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改正臓器移植法に基づき初めて6歳未満で脳死と判定された男児の臓器摘出手術が行われた富山大病院(富山市)では15日、外来患者が普段通り待合室で診察を待つ一方、早朝から多くの報道陣が詰めかけ、物々しい雰囲気に包まれた。
同病院には朝、摘出された臓器の移植手術を受ける患者が入院する県立中央病院(富山市)などのスタッフが到着。病院名の書かれた白色のクーラーボックスを右手に持ち、緊張した面持ちで病棟に入っていった。 午前9時ごろからは各病院に加え、富山大病院のスタッフや日本臓器移植ネットワークのコーディネーターらが一室に集まり、手術へ向けたミーティングを開始。正午過ぎから各臓器の摘出手術が行われた。 60代女性が移植手術を受ける県立中央病院には午後3時45分ごろ、瀬戸親(ちかし)泌尿器科部長ら医師2人が、富山大病院で摘出した腎臓を持ち帰った。医師の一人は緊張した表情で、保管容器を両手で慎重に抱えながら、救命救急センターの搬入口から手術室へと運び入れた。 同病院でもこの日、通常通りの診察が行われており、富山市の主婦(42)は「ドナーの家族の心情を思うと、何とも言えない気持ちになる。ただ、誰かのために役立てられることが、家族の心の支えになるのなら、大きな意義があるのでは」と話した。 脳死となった子供さんのことは残念ですが、移植待機している子供さんのことを考えると、この道が開かれたことを素直に感謝して喜びたいと思います。
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