|
安座真港11時30分発の高速船にて久高島に向け出航。 前日の深夜徘徊がきき、すぐに眠くなってきました。 たった15分間なのに起きていられず、気がつくと港に着岸する直前。 しまった・・・ 近づいていく姿をとりたかったのに。 気を取り直して上陸。まず、ゴミ一つ、チリ一つ浮いていない海の色に驚きました。 なんという透明度! 岸辺は水深3m程度かと思われますが、エメラルド色の海水を通して底がはっきり見えます。 さて。安座真港のチケット売り場で貰った地図を頼りに島内の散策を開始。 まずは自転車を借ります。 港の近くにはいくつか貸し自転車屋があります。 すぐに「貸自転車 玉城」の看板を発見。しかし「10m先」と書いてあるのに、あるのは草むらだけでそれらしき店はありません。よく見るとかなり先にもう一つ看板が。 どうみても30mは離れてますが、まあ細かいことは気にしますまい。 おばあに自転車を借り、とりあえずお腹がすいたので昼食がとれる場所を探しました。島の集落には食堂がいくつかあります。そのひとつ、「食事処 けい」にて沖縄そばを食べました。素朴で美味しかったです。ここでついでに、手作りの黒糖さーたーあんだぎーを一袋購入。ほのかに甘い、懐かしい味。おばあちゃんの味・・・ さて、次はどこに行こう。 とりあえず島の東側の海岸沿いを北端のカベール岬目指して北上していく事しました。舗装されていない道をひたすらまっすぐ自転車で走ります。 海岸側の茂みには、ところどころにビーチへ抜ける小道があります。 海岸に出てみると、場所によって様々な表情を見せていました。 細かい珊瑚で埋め尽くされたビーチ。 黒い岩のようなごつごつした表面の浜。 真っ白の砂と地表を覆う緑の植物が鮮烈なコントラストを見せる浜。 珊瑚や貝が可愛いからと言って持ち帰るのはご法度です。 何かを持ち出して悪いことが続き、わざわざ返しに来る人もいるのだそうです。 実際、安座真サンサンビーチで久高島行きの高速船を待つ間時間を潰していた時、通りすがりのタクシーに声をかけられ、こんなやりとりをしました。 「兄ちゃん久高島行くのかい?」 「そうです。」 「知ってる?久高島って、ほんとは男子禁制だったんだよ。皆あまり言わないけどね。」 「そうみたいですね。」 「石とか持ち帰ったりしちゃ駄目だよ。悪いことおこってわざわざ返しに来る人いるからね。」 「そうなんですかー。。。」 ちょっと気が萎えたと見えたのか、更に一声。 「ところで兄ちゃん、この先にとっても綺麗な海あるんだけどそっち行ってみない?」 ・・・やっぱりそうきたか。 そのときは久高島に行く旨を伝えてやんわりと断り、残念そうな顔をする運転手に手を振って別れました。営業込みなので話半分としても、そういう事があるのは本当なのでしょう。 ビーチでしばしの休息をとった後、島北端に向けて再び自転車を走らせます。 途中で道を覆うように生えているガジュマルの木が神秘的な雰囲気を醸し出していました。北端に近づくにつれ、なんだかどきどきしてきました。 最初パイナップルかと思ったら、「あだん(阿檀)の実」というもので、ヤシガニの好物だそうです。人間は普通食べません。ただし、石垣などでは食べるらしく、お味は「竹の子」のようなサクサクした山菜系のような感じとの事。 北端部、カベール岬に到着。 自転車を停めると、茂みの下で微笑んでいる小さな妖精を発見しました。なんとなく、ムーミンに出てくるキャラみたいです。 岬からの眺め。 伝説によると、このカベール岬は琉球の創世神アマミキヨが最初に降り立った地であり、海神が白馬の姿で降臨したとも伝わる聖地です。 聖地で、釣りをしている人がいました。 一方では、浜におりて海に向かって何分も同じ姿勢で拝み続けている人もいました。 私は、腰を下ろしてしばらく海を眺めていました。 灰色がかった緑の植物が岩肌と真っ白な砂浜を覆っている場所があり、海の波が絶壁にぶちあたって飛沫が舞っていました。不思議な神々しさを感じさせる光景でしたが、写真は撮りませんでした。 あまり時間が無いのでそろそろ集落に引き返します。 集落にたどりつくと、民家の脇に真っ赤な植物が植えられていました。 花?島とうがらし? 15時の高速船で、再び安座真港へ向かいます。 さらば久高島。またいつか訪れようと思います。 |
日本・沖縄 久高島
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]



