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もう立派な中年(もうすぐ37歳)なのに、貫禄が足らぬせいか、人から若く見られて困る。
女じゃないのだから、若く見られてもちっとも嬉しくないのだ。
我ながらちっぽけな人間だとは思うが、やはり年相応の敬意は払われたい。
半年位前に、うちに来るヤクルトのおばちゃんに「二十代ですよね?」と言われた。
ちなみに、ヤクルトのおばちゃん、私より年下だった。
少しは老けて見えるかと思ってヒゲを伸ばした。
しかし先日打合せでお見えになったお客様かにCG制作歴を聞かれ、
「なんだかんだで17年になりますねえ」と答えたら、
案の定「え!?」というリアクションの後、やはり「もっとお若いかと思いました」
悔しいので、妻の化粧道具で、額にシワを描いてみた。
遠目にはちゃんとシワに見え、ちょっと貫禄が出たように見える。
髪を白髪に染めてみた。
おお、すごい貫禄だ。それなりの役職に見える。
調子に乗って、もっと貫禄を出すために、和服を着るようにしてみた。
白髪の老人が和服を着て会社にいる・・・すごい貫禄である。
なにやら一線を引いたあと裏で君臨している元創業者の会長のようである。
これで仕事で打合せに行ってもADや丁稚に間違われる事もあるまい。
そう思ってお得意様の会社に打ち合わせにいったら、お客様に
「
すまんオチが思い浮かばなかった。
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