冒険少年秀和王国

こんなブログですが、気にかけてくだされば幸いです。500文字を超えた記事はジャンルを問わず「画像」書庫入りしてます。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

[新潟日報/昭和45年(1970年)9月27日(日)付け14面=スポーツ面から]

写真=玉の海、優勝決める 玉の海は右四つから大鵬を東土俵へ寄り立て、右外掛けで脅かし寄り切って優勝を決めた

大相撲秋場所十四日目

大相撲秋場所十四日目(26日・東京蔵前国技館)横綱玉の海が優勝を決めた。玉の海は得意の右四つから力相撲のすえ大鵬を寄り切り14戦全勝。大麒麟が清国に敗れて2敗になったため、千秋楽を待たずに昨年秋場所以来6場所ぶり、三度目の優勝となった。
大関琴桜は北の富士に快勝し五分の星にこぎつけた。また貴ノ花は三重海を破って9勝目をあげ、来場所の関脇昇進を不動のものにした。
十両では輪島が双ツ竜を一気に寄り切って12勝2敗となり、初優勝を決めた。学生相撲出身の十両優勝は笠置山(昭和10年春)豊国(36年秋)豊山(36年九州)に次いで四人目。

=十両=
柏梁 うわてなげ 栃桜
若獅子 よりきり 真鶴
大潮 おしだし 朝風
魁ゴウ よりたおし 大文字
凌駕 よりきり 朝登
輪島 よりきり 双ツ竜
北瀬海 こてなげ 富士桜
丸山 うわてだしなげ 大寛
朝嵐 おしだし 大竜川
花錦 つりだし 白田山
栃富士 つりだし 長浜
旭国 とったり 増位山
嵐山 よりきり 浅瀬川

=中入り後=
陸奥嵐 つりだし 高鉄山
琉王 おしだし 金剛
大雪 けたぐり 若浪
大雄 よりきり 義ノ花
若二瀬 はたきこみ 錦洋
黒姫山 よりきり 照桜
二子岳 くびなげ 栃勇
大受 つきだし 時葉山
竜虎 よりたおし 福の花
栃東 はたきこみ 戸田
高見山 よりきり 和晃
栃王山 つきおとし 吉王山
藤ノ川 けたぐり 長谷川
貴ノ花 よりたおし 三重海
清国 わりだし 大麒麟
琴桜 おしだし 北富士
玉の海 よりきり 大鵬

玉海 うまい攻めが奏功

○栃富士ー長浜●
最初は長浜が待ったしたがそのあと3回続けて栃富士に待ったをされやっと五度目に立った。長浜は右から一発張って右差しをねらった。だが栃富士に先に左を差され、左四つに組みついた。長浜は両まわしを取ると強引に西土俵へ寄り進んだ。ところがあまりにも腰高。土俵ぎわでこらえた栃富士の腹に乗ってしまい左をかかえられて左へうっちゃるようにつり出された。長浜はあわてて出たのが敗因。

○黒姫山―照桜●
黒姫は馬力で照桜を圧倒し、うれしい勝ち越しを決めた。黒姫は頭から当たって右ハズで押そうとした。照桜はきらって突き放し、突き立てた。だがこれは手先だけであまり効果がない。黒姫はす早く飛び込んで右を差し、がぶり寄りで赤ふさへ迫って寄り切った。

○清国―大麒麟●
大麒は低く立ってもろ差しをねらった。しかし清国は右から強烈におっつけ、左ですばやく前まわしを引いてしまった。清国得意の体勢だ。清国は前まわしを力いっぱい引きつけて大麒の腰を伸ばすと、右ハズで正面土俵へ迫った。大麒は懸命に土俵ぎわで粘ったが、清国はさらに右から強烈に押し、右で大麒の左胸を押して割り出した。清国の快勝だった。

○琴桜―北富士●
琴桜が馬力で北富を破った。立ち合い琴桜は頭から力いっぱいぶちかました。この一発で北富は上体を起こされ、あわてて左を差しにいった。ところが琴桜はその差し手を右から強くおっつけ左ノド輪で押し立てた。大きくのけぞって東土俵へ後退する北富。琴桜は出足よく押し込み、そのまま押し出した。

○玉の海―大鵬●
玉海が理想的な取り口を見せて大鵬を破り、優勝を決めた。大鵬が左からカチ上げて出ると、玉海もよく踏み込んで突っ張って出た。そして大鵬が突き返すと玉海は右からいなした。これがきいて大鵬が正面土俵で体勢をくずした。玉海はすぐつけ込んで右を差し右四つに組みついた。互いに上手を引けなかったが、玉海は機を見てうまく腰をひねり上手を引きつけた。これで玉海のペース。玉海はこの有利な体勢から東土俵へ寄り進み、一度は大鵬に寄り返されたが再び東土俵へ迫った。そしてこらえる大鵬を右外掛けで脅かし、そのまま寄り切った。

さじき席
○●○●

逆にいなされたよ
○…玉の海の優勝決定をはばめなかった大鵬は、さすがにがっくり。「立ち合いはどうだった?」と、報道陣の質問を制して自分から口を切った。「向こうは突っ張っておいていなしてくることはわかっていたんだが、きょうはいつもと逆の方にいなされたよ」と敗因を分析した。しばらくして「玉の海は全勝か。あした全勝優勝させないよう、北の富士にがんばれと電話でもしておこうか」。ようやく冗談が飛び出した。

三賞候補決まる
大相撲秋場所の三賞選考委員会は、十四日目の26日午後1時から東京・蔵前国技館内会議室で予備会を開き、候補力士を次の通りあげた。
▽殊勲賞 貴ノ花、大麒麟、藤ノ川
▽敢闘賞 竜虎、貴ノ花、大麒麟
▽技能賞 大麒麟、貴ノ花、藤ノ川

長浜が刺激になる
十両優勝輪島の話 名古屋場所で負け越したので、今場所はなんとかがんばらねばと一番一番慎重に取った。からだの調子もよかった。長浜が十両入りしてきたことも刺激になった。幸い優勝できたがコンディションづくりで苦労した。やはりプロの水は甘くないと思った。

うれしさは格別
玉の海の話 大麒麟が目の前で敗れたとき、よしやろうと思った。大鵬関を右四つからまともに寄り切っての優勝だけにうれしさは格別だ。中日の天覧相撲で大麒麟に勝ったとき、今場所はいけると思った。下半身が安定していたし、立ち合いの踏み込みもよかったのが好調の原因だ。名古屋場所はさんざんな成績に終わっており、この優勝で責任の一端を果たした気分だ。千秋楽も思い切った相撲を取り、全勝優勝したい。

玉の海正洋 西横綱、本名竹内正夫、26歳。愛知県蒲郡市出身、片男波部屋。(昭和)34年春場所初土俵、39年春場所入幕、40年初場所小結、同年名古屋場所関脇、41年九州場所大関に昇進。43年夏場所13勝2敗で初優勝。44年秋場所二度目の優勝、続く九州場所は10勝5敗だったが、ことし初場所13勝2敗で北の富士との優勝決定戦に敗れた。しかし過去の実績が認められて北の富士とともに横綱に昇進、玉乃島から玉の海(三代目)に改めた。
北の富士が横綱になってから二度優勝したのに対し、一度も優勝していなかった。殊勲賞4回、敢闘賞2回を獲得。177センチ、130キロ、得意は右四つ、上手投げ、つり。

秋場所星取表
(○勝 ●負 □不戦勝 ■不戦敗 △引分 や休み ◎勝越 ×負越)

【東】 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14【西】1234567891011121314
◎北富士 ○○●○○○○○●●○○○● ◎玉の海 ○○○○○○○○○○○○○○
◎大鵬 ○○○○●○○○○○○○●●

◎清国 ●●○○○○○○●○○●●○ 琴桜 ●○○○○○○●●●●●●○
(西張出大関)×前乃山 やややややややややややややや

◎大麒麟 ○○○○○○○●○○○○○● ×三重海 ○○○●●●●●○○●●●●

×長谷川 ●●●○○●●●●○○○●● ◎貴ノ花 ●●○○○●●○○○○●○○
…………………………………………………… ……………………………………………………
×和晃 ●●●●●●●○○○●●●● ×栃王山 ●●●●●●●●●●●●○○
×福の花 ○●○●●○○●○●○●●● ×戸田 ○○●●○●●●●●●○●●
×大受 ●○●●●○●○●●●○○○ ×高見山 ○●●●●●○●○●●○○○
◎藤ノ川 ●○○○○●●○●●●○○○ ×二子岳 ○●●●●○○●●●●●●○
×時葉山 ●●●●●○○●●○○●●● ×栃東 ○○●●●●●○○●●●●○
×錦洋 ●○○●●●●○●●○●●● ◎黒姫山 ○●○●●○●○●○●○○○
◎若二瀬 ●●○●○○○●●○○●○○ ×照桜 ●●●○●●○○●○○○●●
◎若浪 ○○●○○●○○○●●○●● 大雄 ○●○●●●●○●○○●○○
×栃勇 ●●●○○●●○○●○●○● 金剛 ●○●○●○○○○●●●○●
◎陸奥嵐 ○○●○○○●●○○○●●○ ×吉王山 ●●●●○●○●●○●●●●
◎竜虎 ○○○○○○○●○○●○○○ ◎高鉄山 ●○○●○●○●○○○○●●
◎大雪 ○○●○●○●●○●●○○○ ◎義ノ花 ○●○○●●●○○●○○○●

…郷土力士星取表…

◇十両
長浜(新発田) ○○○○○●●○●●○○●●
◇三段目
尾堀(羽茂) ○や○やや○や○○やや○●や
大安藤(黒埼) ○やや●○やや●●やや○や●
◇序二段
栃沢(高田) や○や●○や●や●や●や○や
伊藤川(巻) や○●やや○や●○やや●や●
迅雷(吉川) や○●や●や○やや●○や○や

…十両星取表…
東 勝 負 西 勝 負
旭国 8 6 浅瀬川 5 9
増位山 7 7 栃富士 8 6
琉王 10 4 白田山 7 7
大寛 4 10 大竜川 9 5
双ツ竜 6 8 北瀬海 9 5
凌駕 4 10 輪島 12 2
大文字 8 6 朝登 4 10
嵐山 2 12 朝風 8 6
真鶴 5 9 長浜 8 6
丸山 9 5 大潮 8 6
富士桜 9 5 魁ゴウ 9 5
柏梁 7 7 江戸響 1 9 4休
花錦 10 4 朝嵐 9 5

…千秋楽取組…
=中入り後=
東 44秋九45初春夏名 西

大竜川 ×( ) × 義ノ花
大雪 ×( ) × 輪島
竜虎 3(−−○○−−)1 高鉄山
栃勇 × ( ) × 旭国
大雄 0(−−−−−●)1 照桜
陸奥嵐 4(●○●−−−)5 栃東
時葉山 (初顔合わせ) 金剛
若二瀬 3(●−−−●○)7 高見山
大受 1(−−−−○−)0 若浪
吉王山 0(−●−−−−)1 戸田
福の花 1(−●○−−−)1 黒姫山
二子岳 4(−−○−○●)4 栃王山
和晃 (初顔合わせ) 錦洋
藤ノ川 1(−−●−−●)2 貴ノ花
長谷川 1(−−○−−−)0 三重海
大麒麟 11(○○○●○●)15 琴桜
大鵬 25(○−−○○−)4 清国
北富士 19(●○●○○○)17 玉の海
×印は十両との対戦

好取組

▽大麒麟ー琴桜
力の差はほとんどなく、むしろ最近6場所をとると大麒が4勝2敗で琴桜を上回っている。おそらく大麒はちょっと右に変わって右からかっぱじき、琴桜がたじろぐスキに飛び込んでもろ差し−といった取り口を見せるだろう。今場所の大麒は突進型の力士をほとんどこの手でさばいているからだ。琴桜は鋭く踏み込んで左上手を取り、右ハズで出る得意の形に持ち込みたい。

▽大鵬ー清国
大鵬はいつも清国戦を実によく考えて取っている。本来なら左を差したいところだが、悪い左ヒジを右おっつけの強い清国に攻められるため、右四つに組んだり、左を差してもすばやく返して自己のペースに巻き込んでしまう。清国は先に左で前まわしを引いて頭をつけ、右からおっつけるか、割り出すように攻めるのが理想的。

▽北富士ー玉の海
このところ北富が3連勝している。玉海は横綱に同時昇進してから一度も北富に勝っていないので、巻き返す意味でもぜひともものにしたいだろう。玉海の勝機は右四つで北富に上手を与えないケース。この体勢だとつり、投げで攻め切れるし、寄られたにせよ、うっちゃりという手もある。しかし左わきの堅い北富がそう簡単に玉海に右差しを許すかどうか。北富は左差し、右上手を取れば、スピードを生かした寄り、投げにさえを見せよう。

=十両=
東 西

花錦ー魁ゴウ
嵐山ー真鶴
凌駕ー柏梁
朝風ー北瀬海
双ツ竜ー大文字
大寛ー富士桜
長浜ー白田山
琉王ー丸山
朝嵐ー栃富士
増位山ー大潮
朝登ー浅瀬川

全1ページ

[1]


.
秀和
秀和
男性 / B型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(5)
  • kantaro0987
  • アミーゴ今野
  • ★アナログ日記★
友だち一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

標準グループ

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事