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Sonny Criss

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 このジャケットは購入意欲をそそるデザインだろうか。悪くはないが,いいともいえない。ソニー・クリスのファンであれば,ともかく,50〜60年代のアルバムではないし,MUSEというレーベルも比較的知名度が低いので,ある程度ジャズを聴いてきたファンでないと,買ってまで聴いてみようと思わないでしょう。

 ところが,意外にこれがいいのです。クリスはパーカー系のアルト奏者ですが,パーカー系というとテクニックが目に付くイメージがありまして,テクニックばかりですと,心に響かない演奏になりかねません。

 まあ,クリスの50〜60年代のアルバムを聴きますと,パーカーの影響を感じますが,これは,人生の年輪を経たといいますか,わびさびの情感をアルトに乗せた演奏となっており,心に響いてくるものがあります。

 これを円熟といってもいいのでしょうが,特にゆっくりテンポの1や4にそのよさを感じます。

 6と7はボーナス・トラックで,LPにはないのでしょうが,スタンダード・ナンバーの7も比較的早めのテンポで,旋律豊かないい演奏です。

 ところで,ドラムはジミー・スミスとなっていますけれども,あのオルガンのスミスではないと思いますが,よくわかりません。同姓同名でしょうか。

 クリスのよさがわからないという向きがあれば,ぜひ,これを聴いてみてください。

曲目
 1.The Isle Of Celia(10:29)
 2.Blues In My Heart(5:57)
 3.This Is For Benny(4:54)
 4.All Night Long(4:00)
 5.Crisscraft(7:07)
 6.Blues In My Heart(alt)(5:38)
 7.All The Things You Are(4:03)

メンバー
 Sonny Criss(as)
 Ray Crawford(g)(7を除く)
 Dolo Coker(p)
 Larry Gales(b)
 Jimmy Smith(ds)

録音 1975年2月24日(1〜6) 1975年10月20日(7) MUSE盤

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 ソニー・クリスはパーカー系のアルト奏者ですが,50年代ではハード・バッパーたちとの接触が確認されず,ウエスト・コーストを中心とした活動をしていたようです。

 クリスは62年に渡仏し,欧州のジャズマンと活動を行ったのち,65年に帰米,帰米第1作がこのアルバムとなっています。

 即ち,クリスが日本で有名となったアルバム,「アップ・アップ・アンド・アウェイ」の前年のものということになります。

 クリスはハード・バッパーといわれており,アップ・テンポにおけるフレージングは,パーカーの影響を感じますが,リラックスした中で甘いメロディをそっとなでるような感じのフレージングに特徴があると思いました。

 全8曲とも文句のない演奏となっていますが,5曲目にその特徴がよく表れた演奏で,とてもムードがあり素晴らしいと思いました。

 まあ,クリスは旋律豊かなアルト奏者であり,その他の曲もすべていいと思いましたので,ジャズ初心の方にこのアルバムをお薦めします。

メンバー
 Sonny Criss(as)
 Walter Davis(p)
 Paul Chambers(b)
 Alan Dawson(ds)

曲目
 1.Black Coffee
 2.Days Of Wine And Roses
 3.When Sunny Gets Blue
 4.Greasy
 5.Sunrise,Sunset
 6.Steve’s Blues
 7.Skylark
 8.Love For Sale

録音 1966年10月21日  Prestige盤

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