全体表示

[ リスト ]

方丈記の話

イメージ 1

偶然に、まったく何の意図もなく偶然に、鴨長明の『方丈記』を読んだ。作中半分以上が彼が体験した災害のリポートだった。
そのことに先ず驚いたが、翌日、巨大地震に襲われた。驚いた。共時性という言葉が浮かんだものだ。


『方丈記』の解説に、初めて和漢混淆文で書かれた書物、とある。「和漢混淆文」。学生時代以来、久しぶりに聞く、なつかしい言葉だ。


鴨長明は都会人だ。平安朝最大の都市に生まれ、最高の知識人の中で育った者だ。


そういう彼が、いかに歳をとろうと人に嫌気がさそうと、人から離れて生きられるとは、思えない。


おそらく長明は、足繁く都を訪れ、また少数の友を庵へ招いたであろう。彼の方丈は、まさにそういう距離にある。


方丈。友人は、そのコンパクトな居住空間に賛嘆の声をあげただろう。長明の面目躍如たるものがあったに違いない。


鴨長明は元暦の大震災を経験している。
地震でも壊れない家を設計したのではない。揺れたらすぐ解体出来る家を考案したのだ。

閉じる コメント(4)

顔アイコン

唐十郎さんの、赤テントの芝居を思います。
ラストは大抵、テントを捲り上げた借景。 そこには新宿の町があり、上野の不忍池がありました。舞台全体がトラックの荷台に設営され、舞台ごと遁走したり、不忍池からプロペラ機がクレーンでザンブと引き揚げられたりしました。
美しく劇的な空間。
楽日の翌日、テントは撤去され、普段と変わらぬ日常がそこには流れていました。
「芝居って、いいな」 と思った瞬間。

2011/4/10(日) 午後 6:52 おじさん

顔アイコン

OJISANいらっしゃいまし!
僕も不忍池の赤テント行きました!「唐版 風の又三郎」でした。

2011/4/11(月) 午前 6:25 [ カイタ ]

顔アイコン

軽み、細みの設計思想ですね。
洗練とはこういうことか〜。

2011/4/12(火) 午前 8:43 [ asi*to3*he*ei*on ]

顔アイコン

asi*to3*he*ei*onさん、いらっしゃいまし!
当時の人が見て、カッコイイ!っていう家じゃないでしょうか。

2011/4/12(火) 午後 3:45 [ カイタ ]


[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事