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ギリシャに対する圧力が強まってきた。
①EU、ECB、IMFは、7/24に、これまでのギリシャ救済に伴う条件を順守しているか検証するようだ。
IMFは、状況によって、8月後半の次回融資分が行われない可能性とこの場合、ギリシャが9月に支払い不能 に陥る可能性を示唆している。
②独副首相は、ギリシャが救済条件を満たさない場合は、これ以上支援は行わないと述べている。
ギリシャがこれ以上救済されことに懐疑的であり、ギリシャのユーロ圏離脱の恐ろしさはもう消えていると
発言している。
③独連立与党の幹事長は、年金や公務員給与の一部をドラクマでの支払いを始めるべきだと主張。
条件を満たす意思若しくはその能力のない国は、ユーロ圏外でチャンスを与えるべきだと発言。
今、離脱のタイミングかと言えば微妙だが、遅かれ早かれ離脱を余儀なくされる可能性は高い。
影響を小さくするなら、もう少し時間がほしいところだ。
今の状況で秩序だったユーロ離脱は無理だろう。 マーケットの一時的混乱は避けられない。
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投資関連
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米企業の4-6月期決算が佳境であるが、日本企業の決算も今月末から始まる。
マーケットの材料はマクロからミクロへと変わっていくだろう。
米は、素材やエネルギーの減速が著しいようだ。
景気減速によるコモディティの下落の影響が顕著に出ている。
欧州と中国の景気減速がそろそろ企業業績に影響を与える可能性が高い。
特に、素材、エネルギーの巨大消費国のである中国の景気減速が予想以上に進んでいる。
エネルギー、素材、資源からハイテク製品まで、中国への輸出に頼る世界中の国が
景気減速の警戒感から利下げのラッシュである。
中国の連続利下げはもちろん、ECB、英国、韓国、オーストラリア、ブラジル・・。
資源輸出国から工業製品輸出国まで利下げのオンパレードでも、各国の株価は低迷したままだ。
日本の中国輸出の対前年比の落ち込みは、他国以上だ。
日本企業の4-6月期とそれ以降の業績に懸念を持っている。
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スペイン銀行へのESMからの資本注入について、
要請国政府による完全な保証が条件となるというニュースが出ている。
これでは、直接注入の意味がない。
スペイン国債が売られているのはこれだろう。
ユーロ圏財務相会合では、ひと悶着ありそうだ。
米の雇用統計も悲観するほどではないが、
株価を押し上げる数字ではない。
ここは利食いのタイミングと見て、
6/6からのロングポジションは一旦解消。
デイトレで様子を見る。
次のポジションはショートの可能性高いかな。
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スペインの銀行救済スキームがハッキリしない。
1000億ユーロを暫定的なEFSFから出すのか、恒久的となるESMから拠出するのかが明確ではない。
スペイン政府を通さず、直接銀行に資本注入するにしても、EFSFとESMでは、
既存債権者のリスクに違いで出てくるようだ。
7月からスタートするESM(欧州安定化メカニズム)には、既存債権に対して優先権がある。
したがって、ESMに劣後する既存債権には、リスクがつきまとう。
これが、昨日のスペイン国債の下落の主因だろう。
銀行救済スキームだが、国債も敬遠されるだろう。
一方、EFSF(欧州金融安定ファトリティ)には、優先権がない。
優先権がないために、フィンランドが担保を求めてきた。
EFSFでの拠出には反対する国があるようだ。
結論はまだ出ていない。
ギリシャの再選挙前に発表しなければならないと、見切り発車したということだろう。
そして、ギリシャの選挙後の市場の反応を見てから、決めると言うのは、ひねり過ぎか・・・。
まあ、政策の小出しは良かったためしはないが・・・。
スペインの銀行救済は、1000億ユーロでは足りないと思うが、時間稼ぎにはなる。
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スペインの累積債務は、対GDP比60%台半ばである。
ちなみにドイツは、80%台前半である。
累積債務は意外と少ない。 プライマリーバランスもそれほど酷くない。
ただし、銀行救済と金融システムの安定にかかるコストがかかりすぎるため、
一国でさ支えきれないという観測だった。
昨晩、欧州から、このコストをEUが負担すると言うニュースが飛び込んできた。
EUが負担してくれるなら、当面スペイン危機は回避できる可能性は十分だ。
あとは、ギリシャのデフォルト懸念に戻ることになる。
勿論、その他の周辺国へのサポートも必要だが。
ただ、スペインは当面の危機を免れられるかもしれないが、
不良債権の見積は甘いし、景気後退による正常債権の不良債権化が出てくることは確実である。
また、時間をおいて (半年後か来年あたりか) 危機が訪れると思う。
昨晩のニュースを受けて、寄りから打診買い。
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