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先般、所用があってニュージーランド南島をレンタカーで回りました。
あいにくサイクロンの襲来で天候は最悪でしたが、驚いたのはこの国では中央分離帯などない単なる二車線の道路が許容時速100km/h!
土砂降りの山道を100kmで何時間も走るという稀有な経験をしました。
途中あちこちで倒木や落石がありましたが何とか走り抜けて…後から考えると、奇跡に近いものがありますね。
実際、路肩から転落してひっくり返った車や、倒木に衝突してラジエターを損傷し動けなくなった車を数台見ました。
ところで、ニュージーランドの地勢は日本と同じ群島国家で火山国であることも共通です。面積が日本の6割強で、人口は4,500,000人と日本の1/30強です。
主たる産業は農業と観光で、人口が少ないため第二次産業が発達していません。
日本と同様に山が多いのですが、至る所、麦畑、野菜畑、ブドウ畑、および牛や羊の放牧場です。
驚いたのは、羊はともかく牛も結構急な斜面を平気で登って草を食んでいる事です。
彼らは文字通り野放しで、夜間納屋に追い込む事はしないそうです。結構気温は低いのですが、それで駄目になってしまうようなヤワな品種は飼っていない、との事でした。
現今日本では人口減少の危機が叫ばれていますが、ニュージーランドを見る限り少ない人口でも(内実はともかく)表面はゆったりと楽しそうに暮らしています。因みに若年人口が特に多い訳でもありません。
人口密度が日本の1/50という優位性もありますが、家の間取りも広くホテル等のアコモデーションも日本に比べ割安です。
工業製品は当然割高か?と思ったのですが・・・
例えば携帯電話は割安でしかも日本に比べ使いやすいです。例えば空港で\5,000弱で購入可能で、しかも20時間通話料無料。もっと使用したいときは、例えばスーパーマーケットに行って都度\1,000程度チャージするだけ。
他所の芝生は常に青いのかもしれませんが、自然条件等日本に比べ優位性が特にないこの国で結構快適に暮らせているのを見ると、日本のやり方が本当に良いのか考えさせられます。
また、人口減少の危機といいますが仮に現在の2/3に減少したところで人口密度はニュージーランドの30倍以上!
彼らがやれている事を我々が出来ない筈はない、と思います。
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