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イメージ 1有機農法による農産物とスポーツ合宿による町おこしに力を入れている綾町は宮崎市に隣接する小さな町。町の農産物を販売する『ほんものセンター』は平日昼前からたくさんの人で賑わっています。
昭和40年代から様々な政策により、町民に安心安全な野菜を提供してきました。全国的にも早い時期から力を入れてきた「自然生態系農業」は先人達が作ってきた歴史であり『今後も将来へ向けて大切に育てていきたい』という行政側と住民の姿勢が町のアチコチでうかがえます。

イメージ 2その秘密を探るために『宮崎県綾町有機農業開発センター』に伺って詳しい話をお聞きしました。

実際に綾町を訪れてみて感心したことは、“自然生態系農業”として全国的注目を集めてきた“綾町ブランド”の一連の事業は、“農業振興策”という視点ではなく『町民に安全な野菜を食べさせたい』という“生活者起点”から始まっているということでした。

食の安全が脅かされる現代では当たり前のことですが、国の指導のもとで大量かつ効率的生産をめざし、食の安全を後回しにしていた昭和40年代の農業政策の中で『安全な食生活で、環境にやさしい農業』を目指す…という発想で小さな町が政策転換したことは、とてつもなく大きな勇気が必要だったと思います。

町民による『一坪菜園』を推奨し、野菜の種子を配布して家庭菜園コンクールを始めた昭和48年。出来た野菜を町内で流通させるため青空市場を開設しましたが出荷された野菜にムラがあったそうです。町では“自然に逆らわない。水を大切にする農業”を目指し『農業指導センター』を開設し、町民に土づくりの重要性を説き始めます。

イメージ 3やがて町は、自給肥料の供給を目指して「し尿の液肥化施設」と「家畜糞尿から有機質肥料を製造する施設」を作り、希望する町民の畑地には町が散布してやる徹底ぶりです。
その後、自然生態系農業の基本となる土づくりに資するため町内全域の土場調査を実施し農地ごとに使用農薬の履歴を把握しランク付けを行います。
その上さらに生産される野菜ごとにその安全度を認定していく… 
消費者は認定シールを見れば一目でその安全性がわかります。

今では家庭から出る生ゴミを堆肥化させる施設も運営し、住民を巻き込んだ自然生態系の大きな循環により、町としての大きなビジョンを示し町全体が一丸となって歩んでいます。

   大きな流通に関しては農協にまかせ
   町は汗を流しながら自然生態系農業による農産品のブランド育成に本気で取り組んでいました。

   規模の違いはあるけど、行政も本気でやれば凄いことが出来るんだなぁ・・・と
   行政のチカラに希望の持てる事例を見ることが出来て感動しました。

イメージ 4『自然生態系を生かし育てる町にしよう』という綾町憲章のもと、条例も整備し町を挙げて取り組み、今や時代の最先端を走ることになった綾町。

そのきっかけは生産者保護ではなくて、町民の健康を目指した生活者起点の政策だったことに触れ、政治に関わるものとして大切にしていかなければならないことを改めて再認識しました。


☆まちを変えるチカラになりたい!☆視察は活かしてナンボ(^_^)v⇒https://politics.blogmura.com/chihoujichi/

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