|
1月19日。文化村ル・シネマにて。
饒舌で説明過剰な映画やドラマが氾濫する情況の今。なんと静謐で感情を抑制した映画なのだろ う。舞台は1980年の東ドイツ。勿論ベルリンの壁が崩壊する以前の話だ。東ベルリンで有能な医師
だった女性が西ドイツへの移住を申請したが却下され、田舎町の病院へ左遷され秘密警察の監視
下おかれることになった女、バルバラ(二ーナ・ホス)だが、、、.。二ーナ・ホスが魅力いっぱいの演 技。この映画のプログラムでは当時から壁崩壊に至るドイツの歴史のこと、とても勉強になった。
1月21日。歯医者。秋ぐちから奥歯に水が浸みて、いろんな治療しても治らない。歯科を替えたら神経が腐って いるかもと。神経を抜いたら痛みは無くなったが、歯に縦にひびが入っていると,これはインプラントし かベターな治療はないと。費用はウン十万円、目玉飛び出る。
友人の奥さまが勤めている歯科医院に訊いて頂くと大分安くやって上げますと青山の歯科まで通うこ とに。持つべきは友。つまらないことを書きました。
目下失業中。。オファーがかかって何ぼのしがない役者稼業。去年の秋からやった仕事は3,4本だけ。呑気な
私もこのところ焦り気味。
1月22日 アルベール・カミュの自伝的遺作と言われている「最初の人間」イタリヤ映画はよさそうだな。
岩波ホール。
右のコメカミから耳の上にかけての神経痛に悩まされている。目下鎮痛剤で押さえているが。
1月23日。 ヘンリー・ミラーの「北回帰線」「南回帰線」「セクサス」「プレクサス」「ネクサス」と読んできた
彼の本の特徴は所謂プロットが無視されていることだ。現実のリアルな叙事から突然哲学的
な観念的思索やあるいは宗教的思索に飛び。また突然子供の頃の回想に飛んだり。またいつ の間にか夢の世界に連れて行かれたり。目まぐるしく饒舌に彼の世界は変転を重ねるといった具 合だ。そこにはひとつのプロットに導かれる物語はないのだ。
「セクサス」「プレクサス」「ネクサス」はバラ色の十字架Ⅰ・Ⅱ・Ⅲと三部作自伝的作品として纏め られ、「セクサス」にに限らず彼は巨大機械文明に押しつぶされた人類を憐れみ唾棄しているの だろうか。そして何ものにも拘束されない性にによる人間の解放を願っているようだ。Ⅰ部では
妻との関係を絶ち、魅力的なモナとの出会いによって(つづく)
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- その他映画





