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旧共産圏のデザインて独特の味がありますね。 何故かこのところ私が気になるのはテルミンだったりロシア、ウクライナや中国製の カメラだったり、不思議なデザインの珍品ばかりです。 使いにくいし、すぐ故障するし、総合的に見ると苦労に見合うメリットが得られない モノが多いのですが、こんなもの買わなきゃ良かった・・・というところまではいかず、 どれもこれもその独特の個性と愛嬌でなんとなく許せてしまう。とは言えそれぞれ得意分野 以外は全然駄目で万能選手がいないので、結局どんどんヘンテコグッズが増殖していく 結果となっております。 奇抜なデザインは兵器においても同様らしく、この戦車もソ連的・未来空想科学的 テイストが炸裂しています。その名も「ZIL-29061」。まるで70年代B級SF映画に出てくる 未来兵器のようなレトロフューチャー的外観です。 Webを検索してもあまり情報が無くて素性が全くわからないのですが、戦車というより万能装甲車 といったもののようです。見たところ意外とサイズは小ぶりで、二人乗りの車体は市販のSUV車か、 それより小さいくらい。動画を見るとどんな悪路でも走行可能、水上も突っ走りそうな感じです。 特異なのは、推進装置としてタイヤやキャタピラではなく、車体下部に取り付けられた 2本の巨大なドリル、或いはネジ状のスクリューを使用している点です。スクリュー キャタピラという呼び名は見た目から私が勝手に命名しただけで実際はなんと呼ばれて いるのか判りませんが、兎に角この2本のスクリューで空中を飛行機が飛ぶように、 船がスクリューを回して航行するように、地面の上をするすると進んで行きます。 普通の車とは異なり、回転の向きを変える事でカニのように真横に移動する事もできます。 またキャタピラのように細かい部品の組合せで出来たものではなく、スクリューは 一体形成に近い巨大な金属ネジのようなものなので、強度も相当あると思われます。 ただし、ぬかるみや氷雪地帯はともかく、それ以外の通常の道ではとてつもない摩擦熱が 発生すると思われ、どれだけ実用性があったかは謎です。エネルギー伝導効率も悪そうですから 燃費は望むべくもないでしょう。まあ、実用性があったら実戦にも使われてもっと普及してたの でしょうから、言うだけ野暮な話ですね。 私としては兵器としての実用性云々はどうでもよいのですが、そのヘンテコな姿と動きには ある種の感動を覚えます。非効率でロクでもない失敗作でありつつ、同時になんと特異で魅力的な 存在だろうか、と。ロシア人の非凡なセンスと想像力に脱帽です。 ロシアを筆頭とする旧共産デザイン、これからも眼が離せません (^o^)♪ ※ ちなみに、航空機のプロペラ、船舶のスクリューの原型は紀元前3世紀にアルキメデスが 発明した「アルキメデスのスクリュー(アルキメディアン・スクリュー)」だそうです。 ZIL-29061のはアルキメディアン・スクリューそのものですね。 |
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すごいぃ・・うけるぅ(≧▽≦)ppp。ポチット。
サンダーバードみたいですネッ。これに乗ってみたいな。
鉄のキャタピーが暴走しているみたいで笑える。。
ネーミングも最高です。!(^^)!(^_^)v
しかし、共産圏は普通では思いつかないことに莫大な資金を投じ、後先をも考えない開発をし、使えないとなるとアッサリ捨ててしまうところも面白いですネッ。。
大陸的というか・・・、大地の資源が豊富なためかしらネェ〜(?_?)
2009/2/7(土) 午前 2:02 [ - ]
確かに、サンダーバードの世界ですね。乗ってる人もカクカクしてそう(^o^)b
こんなものが前からドリルぐりぐりぶん回しながら疾走してくると、ビジュアル的にはキャタピラの戦車より怖いですね!とりあえず逃げろ!
共産圏の開発方法について、確かに仰るとおりですね。そっち方面への資金投入が大きすぎるので庶民にお金が回らなかったのでしょう(^_^)b 最初に宇宙に行った国、といえばどんなに優れた技術力なんだろうと思いきや、カメラですらアレですからねー。
2009/2/7(土) 午後 2:01
デザインが漫画的ですね♪面白い(≧〜≦))ププッ でも兵器なんですね( _
2009/2/7(土) 午後 4:14 [ ネビィラ 71 ]
あのスクリューのような足では、地面を削りながら走ることになってしまう。
走った後のことをあまり考えていないところが凄いです。
共産圏アイデアもので凄いところは、実質、欠損した設計であっても作ってしまう実行力にあるのでしょうね。
(^^ゞ
2009/2/7(土) 午後 6:37
不思議なデザインの珍品に惹かれるのは少し分かるような気がします♪
個性的な物や愛嬌のあるものアタシも気になりますもん(~□~;)
2009/2/8(日) 午前 1:42
ネビィラ71さん,
これはモロ、漫画チックですよね。まさしく秘密兵器。役には立たねど秘密兵器。子供の頃に見たら、うお〜ソ連すげ〜って尊敬してたと思います(^_^)
2009/2/8(日) 午前 2:23
ruru-san,
トラクターにするには地面の削り方が中途半端だろうし、困ったマシンです。とりあえずつくっちゃったのでしょうか?プロジェクトが失敗した後、設計者がどうなったか心配です(^o^)b しかしインパクトは大!トンデモマシン分野では後世に語り伝えたい逸品です。
2009/2/8(日) 午前 2:37
もかさん,
珍品には惹かれますよね♪ ただ、集め始めるとキリがないのでどっかで非情の心を持たないと・・・ とは思うんですけどねぇ(^_^;
2009/2/8(日) 午前 2:49
ユニークな走り、欽ちゃん走りならぬ、カニ横走り!
スクリューというかドリルというか、ある意味、滑るように美しく優雅に揺られながら走ってますが、実際は、地面削るし、走行中も滑るように左右に揺れていたのでは?
ロシア人技術者&研究者達の、この戦車の一番の狙いは何だったのでしょうか。
だって、面白そうだったんだもん。。。
って答えが返ってきそうですね!
2009/2/11(水) 午後 10:58 [ 9ma ]
kum*c*an121*-san,
確かに、実際は左右の横揺れは酷いでしょうね。地面の状態にも左右されるでしょうし。操縦難しそう・・・。
「だって面白そうだったんだもん」、実際こういう開発者って絶対いると思います(笑)オタク的開発者にとっては夢の職場だった時代もあったんだろうなと思います。。。いまや、兵どもが夢の跡、ですね。
2009/2/12(木) 午前 0:24
おはようございます。トラックバックさせていただきました。
ご迷惑なら、削除してください…(^_^)
2009/8/2(日) 午前 8:14 [ Spitfire Mk.24 ]
Spitfire Mk.24さん,
はじめまして、ようこそいらっしゃいませ(^o^)n♪
トラックバック有難うございます。記事拝見させて頂きましたが、いろいろあるものですね!勉強になったというか珍しいもの拝見させて頂きました。
2009/8/2(日) 午後 9:47
日本にも同じようなもので「ガリンコ号」があります
おそらくこれもそれと同じようなものでしょう
軍の工作機器に使う予定だったのかもしれません
2012/3/23(金) 午後 3:02 [ 神 長門 ]
シャゴホッド?
2013/11/27(水) 午後 8:24 [ kam**a38*8 ]