足はおそいがフットワークは軽いよ

被災された全ての方に、哀悼の意を表します。

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変わる日本。

  

 
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2011年3月11日。
 
この日を境に、我々の住む日本は変わってしまいました。
 
 
フィクションの世界で終末ものの話は枚挙にいとまがありませんが、
 
誰が実際にこの日がくることを想像していたでしょう。
 
東京タワーが折れ曲がり、数千とも万とも言われる人々が一瞬にして命を失い、
 
数十万人の被災者が今日食べるものにも窮し、
 
さらには東北・関東全域の住人が、姿の見えぬ放射線の脅威におびえる日がやってこようとは。
 
この日本で。
 
 
我々は、何の疑いもなく、
 
今日と同じように明日を迎えられると信じきっていました。
 
しかし、そんな保証はどこにもなかったのです。
 
文明というものが、かくも脆弱な基盤の上に成り立っており、
 
それは一瞬にして崩壊してしまうものだという事を
 
思い知らされた気がします。
 
 
私の住む東京では震度5弱のゆれでした。
 
地震はめずらしくありませんが、今回はじめて身の危険を感じました。
 
交通網の混乱から、会社で一夜を明かし、はじめて非常食を口にしました。
 
東北にある工場では幸いにも人的被害はなかったものの、復旧の目処はたっていません。
 
福島原発の危険な状況は今現在も進行中で、首都圏では電力不足への苦肉の策として
 
計画停電が行われています。
 
 
電気がない。ガソリンがない。輸送できない。部品がない。
 
部品メーカーもその材料確保ができない。
 
生きるために必要不可欠なライフラインに加え、企業のライフラインともいえる
 
ありとあらゆるサプライチェーンが寸断されています。
 
日本企業も、大きな試練の時を迎えています。
 
 
第二次大戦後、65年がたちました。
 
この間、日本は荒廃した国土を蘇らせ、奇跡的な成長を遂げました。
 
私は高度成長期の日本に生を受け、平和と安定した生活を享受してきました。
 
しかし考えてみれば、私の親の世代は太平洋戦争を子供の頃に体験しています。
 
その前の世代、前の前の世代は日清、日露戦争、明治維新、などを知っている訳で、
 
つまりは過去においても平和で安定した時代などそうそう長くは続かなかったという事です。
 
今回の震災は戦争ではありませんが、被害の規模、範囲、影響を考えると戦争に匹敵する
 
国難だと思います。
 
国のほぼ半分である東日本全体が被災し、正常に機能しない状態など、
 
戦後これまで経験したことがないのですから。
 
 
 
復旧したとしても、「JAPAN RISK」が世界中の脳にインプットされてしまった結果として
 
日本の製造業は震災以前と同じシェアを確保することはできないでしょう。
 
日本の海岸線は変わり、地図を書き換えなければならないかも知れません。
 
同様に、世界の中での日本の位置づけも、以前とは変わってくると思います。
 
 
数十年の安定期を経て、日本は再び大激動期に入ったのかもしれません。
 
 
 
この状況下で、唯一の救いがあるとすれば。
 
それは、「失われた20年」を通して誇りと心を失いかけていた日本人が、
 
皮肉にも、この未曾有の危機の中で、自国への誇りと愛を取り戻しつつあるように
 
思えることです。
 
 そして、黙々と困難に立ち向かう我々日本人の姿が、諸外国に驚きと崇敬の念をもって
 
評価されているという事です。
 
日本の国土が荒廃し、経済が沈没しようが、世界中の人々の記憶に
 
「新しい日本人像」を残すことができれば、我々自身が誇りを取り戻す事ができれば、
 
それは新しい日本をつくりあげる上できっと良い方向に作用すると思います。
 
 
 
この試練を乗り切れるかどうか、我々日本人は試されているような気がします。
 
 

閉じる コメント(9)

アメリカ式大量消費大量廃棄を辞めるべきであり、もう出来ないでしょう。

環境保全循環型社会構築を目指して頑張るべきです。

原発はこれからは少しずつ廃止方向にしてクリーンエネルギー国家にして欲しいって思います。

いずれにしても地球的危機はプロローグです。

人類は向上し文明は発展して行くと信じています。


米か何か送りましょうか?

2011/3/19(土) 午後 5:29 [ ネビィラ 71 ]

ネビィラ71さん,
ありがとうございます。m(_ _)m
東京は全然大丈夫です。普段より若干不便になったくらいです。実際問題消費をふやさないと景気が回復しない側面はあるのですが、これまでが異常だったのかなという感覚もあります。街の間引きされた照明をみるに、これでも十分じゃないか、とも思います。

お米、お気持ち大変ありがたいですm(__)m。私は大丈夫ですので東北の被災者の方々を支援してください。ありがとうございます。

2011/3/19(土) 午後 11:18 nefer

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先日のこと、長い行列のスーパーのレジで後ろのおばあさんが、
「この間の地震も怖かったけど、戦時中の空襲の方がもっと怖かった。」と言っておられました。。
戦争を知らない私達。
平和に過ごしていることも感じていなかったんですね。

戦後、日本はここまで発展してきたのですから、また復興を伴いながら、大規模な改造計画が必要な時がきたと思いますぅ。。

2011/3/20(日) 午後 2:06 karie

karie-san,
神社を散歩しながら、普通に生きていられる事のシアワセをかみ締めました。母親は幼少の頃大阪で空襲を受けていますが、防空壕に走る途中、対岸で燃えあがる焼夷弾のオレンジ色の炎をよく覚えていると言っていました。

今後日本を作り直していく上で、国民全員が力をあわせねばなりませんが、政府には強い不信と不安感を持っています。足を引っ張り合う時期ではないとは言え。。。

2011/3/20(日) 午後 5:06 nefer

僕は戦後の高度成長期に育ち、バブル期に青春を過ごし、日本の繁栄だけを享受してこの年まで来ました。
若い世代がバブルの崩壊後、低成長社会のなかで、さらに今度の大災害を経験するという苦難を受けていることがかわいそうでなりません。
これから残り三分の一近くなってしまった人生、どうやって日本のため、若い人たちのために役立つことができるのか自問自答しています。

2011/3/20(日) 午後 10:18 aroma

その日は、朝からわけもなく悲しい気分でした。石原都知事が、テレビで再出馬を表明したことばのなかで、「このままでは日本は壊滅してしまう」、とのひと言に緊張感を憶えました。まさか、その数分後に悪夢をみることになるとはおもいませんでした。
前日の3月10日は東京大空襲のもっともひどかった日。
父はむかし、かなりアメリカをにくんでいました。アメリカを憎みながらもアメリカに協調しながら、今日まで復興をとげた日本人。
自分自身、本当に平和だったと感じる時期がいつだったのかと思うとき、いくら人生がきつくても、戦後から今日まで生きてきた自分自身は平和の中にすごしてきたのだと思っています。
各地でここ数年たび重なる災害から、わたしたちは
ものの考え方からあらためるべき岐路にたっていることを感じます。
「破壊し、作りなおすべきは既存の日本の統治回路なのでは」、と
ひがしこくばるさんの思いにこころをよせています。

2011/3/21(月) 午前 7:52 NAZCO

AROMA-san,
私も繁栄だけを享受してきた世代です。親父には昔から、いつか食糧難の時代がまた必ずくる、と警告されてきましたが、こういう形で始まるとは。。
若い世代の為に出来ること。ひとつ思い付くのは、落ち着いたら、まずこの出鱈目な政府を権力の座から引きずり下ろす必要があると思ってます。物理的破壊は天災としても、未だ支援物資の供給が行き届かず、被災者が弱って行くに任せている状況は人災以外の何物でもない。この期に及んで権力維持にしか頭にないような、こういう輩を二度とのさばらせないよう、選ばないよう、我々も学ぶ必要があると思っています。

2011/3/21(月) 午後 1:21 nefer

NAZCO-san,
ネビィラさんも言われていますが、確かにものの考え方から改めるべき時期であり、我々人類がその岐路にたっているのかもしれません。第二次大戦以降の現在の政治体制、これもそろそろ限界に来ているのでしょうか。
政治以外でも、国民の意識もそうです。法治国家が法を遵守する、これは当然ですが、法で禁止されているから食料をヘリから投下できない、とか、この未曾有の災害に何を言ってるのか?と絶句しました。政府は直ちに法緩和なり超法規的措置を認める通達なりをだすべきだし、そんなものなくとも人命救助が最優先との判断で動けないのか?法を守って救える命を見殺しにするとは、本末転倒じゃないかと思います。憲法も、法律も、人が人の権利を守る為につくるものであって、そんなものの奴隷になってどうするのかと。

2011/3/21(月) 午後 1:45 nefer

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こんばんわ、震災の時は心配してくださってありがとうございます、
今回の震災で、日本の危機に陥ってやっと本来の日本人になろうかと思います、日本人の底力を発揮していくだろうと思ってます、政治家や役人はあてにできないですからね、ぽち

2011/8/18(木) 午後 7:57 gar*k*ta_ar*


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