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p { margin-bottom: 0.21cm; } ジャズのよさがある程度わかってくるには,人により異なりますが,自分の体験からすれば,5年くらいはかかりました。
その頃はジャズ評論家の推薦盤などを頼りに,あの本にあったということだけで,ゲットしていった経緯がありました。
当然のことながら,その間はそのような推薦盤を聴いてもよくわからず,いいとは思えないということがありました。
また,当然のことながらそういう盤は,もう一度聴こうとはしないので,しばらく家に眠っているということになりました。
ジャズのよさがだんだんとわかってきた頃には,もう夥しいくらいのCDが所狭しということとなったため,これはもう整理するしかないということから,最初の印象だけで処分対象とするのは,あまりにももったいないので,2回目の出会いがやってくることになります。
そうしますと,最初の頃と今ではジャズの耳が同じではありませんから,「えっ,これこんなによかったっけ。」ということがよくあります。
この「ゲティン・ウィズ・イット」というアルバムもそうしたものの中の1枚です。
こういう体験というのは,ジャズ・ファンであれば程度の差こそあれ,誰にでもあったことだと思います。
だから,ジャズを聴き続けることになり,ますます,レパートリーの範囲が広がっていくということになっていきます。
まあ,そうなってきますと,ジャズから足を洗えなくなるのですね。
えっ,「オレは足を洗おうと思ってるんだ。」
どうして,これまでの努力がもったいないじゃないですか。
「何を勘違いしてるんだ。足を洗って,もう一度出直そうということだ。」
あっ,そうか,ナルホドそういう考え方もあるね。よくわかりませんが。
「よくわからなくたって,いいんだ。ようするに,原点のハード・バップにたち帰るということだ。」
ん〜ん。まあ,いいでしょ。
まあ,出直しジャズというのもあるかも知れませんが,ようはジャズの耳をいかにつくるか,また,育てていくかということが,大切なのだろうと思います。
さて,ベニー・ゴルソンのリーダー作ですが,ゴルソンの音。どうですか。太く柔らかい音がしていますね。
確か,落語家の林家こぶ平がヌルヌルしているなんていっていましたね。まるで,ウナギのようじゃありませんか。うまいことをいいますね。さすがは落語家ですね。
「落語と関係ねーじゃない。」
確かに。
でも,こういう音ってゴルソン独特じゃないですか。
「いやー,よくわからん。ヌルヌルしていて,つかみ所がない。」
1. Baubles, Bangles And Beads (6:16) 2. April In Paris (5:06) 3. Blue Streak (6:55) 4. Tippin' On Through (6:40) 5. Bob Hurd's Blues (12:17) CurtisFuller (tb) BennyGolson (ts) TommyFlanagan (p) DougWatkins (b) ArtTaylor (ds) RudyVan Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, December 23, 1959 p { margin-bottom: 0.21cm; }PrestigeNew Jazz 8248 |

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