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その昔、
無生野という、
そこはかとなく
旅情をさそう地名にひかれて、
道志の山々に
登りに行ったことを、
懐かしく思い出す。
春一番の吹いたこの日
(いま頃、春一番?)
山の会の仲間と歩いたのは
道志の山々の北側にあたる、
小さなピークを
いくつか辿る明るい尾根道だ。
倉岳山の
中腹にあたる立野峠から細野山、
トヤ山、舟山をとおり
寺下峠を下尾崎のバス停まで下る。
休み休みしても
5時間ほどの行程だが、
尾根を渡る風や澄んだ沢音を聞き、
雑木林を透ける日差しに
羽を休める初蝶などと一緒に、
体いっぱい
春を感じたハイキングであった。
19.3.9 スタート地点は荒れた沢底を行く。
最初のピーク、立野峠。
道標が満艦飾だ。
見晴らしがきく尾根から、山座同定。
振り返れば、いま越えてきたピークがなんと立派に見えることか。
このコースは
あまり登山者がいないらしく、
その分ゴロゴロ、ザラザラと面白い。
芽吹きを待つ雑木林は、心が浮き立つように明るい。
ちょっと寄り道して見つけた4等三角点。
下りも足許注意の道が続く。
ゆったりと
陽を浴びる越冬蝶のルリタテハ。
すぐに恋の季節だ。
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2019年03月11日
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