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アマチュア無線の話題を中心に、昔のラジオ少年が作るブログです。

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USB接続とポートの関係

リグとパソコンをつないで、Turbo Hamlog、Ctestwin、Digital Sound CW(DSCW)、MMTTY、MMSSTV、MMVARIを立ち上げる場合にトラブルになった時、ほとんどの要因は「ポートの競合」だろう。基本的に先に「使ったもの勝ち」となる。

そこで各ソフトウェアとポート、サウンドボードまたはUSB Audio CODECの関係を、改めて表形式で整理してみました。

前にも申し上げた通り、リグとパソコンをUSBでつなぐことは、RS-232Cなどの通信とは異なって、あくまで仮想のポートなので気を付けなければならない。

リグをUSBでつないだ時に、ディバイス・マネージャのCOMポートには、1台あたり2個のポートが形成される。
無線機のメーカーによって表示のされ方は異なるようだが、ヤエスの場合「Standard」と「Enhanced」になる。

イメージ 1

Turbo Hamlogは、リグから周波数とモードを取得することが必要なので、COM PortのEnhanced(拡張ポート)を使う。その他のポートは、他のソフトで使用することができる。
しかしCQマシーンの機能を使う場合は、USB Audio CODECまたはサウンドボードにつながったマイクと、リグに送り出すスピーカーを使います。
更にCQマシーンでPTT制御を設定するとCOM PortのStandard(標準ポート)を使うことになり、他のソフトを同時に使用することは出来なくなります。

Ctestwinは、CWのキーイング、PTT制御でCOM PortのStandard(標準ポート)を使う。
Ctestwinでリグコントロール(周波数とモードの読取り)をセットした場合、ハムログと同じCOM PortのEnhanced(拡張ポート)を使うので、他のソフトとの同時使用はできない。
更に「録音」機能を使う場合は、USB Audio CODECまたはサウンドボードのスピーカーとマイクが使われる。
最新のCtestwinには、MMTTYとMMVARIのモジュールが組み込まれているので、競合と言おうか、有り難いことにソフト上で切り替えているようで、同時使用ができるのも魅力でしょう。

Digital Sound CW(DSCW)は、特に高度な信号処理にプログラムを費やしている分、入出力は極めてシンプルだ。
使っているポートはCOM PortのStandard(標準ポート)だけCWを送出し、USB Audio CODECまたはサウンドボードにつながったマイク入力でCW解読を行っている。
Turbo Hamlogとの連動も、ハムログ側でCQマシーン、PTT制御を使ってなければ、同時使用ができる。

MMTTYは、USB(仮想)ポートを使う場合には、何度も申し上げている通りEXTFSKのパッチが必須だが、FSK(リグを直接キーイングする方式)か、AFSK(SSBなどに変調をかける方式)によって設定は異なる。
FSKの場合、COM PortのStandard(標準ポート)でキーイング信号とPTT制御信号をリグに送る。受信はUSB Audio CODECまたはサウンドボードにつながったマイク入力から入力された音声信号をデコード(RTTY解析)している。
一方AFSKでは、COM PortのStandard(標準ポート)でPTT制御を行うほかには、ポートは使わない。
USB Audio CODECまたはサウンドボードにつながったスピーカー出力の音声でリグに変調をかけている。
もう一つは、Radio Commandを設定した場合に、COM PortのEnhanced(拡張ポート)で周波数、モードを取込むことがでいるが、Hamlogが先に起動していると、競合のためにポート・エラーが発生する。

MMSSTVMMVARIは、MMTTYのAFSK方式とポートなどの使われ方は一緒です。
またRadio Commandも同じような使われ方をするので、他のソフトとの同時使用は出来ないと思っておけば、間違いないでしょう。

当局が作ったWinPTTも同様に、COM PortのStandard(標準ポート)でPTT制御を行っているので、ハムログ以外のソフトとは同時使用できません。

各ソフトウェアの設定で、ポートを競合させなければ、普通に使えるので、自分の運用にあわせて設定することが、ポートエラーを少なくする秘訣でしょうか。

また仮想ポートは、他の専用USB機器の比べて立場が弱い?・・ので、USB接続に変化があると動かなくなることもあるようです。
まず「ディバイス・マネージャ」で、ポートの確認をすると良いと思います。


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    大変わかりやすい表と説明、ありがとうございます。
    LMDさんのDSCWの記事を参考にさせていただきVer8.0を稼働させることができました。
    RIGはFTDX3000Mで直接USBケーブル接続です。
    ただオーディオがFTDX3000Mの出力が高すぎてひずむので、入力をアナログに変更するかどうか考え中です。

    [ JG1ULT ]

    2016/4/1(金) 午後 8:41

    返信する
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    > JG1ULTさん
    お褒め頂き恐縮です。当局の使っているヤエスはFT-991ですが、
    SET UP MENUの「CW OUT LEVEL」と言うのがあり、
    そこで調整するとUSB AUDIOへのレベル調整ができます。
    またご存じとは思いますが、Windowsの「コントロールパネル」で
    ハードウェアとサウンド→オーディオデバイスの管理→サウンド画面が出たら、「録音」タブに「マイク USB Audio CODEC」という表示があります。
    その部分で右クリックでポップアップメニューの「プロパティ」を
    選択します。
    マイクのプロパティという画面が出たら「レベル」タブを選んで、そこで音量調整ができます。当局はレベル50で使っています。
    お節介かもしれませんね・・・失礼しました。

    JH1LMD

    2016/4/2(土) 午前 2:26

    返信する

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