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スペインの銀行救済スキームがハッキリしない。
1000億ユーロを暫定的なEFSFから出すのか、恒久的となるESMから拠出するのかが明確ではない。
スペイン政府を通さず、直接銀行に資本注入するにしても、EFSFとESMでは、
既存債権者のリスクに違いで出てくるようだ。
7月からスタートするESM(欧州安定化メカニズム)には、既存債権に対して優先権がある。
したがって、ESMに劣後する既存債権には、リスクがつきまとう。
これが、昨日のスペイン国債の下落の主因だろう。
銀行救済スキームだが、国債も敬遠されるだろう。
一方、EFSF(欧州金融安定ファトリティ)には、優先権がない。
優先権がないために、フィンランドが担保を求めてきた。
EFSFでの拠出には反対する国があるようだ。
結論はまだ出ていない。
ギリシャの再選挙前に発表しなければならないと、見切り発車したということだろう。
そして、ギリシャの選挙後の市場の反応を見てから、決めると言うのは、ひねり過ぎか・・・。
まあ、政策の小出しは良かったためしはないが・・・。
スペインの銀行救済は、1000億ユーロでは足りないと思うが、時間稼ぎにはなる。
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