第2の地球(エメラル星)

一人の地球人が、他の星で生活する物語です。

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 と、ジアースは会議を外れて、王室へ行った。王室にはカイザーがいた。
カイザー:ジアース殿。今日はどうしました?
ジアース:私はアローンのシンという者について話をしたいんですが。
カイザー:なるほど。今はザバン様は外交に力を入れているようです。歓喜祭のためだと思います。で、用はシンという者が何ですか?
ジアース:彼は他国にいながらにして大人材だと思います。宗教団体のカソンがいては彼は自分の実力を発揮できないでしょう。
カイザー:なるほど。彼がどういう考えを持っているかについて、実際に会って話がした方がいいでしょうな。
ジアース:では私がアローンへ行きます。
カイザー:ジアース殿。焦る必要はないのではありませんか。
ジアース:しかし、彼を亡くすにはあまりに惜しい。人格も完成されているというではありませんか。
カイザー:確かにそうなら、わが国に連れて来た方がいいでしょうな。
 と、そこにザバンが現れた。
ザバン:おお、ジアースよ。どうかしたのか。
ジアース:アローンのあるものを救いたいと思いまして。
ザバン:その話か。あるものとはシンであったな。宗教団体の強烈ないじめに当ているだけでなく殺そうとされているものだな。よし、私がアローンへ行こう。
ジアース:私では駄目ですか。
ザバン:ジアースは忙しすぎる。ここは私に任せなさい。
ジアース:ザバン様がそうおっしゃるなら私はこの国で待機しています。
ザバン:これから出発する。ジアース。カイザー後は頼んだぞ。
ジアース:はい。
カイザー:はい。
 と、ザバンは出発した。

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   ローレンシア歓喜祭9(あと83日)
 今日もジアースら3人はいつもの時間にいつも通り中庭で体操をし食事を終えた後、会議に臨んだ。歓喜祭のメンバーは会議室に集まった。
ジアース:では今日で計画に関しては最後だ。決まったことは私が企画書にまとめた。まず、この企画書を目にしてほしい。
 歓喜祭のメンバーは企画書を読んだ。全員納得した。
ジアース:では、みなは何か意見があるか?
スピーク:ジアース様。実はですね。アローンという国が問題を抱えているのはご存知ですよね。
ジアース:知っている。アローンに存在する1番大きい宗教団体カソンが一人の人間を攻撃し、侮辱し、そのものの持っているものをすべて奪っているといううわさは聞いている。
スピーク:そうです。しかもその一人の人間はシンというものなのですが、彼は相当な実力者らしいのです。歓喜祭に招いてみては。
ジアース:そうだなあ。彼の経歴はテロを一時的に止めた。しかし、シンはカソンから命を狙われているらしい。アローンで政治的に抹殺されるらしい。そのものについてみなはどう思う?
ウォル:私は保護すべきだと思います。彼には大きな夢があります。それをカソンが邪魔しているらしい。シンの夢は大企業計画を実行すること。そして、それを持って民衆を救うことらしいのです。
ミュウ:そんなにすばらしい人なの?
ジアース:そうか。ますます彼が欲しくなったなあ。もし、仮に、ローレンシアで大企業計画をやらせたらどうなるかなあ。われわれは歓喜祭で経済効果を狙っているが、彼の考えも聞いてみたい。
リリィ:しかし、一人の人を攻撃するカソンという宗教団体は何を考えているのでしょうか。
ドルア:私は彼の能力への嫉妬と思いますが。
ジアース:それにしてもカソンはひどい。新は人類のことを考えている者と言われているではないか。彼がかわいそ過ぎる。
キサン:しかし、われわれは何もできないのが現状です。
ジアース:金を払ってでも彼を連れて行きたいなあ。
ミュウ:このことはお父様に話したらどう?会議では決めることはあるんでしょ?
ジアース:では、皆の者、内容は企画書のとおりだが、それに依存はないか?依存がある者は手を上げてくれ。
 と、手を上げるものはいなかったので、決定した。
 企画書は次のとおりである。

   歓喜祭企画書
 1.ミスローレンシアコンテスト
 2.主張大会
 3.コンサート
 4.クイズ大会
 5.スポーツ
 6.展示会
 7.博覧会
 8.遊園地
 9.動物園
 10.マジックショー

 1.ミス・ローレンシアコンテスト
・参加資格:15歳から24歳までのローレンシア王国国民の女性
・締め切り:9月10日
・内容   9月17日 1次予選。アンケートによる心理審査(1万人に絞る)
      9月20日 結果発表
      9月30日 2次予選 テストによる知力審査(1000人に絞る)
      10月5日 結果発表
      10月10日 3次予選 論文審査 (50人に絞る)
      11月1日 結果発表
・本線   12月1日(1回戦)ファッションショー
      12月3日(2回戦)歌を歌う
      12月7日(最終戦)特技を披露
 司会:未定   審査員:サハリン 他4名)

 2.主張大会
 参加資格 ローレンシア王国国民10歳から60歳まで
 内容 12月1日:幸福について
    12月2日:愛について
    12月3日:人類問題について
    12月4日:ローレンシア王国への意見
    12月5日:倫理について
    12月6日:技術について
    12月7日:人間主義について
 応募日:9月8日
 締切日:9月15日
 審査期間:9月16日から11月20日
出演者発表:11月21日
出演者人数 1人約10分から20分(1日30人)
 司会者:未定  審査員:未定

3.コンサート
  現在の出場者
    サハリン(女)
    ガイ(男)
    カルファー(女)
    グッディ(女)
    ヨウリン(女)
    チュンレン(男)
    カルス(男)
    ウィルソン(男)
    タイムズ(男2人)
 チケット予約開始 9月15日

4.クイズ大会
 参加資格:15才以上の者(国籍問わず)
 場所:未定
 出場者募集:9月9日〜9月16日
 予選:各地域で開始
  予選での開催日:未定
  本線の出場者:100人
 決勝戦:12月7日

5.スポーツ
 野球、サッカー、武道
 野球、サッカーの出場者:プロの中からファン投票。
 武道:全世界国民(募集9月9日〜9月16日)
 予選:未定

6.展示会
 ローレンシア王国の歴史

7.博覧会
 ロボット
 バイオテクノロジー
 
8.遊園地
 エンジョイランド(常に開放:歓喜祭用特別企画あり)

9.動物園
 いつも通り

10.マジックショー
 出場者:ナボリタン、マジック工場、ミカ、チューリップなど
    1人1時間ぐらい、1日4時間、計28人

 企画書の内容はこうである。反対者がいなかったのでこの企画通りに行うことになった。
リリィ:それにしてもジアース様。企画書の整理大変だったでしょ。
ジアース:まあ、昨日整理したからなあ。ところで、今日も皆にそれぞれ動いて欲しい。特に見たいになっている審査員も決めておいてくれ。私はこれからザバン様のところに行く。

開く トラックバック(7)

ジアース:なあ。ミュウ。この国は本当によくできているな。
ミュウ:それは前のジアースが頑張ったからよ。
ジアース:過去の未来の俺ってそんなの凄かったのか。
ミュウ:もちろん。
 と、ミュウとジアースはしばらく雑談をしていた。
そうこうしているうちに、サハリンのCM撮影は終わった。
サハリン:ねえ、ジアース。ミュウ様。何の話をしていたの?
ジアース:この世の道理について。まず。この世界には、天が存在するかどうかだ。俺は天というか、創造主はいると思う。俺は、昔小説を書いていたのだが、小説のキャラクターにとっては作者が創造主であり天である。もしをれたちの世界が、小説の世界ならば、創造主は存在する。そして、我々が生きていくには創造主の決めた法則とは何かを解明しているのがローレンシア王国の倫理であるのだ。
ミュウ:少し宗教の思想は入っているけど、これはみんな納得できると思う。私たちは創造主が作ったキャラクターであると思う。ということを話していたの。
サハリン:ジアースって深いね。
ミュウ:ところで、そろそろ夜だから、王宮に戻りましょ。
 3人はカランの王国車に乗って王宮についた。
ミュウ:ねえ。ジアース。明日は会議だよね。
ジアース:そう。各部署の最終報告だ。
ミュウ:今日は歓喜祭について細かいところを話しましょ。
 3人は歓喜祭について話し、企画書を作って夜を過ごした。

開く トラックバック(6)

と、そこにテレビ局の局長のシュウが来た。
シュウ::ジアース様。ミュウ様。局にこられているということで挨拶にまいりました。
ジアース:これはシュウさん。恐れ入ります。
シュウ:歓喜祭は今のところは順調ですね。
ジアース:はい。
シュウ:ですが、私は心配することがいくつかあるのです。歓喜祭をきっかけに国民の体質が変るのではないかと。
ジアース:具体的に言うとどういうことですか?
シュウ:外国人を呼ぶことです。一番心配なのが、他宗教から必ず宗教の勧誘があることでしょう。無宗教国家である我が国が他国の影響を受けなければいいのですが。
ジアース:で、なるほど。
シュウ:で、我が国での王国支持から、宗教支持になると、王国の権威が下がるのが心配です。
ジアース:それは心配ありません。王国の思想は他の宗教を超えています。
シュウ:しかし、宗教にはカリスマ性があります。その点が心配なのです。
ジアース:そうだなあ。その辺も手を打つ必要があるなあ。
シュウ:そうですね。
ジアース:ただ、宗教はそれなりの力を持っていますが、人は悟りにより天と通じることができるのです。ですから、この国に必要なのは、この世の法則を悟ることなのです。真理は一つですから。
シュウ:確かにそう思います。私もテレビで我が国の思想を反映させるのに更なる努力をしていきたいと思います。
ミュウ:ねえ、ジアース。クイズ大会での問題にローレンシア王国の思想を出してみたら?
ジアース:ミュウ。それもいい案だな。とにかく、今のうちにいろいろな問題に対し考えておく必要があるな。
シュウ:ジアース様。私は今日は挨拶する時間しかありませんでしたが、今度はゆっくりと話したいものです。
ジアース:私もです。
シュウ:では、私は今日は時間が無いのでここで失礼させていただきます。
 と、シュウは自分の仕事に戻った。

まずはサハリンのところへ行くため案内所に行った。
ミュウ:私はローレンシア王国の王女ミュウだけど、サハリンはどこ?
案内所:ミュウ様でございますか。はい。サハリン様は今CMの撮影中です。第5撮影室へ行ってください。
 と、ミュウとジアースは撮影室に行った。
サハリン:あれ?ミュウ様とジアースじゃない。
 サハリンは休憩を取っていた。
ミュウ:サハリン。撮影は終わった?
サハリン:まだですよ。
ミュウ:私たち見学に来たのよ。
サハリン:ミュウ様。そんな時間はあるのですか?
ジアース:歓喜祭でやることは大体終わっている。
サハリン:じゃあ、私はこれからCMの撮影だから見学していて。
 と、ジアースとミュウは:第2回ミス・ローレンシアコンテストの参加者募集のCMをみていた。この時のサハリンは一段と美しかった。

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