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仕事以外に楽しみや張り合いを
作家 佐多稲子 大企業でも人集めに苦労をするというこのごろですから、町工場では一層ご苦労のことでしょう確保した若い人は貴重品扱いといわれますが、少ないながら給料は払っている、という気持ちがあっては貴重品扱いも効果はないでしょう。もっともどんなに申し分のない待遇をしても、一般に大変やりにくい時なのだということはお察しします。 私の知人の小工場で、働いている人たちの娯楽機関をつくっているのを知っていますよ。その娯楽とは、この工場では合唱グループをつくって、歌の指導者を招いてけいこをしていました。工場主もいっしょにコーラスに加わっています。世話役も働いている人のお互いの中からえらんでいました。口べたなあなたが世話をしなくていいわけです。給料は払っている、とか、勤務時間後は文句はいわぬ、というのではなく、その勤務時間後の生活も考えて、勉強とか、趣味とか娯楽もふくめて、全体の中で、働く人の毎日に張り合いと希望を作り出すことはできないでしょうか。 |

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