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長崎の原爆投下から72年。この日の平和祈念式典で、田上富久長崎市長は平和宣言で安倍政権を批判した。
7月に国連加盟122カ国の賛成で採択された「核兵器禁止条約」について、「(政府が)交渉会議にさえ参加しない姿勢を、被爆地は到底理解できない」とバッサリ。条約への一日も早い参加を求めた。

 ところが、直後の来賓挨拶で安倍首相は、禁止条約には一切触れずじまい。
「核兵器のない世界と恒久平和の実現に向けて力を尽くす」と豪語したが、
その具体策には言及しなかった。

問題は、安倍首相の不誠実な態度がこれだけにとどまらないことだ。
実は長崎の挨拶と3日前の広島の式典の挨拶は、ほぼ一言一句違わない。
使い回しの原稿を朗読しているだけなのだ。


首相官邸の公式サイトの「記者会見」のページに両式典の挨拶の全文が掲載されてある。
それを読めば一目瞭然。
冒頭の〈原子爆弾の犠牲となられた数多くの御霊に対し、謹んで、哀悼の誠を捧げます〉から、結びの〈皆様のご平安を祈念いたしまして、私の挨拶といたします〉までまるきり一緒。辛うじて違うのは〈広島〉と〈長崎〉の地名と犠牲者の数くらいなものだ。

■2年連続コピペのあきれた“前科”も

 広島と長崎の原稿の使い回しは今年だけではない。第1次政権の時代から、2カ所の挨拶は毎年同じ。2013年と14年に至ってはナント、2年連続で内容が変わらない「コピペ原稿」を朗読していたのだ。
「厳粛な慰霊碑の前で前年と同じ挨拶をするとは、被爆地や被爆者、平和を軽視している証左だ」

 当時は原爆被害者団体の大越和郎事務局長も、カンカンになってそう語ったが、安倍首相にはさらに“前科”がある。13年と14年は6月23日の沖縄戦没者追悼式の挨拶も、基地負担を〈少しでも軽くする〉から〈能うる限り軽くする〉に“前進”させた以外は一言一句同じだった。

 安倍首相にとって戦争の犠牲者への慰霊や日本の平和を祈念する言葉の中身は、どうだっていいのだろうか。

 日刊ゲンダイが14年8月9日付でこのデタラメな事実を報じると、翌15年には戦後70年の節目を迎えたこともあってか、安倍首相は沖縄、広島、長崎の式典での挨拶の内容を変更した。さすがに3年連続の「完全コピー」こそ思いとどまったようだが、冒頭の〈哀悼の誠を捧げる〉のくだりや、終盤の〈被爆者の援護施策〉と〈原爆症の認定〉の文言はずっと同じ。就任5年間、かたくなに変えようとしないのだ。

 まるで心を感じさせない「コピペ原稿」の朗読――。一国のトップの人間性を疑うしかない。

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再び戦争しないよう権力者を縛ったのが憲法。安倍首相は核兵器禁止条約に参加せず。沖縄、広島、長崎の式典での挨拶も就任5年間 使い回しの原稿を朗読しているだけ。終戦の反省なし。我々は権力者の憲法改正に騙されてはならない。

2017/8/12(土) 午後 7:30 [ バカボン ]


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