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「タンゴ冬の終わりに」の次の舞台の仕事は、2月コクーンの「ひばり」になりました。作・・ジャン・アヌイ。演出蜷川幸雄。ジャンヌダルクのお話です。時代物翻訳劇は怖いな、、、目下セリフ覚え中ですが、参考のため、DVDで2本ジャンヌ物を観る→ジャンヌ薔薇の十字架(仏、94年封切りを観ている)・・監督ジャック・リベット。これはなかなか見ごたえのある作品。サンドリーヌ・ボネール。ジャン・ピエール・ベッケル。がいい演技をしている。もう一本→ジャンヌ・ダーク(米)ヴィクターフレミング監督。イングリット・バーグマン主演・これはどうしようもない駄作!観ていて赤面もの、私が赤面することもないのだが、ただ、だらだらと物語があるだけ。
☆12月7日、能・・「砧」作・・世阿弥。シテ・・梅若万三郎。国立能楽堂にて鑑賞。九州の芦やから訴訟ごと(裁判)で都に行った夫を音信ののいままに三年が過ぎ、夫のつれなさを嘆き待ちわびる妻のもとに、この秋も返れぬと、知らせが届く。妻は想いを都の夫に届けよと砧を打ち(中国の故事がある)悲しみのうちに亡くなり、帰郷した夫に、亡霊となった妻は苦しみの中で夫を恋い慕う想いと迷いの世界を抜けられないと切々と恨みを語ります、、静中動の能の世界はこちらの想像力を限りなく刺激して止まない。 ☆13日、新国立→「エンジョイ」THE LOFT.作、演出・岡田利規。う〜ん、これは、このスタイル無理を感じる、取って付けたと言うか、う〜ん。
☆16日、映画→「麦の穂をゆらす風」。ケン・ローチ監督。1920年頃、アイルランドの対イギリスからの独立闘争を描いている。かつてはともに戦った仲間、同志が歴史の不条理の流れの中で内戦に巻き込まれ、兄と弟も引き裂かれ戦うことに、、、、この過酷な戦い、運動を描きながら映画は限りなく美しく、そして悲しい。ラスト近くから涙が止まらなくなった。此処で描かれていることは過去のことではない、同様なことが現在も世界のどこかに在る。アイルランドの歴史を知らなかった自分の無知が恥ずかしい。私が見た今年最高の映画!!!☆写真は映画「麦の穂、、、、」より。
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