

録音 1956年9月  Blue Note盤

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 このアルバムは1958年の録音だから,オーネット・コールマンのアルバムが最初に録音された時期のものとほぼ同じ頃の演奏ということになります。

 まあ,我が世の春を謳歌していたハード・バップに危機が訪れたとでもいいましょうか,新しいジャズの台頭が軌を一にして出現したというのは興味深いものがあります。

 ワールド・オブ・セシル・テーラーは60年の録音ですが,そのピアニズムの原型が既にここにあります。

 ただ,こちらの方が演奏時期ということもあってか,少しばかり聴きやすいものとなっています。

 このアルバムではバイブにカーチェースのようにセシルのピアノが追いかけ,挑発するといった感じがとてもスリリングで,1曲目と6曲目にその面白さが表れています。

 また,全般的にバイブとピアノの旋律的同時進行やベースやドラムスが単なるリズム・セクションではなく,旋律楽器と対等に演奏しているところがあり,これも聴きどころだと思います。

メンバー
 Cecil Taylor(p)
 Earl Griffith(vib)
 Buell Neidlinger(b)
 Dennis Charles(ds)

曲目
 1.Luyah! The Glorious Step
 2.African Violets
 3.Of What
 4.Wallering
 5.Toll
 6.Excursion On A Wobbly Rail

録音 1958年6月9日  Contemporary盤

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 2年前頃,吉祥寺にある寺島靖国氏のジャズ喫茶「メグ」に行ったら,セシル・テーラーが流れていました。

 へぇー,メグでもこんなのかけてんだ,店主の趣味と違うじゃないと思いました。

 そこでは,何のアルバムかは見ていなかったので,わかりませんが,この「ザ・ワールド・オブ・セシル・テーラー」のピアノと基本的には同じでした。

 テーラーのピアノは個性が強いので,誰が聴いてもそれとわかりますが,半ば暴力的ともいえそうなガンガンと叩くピアノで,その音色はキラキラと輝き,硬質で粒立ちがよく,非常に美しいところがあります。

 また,音楽的には西洋音楽の無調から影響されたと思われ,無調音楽をスウィングさせたといった独特の感じがあります。

 このアルバムでは静謐で神秘的な美しさで始まる2曲目がその美しさと独特のスウィング感と相俟って,非常に素晴らしいと思いました。

 1と5曲目はアーチー・シェップが参加していますが,シェップのデビュー・アルバムでもあります。

 このシェップを聴きますと,この頃からシェップの個性は同じだと感じさせますが,特にシェップのコッテリとしたテナーのソロとともに半ば挑発的ともいえるテーラーのピアノが併走したところの5曲目については,ともすれば単調に聴こえてしまいそうなテナーにスリリングなピアノがメリハリを付けた演奏で,とても素晴らしいと思いました。

メンバー
 Cecil Taylor(p)
 Buell Neiclinger(b)
 Dennis Charles(ds)
 Archie Shepp(ts:1,5)

曲目
 1.Air
 2.This Nearly Was Mine
 3.Port Of Call
 4.E.B.
 5.Lazy Afternoon

録音 1960年11月19日  Candid盤

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