品川徹の役者日記

眞緑のキャベツ畑に蝶が舞いジェット機飛びし三里塚あり 「三里塚に生きる」を観て

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M.Tさんの感想。→昨日は感動しました。黒マスクは最初の若い人たちと登場するところは凄い威圧感があって、狂気の世界に盛が入っていくのを拒否するように見えました。でも、お姉さんが死んだシーンでは、とても慈愛に満ちて、盛を抱きしめるのではないかと思ったくらい優しさにあふれて見えました。
孔雀のことを語るシーンでは映画の解夏での和尚のことを思い出しました。解夏は仏教用語で、映画では主人公が目が見えなくなる恐怖と戦っているのですが、視力が完全に無くなったときにその恐怖が終わる、つまり主人公にとっての解夏だと。劇では、孔雀が羽を開ききった時に盛の狂気が完成し、正気が狂気を責めなくなるのだと思いました。黒マスクは無言の演技であれだけの威圧感や慈愛の感情を表現されていて、品川さんしか「黒マスク」の役はイメージできません。オープニングのシーンでは80人ほどの「幻の観客」役の迫力にびっくりしました。一人一人がしっかりと自分の役として、或る映画を見て反応していることが伝わってきて、そのまま劇の中にひきこまれてしまいました。いろんなシーンもとても美しく、ブランコのシーンの空とブランコは本当に美しかった。終幕で映画館の後方の壁が崩壊して桜が見えるなんて、、、主人公の盛が精神的に壊れていく過程は納得でき、最後の死も安らぎを感じました。良い芝居を本当にありがとうございました。
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M.Mさんの感想→蜷川さん演出のお芝居も、コクーンも久しぶりでしたので、わくわくしながら観させていただきました。オープニングの若者たちの熱演には、その勢いだけでも、胸を打たれますし、妻・ぎんの、狂気と紙一重にも思われる凛とした強さも印象的でした。また、盛の少年時代の幻影に現れた、駐在さん、スーツ売りのふたりのおじさんの気の良さ、朗らかさの中に愛情が溢れている故に、切なくて。
「黒マスク」の一幕の登場とその存在感には、圧倒されるといいますか、盛の手をとり、時代の果てに連れ去っていこうとしているようでもあり、翻弄される盛の行方を、どこか見守っているようにも思えました。二幕では、盛のまやかし孔雀を全肯定するような言葉、その抗いがたく深い声音に感じ入りました。緩やかに大きく開かれるマントの腕から、闇がひろがっていくような錯覚さえ覚えるような。ああ、鳥肌ものって、こういう感じかなあ・・・となかばうっとりしながら見つめておりました。幸せな時間でした。
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写真は打ち上げで若者達と。楽屋で、沢さん段田さん常盤さんと。


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