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叔父のことなど

 12月12日(日)
 軸の本社例会。新人が増えたが、来られなくなった人も多い。ここのところずいぶんメンバーが入れ替わった。
 
 奔放な小石霜夜の胸に落つ       保子
 ペンギンの群れに胸に駅長十二月  めぐみ
 両耳を立て就活の雪兎         由紀恵
 
 三句目は、孫の就職が決まっての句ということだが、うまいことをいうものである。孫とも、就職が決まったとも言わず、ただ孫の苦労を客観的に見つめ、メタファーで写生し、しかも愛情がにじみでている。文学だなあと思う。身辺詠はこうありたい。
 
 夜、叔父が危篤という知らせがあった。福生の病院へ急いだが、間に合わなかった。最後は少し苦しんだということだったが、安らかな死に顔であった。
 子どもの頃は、あちこちに連れて行ってもらった。蓼科の叔父の別荘で一週間暮らしたこともあった。洋弓も乗馬もこの叔父に教えてもらった。感謝のほかない。
 
 暁闇の枯野へ鞭を入れる騎手  敏
 

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