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今週9日のEU首脳会議が開かれ、財政規律の強化、財政統合が話し合われる。
過去何度も話し合いがもたれながら、抜本的対策が打てないでいる。
今回も大きな期待は持てないだろう。
ただ、少しだけ期待しているものがある。
米議会の財政赤字削減特別委員会を思い出してほしい。
それは、米の債務上限引き上げ問題に絡んで、設置された委員会で、
財政赤字を10年間で2兆ドル強削減するというものであった。
この特別委員会には、トリガー条項が盛り込まれていた。
赤字削減策が1兆2千億ドル以下の場合又は削減策が成立しない場合は、
自動的に予算が一律カットされるというものだ。
この米の予算一律カットのトリガー条項の「欧州版」が検討されているという。
財政赤字がGDPの3%を超えたら、自動的に予算が一律カットされるというもの。
ルールはいろいろ考えられるだろう。
重債務国の予算が強制的に削減されるのであれば、
ドイツももう少し踏み込んだ融資が可能であろう。
(債務国の国内は騒然となるだろうが・・)
すんなりと決定はしないだろうが、マーケットには好感されるだろう。
直近のマーケットにはあまり関係ないことだが、 この案がまとまれば、
欧州でのドイツの影響力は格段にアップする。
欧州の盟主がドイツとなる可能性もある。 (3度目の正直で)
ドイツも過去を振り返れば、おとなしい国ではない。
イギリスの歯ぎしりが聞こえてきそうだ。
FT紙の記事は割り引いて読むことにする。
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