ジャズトリガースクールブログ

ジャズトリガースクール、横山陽一のブログです。サックスやマウスピースなどについて語ります!

Alexander Superial リード

 今回はアレキサンダー、スぺリアル、リードの紹介です!
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  アレキサンダーリードはサックス奏者であるトムアレキサンダーさんが手がけたリードです。

 ケーンの質もとても良く、安定した品質で、プロからアマチュアまで広く人気があるように思います。

 今回はスオペリアルですが、DC、NY、クラシック等、様々なモデルが販売されており、ジャンルや好みによって選択することができます。

 他のリードとは違い缶のケースに入っており、非常に高級感があって目を引きますね。

 昔、楽器屋さんのリードコーナーの片隅で初めてこのリードを見かけた時、なんともおしゃれでカッコいいリードがあるんだなとびっくりしたのを覚えています。
値段も(今はどうかわかりませんが)RICOの2倍くらいと、高級リードというイメージでした。
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 カットはRICOやラボーズと同じシングルカットで、実際吹いてみた感じはRICOと似ている印象です。
と言っても最近のRICOではなくて、昔の良く鳴っていた頃のRICOと似ている感じがします。
もしかするとオールドのリコの吹き心地を再現しようと作ったリードなのかもしれませんね。

 という事で、おしゃれなパッケージで中身も良く出来たリードです。
少し値段は高めですがこだわる人にはぴったりだと思います!


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 今回はデュコフ、ハリウッド、テナーマウスピース、5*の紹介です。
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  デュコフのハリウッドと呼ばれるモデルは1945年くらいに作られていた、デュコフの最も初期のモデルになります。
 
 デクスターゴードンがコーンの10mとの組み合わせで使用していたというのは有名ですが、実際はハリウッドモデルにも前期、後期があり、どうやら後期のモデルを使用していたようです。

 素材は真鍮で銀メッキ、オリジナルのバイトプレートは白なのですがこちらの物はゴッツさんにしフェイスしてもらった時に新しい黒いプレートに交換してもらっています。

 以前紹介しましたが、このマウスピースが作られた1945年頃はもうひとつ、スタビーと呼ばれるモデルと2種類作っていたようです。
 
 スタビーは素材は真鍮、メッキは金メッキでレールの下側が丸く削られている等の特徴から当時のオットリンクとよく似ている印象です。
とはいえ当時のマウスピースとしては珍しいバッフルが付いていることでバリっとした成分を持っている面白いマウスピースです。
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    しかし、今回のハリウッドは構造が少し違い、レールの下側は彫られておらずまっすぐな構造で、バッフルも無く、咥えた感じもスタビーよりも太い感じがします。
音に表情をつけるという点では中が広い分、リンクやスタビーの方が上かもしれませんが、非常にストレートな音色が得られるという部分では他のマウスピースより数段優れているように思います。
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  このマウスピースが作られた1945年頃はオットリンクは既に一世を風靡していたようです。
デュコフと言えばデクスターゴードンですが、それに対しトーンマスターは、ベンウェブスター、コールマンホーキンス、レスターヤング、バディテイト、ジョンコルトレーン(かなり改造していたようです)等など、よく歌う演奏をする人たちが好んで使っていた感じがします。
 
 表情豊かに歌うトーンマスター、ストレートに逞しい音色のハリウッドと言えるでしょう!



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Gonzalez RC リード

 今回はゴンザレス、RC、リードの紹介です!
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  ゴンザレスリードはアルゼンチンのリードメーカーで、比較的新しいブランドです。

 普通は南フランス産のケーンが最高と言われ、多くのメーカーがそのケーンを使用してリードを製造しています(実際は幾つか産地があるそうです。)
しかしゴンザレスリードはアルゼンチンで採られた、しかもArundo Donaxという、リコなどとは違う品種の葦を使用しています。

 そのいくつかのラインナップの中でも今回のRCは、カットはRICO等と同じシングルカットです。

 実際吹いて感じるのは、やはり葦の品種が違う事による吹奏感の違いです。
非常に目が詰まっており、繊維がギュッと詰まっている感じがします。
しかしカットがそんなに厚くなさそうなので鳴らしやすい方だと思います。
また、熟成に時間をかけているのか、あるいはかなり乾燥させているのか、バキっと振動してくれます

 またRCモデルは特にジャンルを選ばず、吹奏楽やジャズでも問題なく使えるでしょう。
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 10年くらい前に有名メーカーのリードが軒並み質が落ちてしまい(個人的な感想です…)色々なメーカーのリードを買いあさっている時期がありました。
そんな時に出会ったのがこのゴンザレスリードでした。
1年くらい使用していましたが、ステージやセッションで使用しても、特に何の不満もなく、とても使えるリードだと思いました。
私にとっては、鳴るリードが無くて困ったときのゴンザレスという感じで、今でも時々使っています。

 リコやバンドレンも良いですがこのゴンザレスもなかなかおすすめです!

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Vandoren Traditional リード

 今回は、バンドレン、トラディショナル、リードの紹介です!
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 サックスやクラリネットを演奏する人は、必ず使ったことがありますね。
青箱と呼ばれたりします。

 リードのシェアとしてはアメリカのRICO(ダダリオ)と人気を二分していると思われますが、特にクラシックや吹奏楽、又はクラリネットを演奏する人には圧倒的にファンが多いリードです。

 カットは以前紹介したロイヤルヘムケと同じ伝統的なダブルカット(フレンチカット)になります。

 写真の物は30枚入りの物ですが、通常はソプラノ、アルトが1箱10枚入り、テナー、バリトンが5枚入りとなります。

 バンドレンのトラディショナルはディップ(リードの先端)が薄いという特徴があります。
しかしながらハート(ディップの下、リードが厚くなるところ)は結構厚く作られている
という事ですので、主に先端を良く振動させるような吹き方にマッチしているという事になります。
そう考えるとロングフェイシングよりも先端をより振動させるショートフェイシングのマウスピースとの相性は良いでしょう。
開きの狭いマウスピースを使用するクラシックサックスやクラリネットに愛用者が多いのもうなずけますね。
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 逆に開きの広いマウスピースを使用することが多く、リードの広い面積を振動させるジャズサックスの場合は、やはり使っている人は少ないようです。(トラディショナルを使用する有名なジャズミュージシャンもいらっしゃいます。)
 もちろん番手を下げて少し柔らかいものを使用すればつかえると思いますが。

 昔、バンドレンの青箱は硬くてアイスのへらにしか使えない、と言っていたジャズミュージシャンがいました(^_^;)。



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Wood Stone リガチャー

 今回はウッドストーン、リガチャーの紹介です。
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 ウッドストーンは、東京の大久保にある石森管楽器のオリジナルブランドであり、作りの良さや質の高さから非常に人気があります。

 ウッドストーンのリガチャーはいくつかのモデルが存在します。
こちらのリガチャーはスタンダードモデルと呼ばれています。
また、同じスタンダードでもメッキの種類も色々あって、ゴールドやシルバー、ピンクゴールド等、多くの仕様が製造されています。

 構造は逆締め、2本のねじで締め付ける構造で、内側のにある2本のレールでリードを固定する構造になっています。

 実際吹いてみると、リガチャーのリードに触れる面積が大きくないのでなかなか軽やかで俊敏なイメージです。
また、重量も割とあり、がっちりしているので音に太さが加わり、リガチャー自体に響きがあるように感じます。
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 締め付けるネジも非常にがっちりしたものが付いており、細かいところにもこだわりが見られますね。

 リガチャーにもいろいろなタイプがあります。
なるべくマウスピースの個性やリードの振動を邪魔しないようにするもの、あるいは積極的に音色にかかわっていくもの等様々です。
ウッドストーンのリガチャーはこの辺りのバランスが良くとられており、そこが多くの人に選ばれている理由ではないでしょうか。

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 今回はオットリンク、スーパートーンマスター、現行品の紹介です。
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  オットリンクのスーパートーンマスターの歴史は古く、1950年代にニューヨークで登場した後、フロリダ工場などを経て、1975年くらいにBabbitt社という会社が製造するようになります。

 昔からジャズテナーと言えばオットリンクという程、歴史を作ってきたマウスピースです。

 ビンテージのオットリンクの作りの良さは素晴らしいものがあり、Babbitt社に製造が移行した後もその作りの良さ、吹き心地の良さは引き継がれていきます。

 現在でも変わらずBabbitt社が製造していますが、昔の物と比べると残念ながらあまり良いものは見かけないというのが現状です。
今回はそんな現行のオットリンクを見ていきましょう。
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  ビンテージの物と比べると現行のものはより中の容積が狭いようです。
昔から現在にかけてサックスの設計はどんどん変わってきていますので、それに合わせてマウスピースの容積も変わってきていると思われます。

 パッと見た感じで左右のレール部分の太さが違います。
また、物にもよりますが先端のディップ部分が曲がっている?ように見えますね。
 吹いた感じも、よく言えばストレートな感じですが、音に表現が付けずらいところがありますね。
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 という事で、昔のオットリンクのすばらしさをなんとか再現しようと様々なメーカーがビンテージオットリンクの復刻マウスピースを販売しています。
どの復刻版も作りがとてもきれいで吹き心地もなかなか良いものが選べるようになってきました。
  ところが、面白いことに一番大切な音色のリンクらしさという意味では現行のオットリンクが一番感じられるのです。

 今までネガティブなことを書いてきましたが、リンクらしい音色にこだわる人にとってはやはり、現行でもオットリンクしかないのですね。


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 今回はマーマデューク、TL、テナーマウスピースの紹介です。
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 有名なサックスのマウスピース職人さんは世界中にいらっしゃいますが日本にもいくつかブランドが存在しており、そのうちの1つがマーマデュークと呼ばれるブランドになります。

 マーマデュークではメタル、ラバーマウスピースからストラップなどのアクセサリー、またフルートのパーツ等様々な商品を取り扱っているようです。

 今回のマウスピースはTLモデルと呼ばれるもので、ラージチャンバーの部類に入ります。
 
 昔のラバーのマウスピースは非常に素材が良いためバリっとなるものが多く、吹いていて本当に気持ちが良いものが多いですが、現在の多くのラバーマウスピースはあんまりパッとしない感じです。
しかしながらマーマデュークのラバーは素材の良さを感じます。
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  こちらのTLモデルを実際吹いてみると、とてもまじめに作られた印象です。
下から上まで非常にバランスが良く、音色もダークでなかなか気持ちが良い吹き心地です。
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  ラバーという事で昔のオットリンクとやはり比べてしましますが、リンクよりも少し抵抗が強い印象で、もう少し音
がフォーカスされた感じと言えるでしょうか。  

 抵抗が少し強めという事で、息の力を十分に使える人にとっては、とても表現力豊かなマウスピースと感じることでしょう。
ケースに書いてあるfor professionalsという言葉は、なるほど納得ですね。


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Daddario Hemke リード

 今回はダダリオ、ヘムケ、リードの紹介です。
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 ヘムケと言えはKenny GやKenny Garrettが使用していることでも有名ですね。

 ヘムケリードはクラシックのサックス奏者であるFrederick L Hemkeさんがデザインしたリードです。

 クラシック奏者はもとより、スムースジャズやコンテンポラリーなジャズを演奏される方にも非常に人気があるように思います。

 リードのカットは以前紹介したロイヤルなどと同じで、いわゆるフレンチカット(ダブルカット)と呼ばれるカットになります。

 実際吹いてみるとまず感じるのはダブルカットの為、低音の発音がなかなかスムースです。
また、ディップは割と薄めなので鳴らしやすいですが、先端だけ極端に薄いわけではなく、リードの先端から中ほどにかけてバランスよく厚くなっていく感じなのでリードの広い範囲を振動させる事ができます。
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 そしてダブルカットのリードには、シングルカットに比べ、音がクリアになり、まとまりやすいという特徴があります。
よくあるのは、柔らかくポわっとした方向にまとめるものが多いですがヘムケは少し違い、ギラっとした方向にまとめてくれます。

  よってスムースジャズなどのプレーヤーが好んで使うのも納得ですね。

 ケーンの質も良く、なかなか個性的な特徴を持つ優れたリードだと思います。
はまれば一生使い続けたくなる人もいると思いますよ。

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Rovner リガチャー

 今回はロブナー、リガチャーの紹介です。
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 リガチャーと言えば金属でできているものが一般的ですが、金属以外の素材でも作られています。

 その中でも非常に有名なのがロブナーのリガチャーです。
素材は合皮でネジ1本でリードを締め付ける構造です。
一応逆締めタイプですがまあ本締めでもむりやりできないこともないでしょう。

 ロブナーは1974年からサックスやクラリネットのアクセサリーを製造しています。
昔はマウスピースも製造していた記憶がありますが、今は全く見かけませんね。

 ロブナーの良いところはねじ1本で占められるシンプルさと、素材が合皮なのでどんな形のマウスピースでもとりあえず使えていしまうところでしょう。
しかも値段が3千円くらいとリガチャーにしては安いので気軽に買えるところも魅力ですね。
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 実際に吹いた印象は、やはり素材からくる音の柔らかさでしょうか。
金属のリガチャーと比べると少しだけ高い倍音が抑えられるので、音色は落ち着いた印象です。
また、意外ときつく締め付けることができるのでリードの振動もしっかりしています。
音色が柔らかいという事で人によっては、音が鳴りにくい、ちょっとモコモコするという印象をもつ人もいるかもしれませんが、逆に言えばもう一歩奥まで力をかけて吹くことができるという事でもありますので、そう考えると
なかなか奥が深いリガチャーですね。

 とにかくシンプルで使いやすい、マウスピースを選ばないオールマイティさ、値段が安い、と3拍子揃ったリガチャーです。
一つ持っていても良さそうですね。

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 今回はコーン、10m、テナーサックス、シルバープレートの紹介です。
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  コーンの10mと言えばやはりDexter gordonでしょう。
というより40年代辺りのジャズミュージシャンはほとんどの人がこのmモデルを使っていたのではないでしょうか。

 いわゆるNaked Ladyと呼ばれるモデルです。

 今回の物は、シリアルが31万台ですので1945年に作られたものと思われます。
セルマーで言うと、スーパーバランスドアクションが発売されており、その操作性の良さから段々と人気が、コーンからセルマーに移っていく頃ですね。

 コーンと言えば、トーンホールをフルートのように、くるっと丸く仕上げるカーリングトーンホールが有名ですがこちらもその仕様になっています。
シリアルで言うと325000台くらいからカーリングトーンホールが無くなるので、最もコーンらしい楽器であった最後の辺りになります。
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 また、今回の物は10mでは珍しく、サテンシルバープレートの個体です。
一つ前のモデルであるNew Wonder Ⅱでは非常に多くみられる仕様ですが10mに移行してからはラッカーのモデルが主流のように思います。

 実際に吹いてみるとやはりアメリカンビンテージ、とても柔らかいが芯のある音です。
前に紹介したConn 30mと比べると、キーシステムがよりシンプルであり、重量が軽い為、音はより軽やかです。
よって音量はそんなに大きくはありませんが、よりボワッとした音色が得られます。
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  昔の楽器によくあるのですが、シルバープレートでベルの中だけゴールドプレートというものを時々見かけます。
昔の楽器は良い意味で音色がボワッとしているものが多く、低音をもう少し引き締める為そのような仕様の物がはやったのではないかと思われます。
 この楽器もベルの中にゴールドプレートしてあるかと思いきや、実はベルの中にはラッカーがかけられています。
恐らく誰かがゴールドプレートみたいに見せたくてかけたんでしょう。

 この楽器が作られた1945年と言えば第二次世界大戦の終わった年ですね。
この楽器を作った人は、まさか70年以上たって日本人が使うことになるとは思ってもみなかったでしょうね。

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