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p { margin-bottom: 0.25cm; line-height: 120%; } 1960年代のジャズ喫茶ではコルトレーン,ドルフィーが咆哮していたが,その裏流行盤というのもあって,スタンゲッツやボサノバものも盛んにリクエストがあったとジャズ喫茶「いーぐる」の100枚(集英社新書)という後藤氏のご著書に書かれておりました。
こういうジャズをボサノバ・ジャズとかいうようですが,わたくしがまだジャズのかけだしだった頃,ジャズの友人が聴かせてくれました。
彼からすれば非常にとっきやすいジャズということで,聴かせたと察しておりますが,このやんわりとしたジャズは何だろうという感じで,直ちにいいとは思えなかった記憶があります。
しかし,今こうして聴いてみますと,ボサノバとジャズが一緒になったようないい雰囲気のジャズだということがわかりました。
後藤氏によれば,こういうジャズをリクエストする層はマイルスの「スケッチ・オブ・スペイン」組と重なっていたそうで,コルトレーンなどの重量級ジャズを聴こうとする組がある中で,対照的なジャズが鳴っていたとは,想像できないというか,コルトレーン派からすれば,苦々しい想いでいたのではないかと思ったりしました。
しかし,ジャズ喫茶でこういうリクエストするのは,ある意味勇気がいったのではないかと思いきや,盛んにリクエストがあったというのだから,どういうジャズ喫茶の雰囲気であったか今では知るよしもありません。
でもスタン・ゲッツのススススーというムードあるサックスはEですねー。もしかして,コルトレーン派はこれを息抜きにして聴いたのかも知れませんね。よくわかりませんが。
1. Girl From Ipanema ( 5:13 )
2. Doralice ( 2:43 )
3. Para Machuchar Meu Coracao ( 5:03 )
4. Desafinado ( 4:00 )
5. Corcovado ( 4:13 )
6. So Danco Samba ( 3:31 )
7. O Grande Amor ( 5:24 )
8. Vivo Soñando ( 2:52 )
Antonio Carlos Jobim ( p )
Astrud Gilberto ( vo )
Joao Gilberto ( vo, g )
Milton Banana ( ds )
Stan Getz ( ts )
Tommy Williams ( b )
Verve POCJ-1802
1963年3月18&19日
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