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或る日の夕方の早い時間に。店に仕込みにいった。
八百屋と肉屋と魚屋を周り。料理の材料を仕入れてから。
店に着いたら珍味屋に電話しないとなぁ。
それとぉ。酒屋にもぉぅ・・・・・・ッテ
アンガイ ボクッテぇ 真面目デッセェ ヤル時ハぁヤル
ッデ。店の扉の鍵ぉ鍵穴に刺したら鍵が開いていた。
ナンやぁ。ママぁ。鍵も掛けんと帰ったんかぁ。ドアホがぁ~!
ドッカぁ抜ケトル 狸ィ目ェ~! 糞ババァガァ エラソウニぃシヤガッテぇ!
ット 呟キ毒ヅキなんかぉボク。いたしました。ハイ
両手に仕入れた荷物を持って。肩で扉を押し開けたら。居った。
出勤途上で見掛けた女がママぁと。カウンター席に仲良く座っていた。
「ぁッ!チィフ。コン娘(コ)ぉ。アンタの知り合いヤッテなぁ。」 ット ママぁ狸が。
「ハッ。ァァァ?」 ッテ 素直なボクが。
「サッキはぁ。お世話にぃなりましたぁ~!」
ヒトぉナメトル女狐ガ オ元気良ク
「アンタ。たまにはエエコトしますんやなぁ。」
「イッ。いやぁぁ。ママぁエェコトなんかぁ・・・・」
シトラン コノゴロはサッパリ 致シテナイ
ッデ。ボクの頭は。滅多とないフル回転状態。
ナニガナンヤラぁ。サッパリぃ。ワケ判ランカッタ。素直ナボクハ
ッデ。仕入れてきたモンぉ。冷蔵庫に仕舞いながら。
ママぁに声ぉ掛けて厨房まで来てもろた。
カウンター奥の狭い厨房での。狸ママぁと二人キリの楽しい会話。
「アンタ。アン娘ぉドナイ想うんや?」
「ママぁ。ワイな。アン娘と知り合いチャイますよぉ。」
「ナンでや?アンタと。茶ぁ飲んだ言うてるがな。」
「飲んだコトは飲んだんやけどなぁ。」
「なぁッテ。ナンや?」
イツモノ詰問口調ヤッタ マッ 追イ込ミ口調トモ言ウ
ボクが仕入れの前に。魚町(トトマチ歓楽街)通りの四つ角に在る。
某喫茶店で。早い朝食(トースト モシクハ サンドウィッチ)ぉ喰っていた。
アッ!早い言うてもぉ。夕方近くですよ。ぼくらの世界じゃぁ。
其のくらいはぁ。朝なんでっせ。ダカラ早起き。ボクはトッテモ早起き。エライ!
ッデ。茶店でパンぉ喰っていたボクの隣のテーブル席にぃ。
問題のぉ。女狐。居った。
「済みませんぅ。チョットぉ。」
猫撫デ声デ。隣のボクに。粉カケクサッタ。
身の程知らず目ぇ~!
「ナンやぁ?」
ボク。スポーツ新聞(文化人の嗜み)ぉ。視ながらヤッタ。顔も上げんカッタ。
「ウチぃ。此処らで働きたいんですけどぉ。知りませんかぁ。」
「ナンぉや?」
「働けるお店ぇ。」
「アンタ。歳ぃナンボヤネン?」
「ハタチですぅ。」
嘘ツケ。アホカ。ナメトンカぁ~! ット。ボク。ココロで。
「知らんわ。ナンでワイに訊くんや?」
「オニイさんぅ。エェ人みたいやもんぅ。」
嘘ツケ ワイぉ正直者ヤトォ! ナメトンカァ! ット ヤッパリぃココロで。
「そぉか。ホンならぁ。マァ。気ぃつけといたるわ。」 ッケ!ット ココロで。ハイ
ッデ。完全無視いたしました。サッサト珈琲など頂き。パンぉ咥えながら茶店を後に。
今から想うたら。仕入れる店の前には。コノ女狐が居った。よぉなぁ?ハテ?ナ。
「ママぁ。アナイナぁショウベン臭いん。アカンでぇ。」
「そぉかぁ?ソヤケドな。ウチが要らん言うたらアン娘ぉ・・・・」
「アカン!アカン!ママぁ。ショウモない気ぃ起こさんといてんかぁ。」
「ショォモないって。アンタぁ。」
「ワイがキッチリ帰しますさかいな。エェやろ?」
「アンタな。ドナイして此処が判ったんや?。」
「○○のお店でぇ。マッチでぇ・・・」
死モタ。ット。ボク。 サッキの茶店でタバコに火を点けたんはぁ。
ウットコのクラブのマッチぃ~! 置き忘れ致しました。ボク。
横っ腹ぁ。ママぁにぃ。想いっクソぉ。尖がった肘で突かれた。
「アンタぁ。コン妓のぉ面倒みいや。」
若いコロ。雇われていた某クラブがあるテナントビル。
其のビルの一階フラァー
店の入口横のビル壁には。
ホステス急募集。
っの求人の張り看板みて応募してきた。
張り看板は常時っていました。店の入り口横の壁に。
「アンタ。ドナイ想う?」 狸(ママ)が訊いてきた。
「ドナイッテ?」 ワイ。
ワイ。今夜。一組十人ほどの予約の準備ぉするので店に着た。
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