|
【女装で歌う歌特集3/5回】
女装で歌う歌特集3回目は、梅沢富美男「夢芝居」です。 実は、この歌、女装で歌うわけではないんですが、テレビだと、背景に梅沢富美男が 女形で、妖し気に舞う姿が映されますよね。女形では、今は早乙女太一が有名ですが、 私らの世代だと、やっぱ、梅沢富美男です。1983年の歌で、作詞作曲は小椋佳です。 先週も書きましたが、私は、昔、塾で働いていました。 主に国語を教えていましたが、詩の表現技巧で縁語を教えるときは、この歌の歌詞を 使っていました。 縁語とは、意味の上で関係のある言葉を続けて、味わいを出すもので、教科書などでは 百人一首の式子内親王の和歌がよく例に出されます。 玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする 【歌意】わたしの命よ、たえるならたえてしまっておくれ。このまま生きながらえれば、 恋の思いをこらえしのぶ心が弱って、うわさがたってしまうといけないから 自分の命を「玉の緒(玉をつなぎとめている紐)」にたとえた歌です。 「絶える(=切れる)」「ながらえる(=のびる)」「弱る」が「緒」の縁語です。 で、夢芝居のほうだとこんな具合です。 男と女あやつりつられ 細い絆の糸引き引かれ 「あやつる」「細い絆」「糸を引く」が「糸」の縁語で、男女の運命の糸をたとえています。 ついでにいうと、この部分は、完全ではないですが、対句っぽいですね。対句っていうのは 対になっている表現のことで、よく使われる例は 「花は桜木、人は武士(=花は桜がいい、人は武士がいい)」です。 私は技巧的なものはあんまり好きじゃないですが、夢芝居は技巧がうまくはまっていて、 良い歌だと思います。 http://i.yimg.jp/images/music/lylic/swf/201012/ymsc-lyricsAll.swf?query=aid%3DAAA141819%26lyid%3DKAA000049%26d%3D11010%26results%3D1&visibility=1,1
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- 邦楽







懐かしいですね〜^^
それにしてもこの歌が国語の授業に使えるとはっつ>▽<
2011/7/24(日) 午後 2:15 [ ushisan ]
縁語ですか。。勉強になります。。日本語防衛論なんかに感心していないで自分の日本語の知識ももっと磨かねばなりませんね。てっきり英語を教えていらっしゃとばかり思っていましたが、国語もやっておられましたか。
2011/7/24(日) 午後 5:31
牛さん
歌とかのほうが、印象に残ると思って、あと
自分でも、参考書通りの説明だと
おもしろくないので、思いついたら、
歌詞とかを使ってました。
仁美さん
英語はもともと大の苦手です。
国語は、一応、教員免許を持っています。
だから、実力はともかくとして、
専門っていえば、国語ですね。
2011/7/24(日) 午後 8:15 [ 日本語英語その他表現クラブ ]