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今年はコンサドーレもファイターズも頑張ってる。
うん、うん、いい感じだ。
ー清田区 札幌ドームー
4万2222人。
老若男女のファイターズファン(+マリーンズファン)が押し寄せた10月13日。
クライマックスシリーズの第一戦を観戦した。
ファイターズの帽子にユニフォーム、
小さなメガホンに応援旗を持って、
大きな声で応援歌を歌う…
なんてことは全くない。
チャンスで稲葉の打順が回ってきた。
ドーム全体が揺れる名物・稲葉ジャンプ…
なのに、僕と部長のところは揺れない。
もちろん、座ったままだ。
余りチケットで観戦した僕と
義父の観戦のためにアッパーシートに座るハメになり、
隣のチビッコにイライラしている部長は
手拍子さえせず、黙々と観戦していた。
「よし!」
静かに声を上げ、
一点が入るたびに僕と拳を合わせる。
「タバコのついでにビール買ってくる」
そう言って、静かに席を立つ。
そして、十数分後に2杯のビールを持って静かに席に戻る。
…部長は優しい。
試合は無事に勝利。
祝杯にと焼き肉をご馳走になる。
…部長はご機嫌だ。
…部長はファイターズが好きなんだ。
…部長がご機嫌だと僕も嬉しい。
…というより、僕もファイターズが好きなんだ。
すごく、美味しかった。
祝杯の焼酎も、久々の焼き肉も。
でもね、夜の8時に開放されても寂しいばかりじゃないか。
そう思わないかい?部長さんよ。
と、つぶやきながら、僕はこの日も一人でバーに行く。
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