JETのデジタルな戯言1999(仮)

ジェットマン&ジェットグラフィクス公式ブログ

全体表示

[ リスト ]

「です」の話です

私が勝手に国語の師と仰ぐ人の本に、「〜です」というのは比較的に新しく、その上それほど上品な言葉ではないと書いてあった。
確かに言われてみれば、円谷幸吉の遺書のオリジナルはこんな感じですが、


 父上様、母上様、三日とろろ美味しゆうございました。干し柿、餅も美味しゆうございました。敏雄兄、姉上様、おすし美味しゆうございました。克美兄、姉上様、ブドウ酒とリンゴ美味しゆうございました。

 巌兄、姉上様、しめそし、南ばん漬け美味しゆうございました。喜久蔵兄、姉上様、ブドウ液、養命酒美味しゆうございました。又いつも洗濯ありがとうございました。
(続く)


これの語尾が「です」になると、


 父上様、母上様、三日とろろ美味しかったです。干し柿、餅も美味しかったです。敏雄兄、姉上様、おすし美味しかったです。克美兄、姉上様、ブドウ酒とリンゴ美味しかったです。

 巌兄、姉上様、しめそし、南ばん漬け美味しかったです。喜久蔵兄、姉上様、ブドウ液、養命酒美味しかったです。又いつも洗濯ありがとうございました。


・・・と一気に小学生の作文になってしまうというのだ。

それを読んで以来、時代小説の会話の中でやたら「〜です」を使われるのを読むと萎えるようになってしまったです。

閉じる コメント(2)

顔アイコン

「○○というものが美味しくあった」という内容を敬体で表したものが「○○美味しゅうございました」、常体で表したものが「○○美味しかった」ですから、その文末に文字通り取ってつけたように「です」を付け足したならばそれはやはり妙な文体となってしまうでしょう。常体に付けた場合が小学生風なら敬体に付けたものは芸人風とでも申しましょうか。常体の方に助詞「の」を入れて「のです」と終わらせることも可能ですが、これでは断定・主張のニュアンスが加わってしまいますので、やはり強いて「です」で終わらせる必要性はないと思われます。また助動詞「です」に関する一つの説を気になさって多くの時代小説を忌避なさるというのもなんとも勿体無いお話です。上で出た「ございます」なども「ござる」に「ます」をプラスし更に読みまで変わった「ナウ」な言葉といえますが、そうした部分の一切無い書籍を求めていてはその時代時代の古文書しか読むものがなくなってしまうでしょう。変な流行語などが使われておらず、現国の教科書レベルをクリアした日本語で書かれているのであればそれで十分ではないでしょうか(この基準だけでラノベなどはばっさり切り落とせますし)。

2010/1/17(日) 午前 3:19 [ mth ]

顔アイコン

>そうした部分の一切無い書籍を求めていてはその時代時代の古文書しか読むものがなくなってしまうでしょう。

そんな事はわかってますが、現在の言葉と昔の言葉をおりまぜる「加減」というか「雰囲気の重視」というものが大切という話です。
時代小説のセリフを忠実に当時の言葉で再現したら浄瑠璃とかのセリフのようになってしまいます。
ドラクエにギャル語を話す妖精は合わないというレベルの話です。

2010/1/18(月) 午前 11:16 [ T ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事