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ジェリー・マリガンのミーツ・シリーズを聴こうと,探してみつけたのがこれなのだが,同じミーツでもポール・デスモンドのミーツであるようだ。
つまり,リーダーがデスモンドということなのだろうけど,まあ,どちらでもいいのだが,デスモンドで思い出されるのは,ジャズの友人が「デスモンドなんか聴いてちゃダメだよ」といっていたことだった。
ジャズの友人は,先鋭的なジャズに価値をおいているフシがあるので,そういったのだろうけど,ある日,デスモンドの抑制されたサックスの音を聴いて,すごいねと感心し,分からなかったな〜,と本音が出たのが印象に残っている。
さて,ピアノ・レスのこういう演奏はどこがいいのか分からないという向きもあるのではないかと思う。
難しいとは思えないが,どこがいいのか分からないというものは,結構あるのではないかと思う。自分も分からなかったが,マリガンのよさが分かってしまったら,デスモンドとのマリガンもいいと思えるようになったのだから,おもしろいものである。
デスモンドとマリガンのサックス・プレイはジャズ的にはインター・プレイというようなのだが,デュエットといった感じがする。
そこで,このアルバムはデスモンドとマリガンの同時演奏であるデュエットが聴きどころなのではないのだろうか。
というわけで聴いていたのだが,5曲目の「今宵の君」を聴いていたら,えっ?,もう一人サックスが参加しているではありませんか。
クレジットを見ても,二人しかサックスはいない。これはどうしたものか,とライナーを見たら,何とこのトラックだけ,多重録音だと書かれていた。
しかし,どうしてこの曲だけをそのような演奏にしたのか,理由は分からない。まあ,考えられるのは,テープ音楽からの影響もあった実験的試みかもしれないが,しかしよくできているので,多重録音だとは気がつかなかった。
1. All The Things You Are ( 5:48 ) 2. Stardust ( 8:20 ) 3. Two Of A Mind ( 5:45 ) 4. Blight of the Fumble Bee ( 6:33 ) 5. The way you look tonight ( 7:19 ) 6. Out Of Nowhere ( 6:42 ) Paul Desmond ( as ) Gerry Mulligan ( bs ) Wendell Marshall ( b ) ( tracks: 1, 2 ) Joe Benjamin ( b ) ( tracks: 3, 5, 6 ) John Beal ( b ) ( tracks: 4 ) Connie Kay ( ds ) ( tracks: 1, 2, 4 ) Mel Lewis ( ds ) ( tracks: 3, 5, 6 ) 62.6〜8
RCA BVCJ - 37217 |
Paul Desmond
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このアルバムは71年のクリスマスに録音されたニューヨーク・タウン・ホールでのライブです。 |

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ポール・デスモンドというとデイブ・ブルーベックとのテイク・ファイブが有名ですが,このアルバムはその続編でテイク・テンというものです。 |

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